ポートランドのBDF関係者の何人もからおオススメされた、シークエンシャルという会社のステーションへ。オレゴン産のキャノーラと廃油から作ったBDFを売っている。ガススタンドのコンビ二も兼ねる建物の屋根の上には、約4500種類ほどの背の低い植物がびっしりと生えている。建物自体も自然のエネルギーを利用して空調するパッシブソーラを取り込んだ文字通り緑のエコステーションだ。
ユージーンに住む知人の柴田さんと再会を祝して昼食をとった後、今後のルートについて迷っていた。これから行きたいベンド方面は雪の予報がある。無難に西海岸を南下するにはメインハイウェイのある西側を通る方が安全だが、今までずっと連絡を取ってきたサポーターのブレナンが期待して待っていることを思うと、オレゴン中部へ向けて山に入ることに決断した。
チェーンが必要という情報もあったが、雪がちらほらちらついたものの、どうにか持ちこたえてくれた。ベンドに到着するとすでに地元のテレビが取材に来ていて、ライブでプロジェクトの紹介をされてしまった。ドキドキ!
よくアメリカのテレビニュースに出てくるリポーターがいて、発電機で照明を供給するテレビ局のバンがいた。なんだか不思議な気分だ。
ベンド・バイオディーゼル・コープの歓待を受け、リモデル中のアールデコ風の家に泊めてもらった。
廃油回収量 47L
走行距離 245km
お世話になった人たち:イアン、柴田さん、ブレナン、マイク、ジム、クリント