モンテスコのブーリエさんの農場に到着

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8時過ぎにバルセロナを出発、ペルピニャンに向けて出発。途中高速道路の渋滞で遅れる。到着は午前11時ころになった。11時ペルピニャンの近くモンテスコのブーリエさんの農場に到着。着くとすでにアンデポンドン・カタラン紙のカメラマンとライターが待っていて、さっそく取材を受ける。
175リットル+100リットルほどすでに用意されていた。やはり、色々なものをとりいれオーガニックにこだわる農家だけあって、行動力とネットワークの豊富さにおどろく。また、住居やワイナリーはとてもきれいで美しい。やはり奥さんのセヴリンさんの芸術家的センスがあるからなのだろう。
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昼食は、ご主人のフィリップさんが腕をふるって作ってくれたソーセージと羊肉のバーベキューで歓迎を受ける。
午後からは集めていただいた油を濾す作業に入る。そうそう、スペインからたまっていた洗濯をさせてもらう。もう限界だ。
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晩ご飯はタイの炭火焼、ズッキーニ、トマト、タマネギをオリーブオイルとコリャンダーで和えただけのサラダ。野菜はこの農家でとれたもので、オリーブ油をかけただけなのにすごくおいしくて、食が進む。こんなに夕食でサラダを食べた事がないというくらい食べた。もちろん、最後のデザートもとてもうまかった。
ブーリエさんは土作りから瓶詰めまでやるオーガニックワインを作る農家で、98年からここでワイン作りをしている。ぶどう畑の広さは約40ヘクタールある。奥さんのセヴリーヌさんが主にワイン作りをしていて、ご主人のフィリップは保険会社と掛け持ちで運営している。ここ数年乾燥が続き、水不足で苦しんでいるという。農家は水の使用制限があるため自由に水が使える訳ではないようだ。このブーリエさんのシャトー名はシュトー・ド・ルーという。
ご主人はカタラン出身でそのことに誇りを持っている。ペルピニャンはフランス領だが自分はカタラン人なんだと主張する。もちろんカタラン語をしゃべり、フランス語、英語が堪能だ。

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