ピザリア「サンタルチーヤ」

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午後3時頃、システロンのイビスホテルを出発。イタリアのブラに着いたのは夜10時ごろだった。街の商店街はすでにしまっていてレストランは開いていない。カフェで地元のイタリア人に教えられてピザリアを紹介してもらう。
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このあたりでは唯一開いている店だった。サンタルチーアというピザリアでは歳のいったおばあちゃんとあばさんらしき2人がきりもりしていた。後は数人の男性があつまり軽食を食べながら雑談していた。店に入るとみなれない東洋人が入ってきたという感じで、ジロジロとみられたがおかまいなしにテーブルにつく。当然店の人はイタリア語しかはなさない。メニューをみてスパゲティがあったのでカルボナーラを頼む。やっとスパゲティらしいパスタが食べれると思うと期待で胸が躍る。
たしかに出てきたスパゲティはアルデンテの腰のあるパスタだった。感動とともに黙々と食べる。一通り平らげた後でもちろんデザートを頼む。(頼んだのはテラミスだ!)
そこでせっかくなので廃食油があれば分けてもらおうと思い、席を立ち上がって英語でだれか英語を話す人はいませんか?と大きな声で話してみる。するとピンク色のTシャツを着た男性が手をあげてくれた。さっそく事情を説明して廃食油をさがしているというと、なんと彼の彼女(奥さん)はここで働いている従業員だった。すでに私服を来て帰るところだったが彼女に彼が頼むと奥に行って油を確かめてきてくれる。なんと廃食油があるという。
裏の物置の様なところにいくとなんと40リットルもあるではないか!すごい。言ってみるものだ。
さっそく、車を遠い駐車場から取りに行く。店の前に置いてお披露目をする。
中庭に車を移動して廃食油をひしゃくで組んでいると扉の向こうで沢山の光る目がみえた。みんな興味ぶかげに見ている。
実は、この街にあるスローフード協会にあるレストランで食事をしたくて寄ったのだと話すとその見に来た中にスローフード大学の学生がおり、先日勉強に日本の名古屋に行ってきたというもがいた。そのカップルは英語が堪能で、このバイオディーゼルカーにもとても興味があるという。ジャーナリスト志望で記事を書いたりするので是非明日スローフード大学に遊びにこないかということになった。それとスローフード協会にも知り合いがいるので連絡して会わせるようにしてくれるということになった。偶然とはいえ本当にありがたい。
廃食油を補給した後、車が安全に停められ、近くにあるホテルをMASSIMOに連れて行ってもらう。ベストウエスタン宿泊。地下駐車場は完璧なまのでセキュリティがなされていた。ありがとう、マッシモ!そして結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。
走行距離:245km
廃食油:40リットル
お世話になった人:MASSIMO CAVALLOTTO、Stefania SIRAGUSA、Marco SERVETTO

カテゴリー: europe パーマリンク

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