8月15日
ハンガリーのブダベストから約1200キロ走り続けてキエフに着いたのは、朝の6時過ぎごろ。雄介達がいるアパートに着いたのは8時を回っていた。友人のユーリが今日12時から記者会見を段取りして待っていてくれた。10時半にはアパートを出なければならない。シャワーを浴びて服を着替えて、寝る暇もなくすぐに記者会見の会場に移動する。ほとんど寝ていないのでもうろうとする中、会場に着くと約38のメディアが集まると聞く。テレビ局が8社、その他新聞社、雑誌社などだ。こんなにすごいことになっているとは思っていなかったのでビックリした。
通訳をやってくれるナジーラも、まだこのプロジェクトをすべてを把握している訳ではないので、ぶっつけ本番ということになる。
会場は人が入れないほどの人数にふくれあがり、SIXT社のプレス担当のウラジミールさんが、記者会見の口火を切った。
スクリーンには僕がバイオディーゼル燃料で走った時のビデオを流し、いろいろな記者からの質問にあった。
一通り話しが終わった後、会場の外にとめてあるバスコファイブのところに移動して、今度はプラントの説明や車の説明に入った。店の前の道路がスペースで他の車もとめてあるため、狭く、大変な状況だった。今までの中でこれだけメディアが集まったのは初めてだ。