キエフの街を散策

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8月21日(木) 晴れ 33℃
バイオディーゼル燃料も160リットルの精製が終わり、バスコファイブもようやく走る事ができるようになった。油を集めていたときにぜひ車を見たいというお店にお披露目を兼ねてキエフの街を走ることにした。
長い間駐車場にとめていたバスコファイブは埃だらけになっていた。まずは洗車をすることにした。幸い、このSIXTには洗車ができる設備もあり、さっそくお願いする。
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SIXTのスタッフは全員僕のプロジェクトはよく知っていて、この2人の洗車係の人もこの先に30キロほどいったところにレストランが一杯あるぞ!と心配してくれていた。本当にありがたい。丁寧に洗ってもらい、バスコファイブはみちがえるほどピカピカになった。気持ちがいい!
出発前に遠心分離機の中に入っている釜を外す。一番後ろに乗っている遠心分離機の中の液をためる釜の軸受けがとても弱いため、アメリカの長旅でキズが入ったようだ。出し入れが渋くなっていて軸受けが少しかけているため、ヨーロッパに入ってからは走行中必ず外すようにしている。手間がかかるが、手間を惜しむと後で困るのは僕らだ。面倒という言葉のバイオディーゼルアドベンチャーの辞書にはない!(カッコつけすぎ?)
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町の中心部で雄介が両替に行っている間、どんどん人だかりになって行った。なんとバイオディーゼル燃料を作っているという人が声をかけてきた。ウクライナにはどうも3社ほどバイオディーゼル燃料を作っている会社があるらしい。
そのうち本格的に稼働しているのは1社みたいだ。その工場はキエフから南に500キロほど離れているという。これから向かう方向とは反対なので、よりたいが燃料が足らない。どちらにしてもバイオディーゼル燃料関係者に会えただけでもすばらしい。
また、個人でバイオディーゼル燃料を作ろうと思っているという人もやってきていろいろ情報を教えてくれた。急にバイオディーゼル燃料のことでいろいろ人と会い始めビックリ。
また、韓国人でストリートパフォーマーだというウォンさんに会った。4年かけていろいろな国を訪ねてパフォーマンスをして、みんなを癒してまわっているのだという。次は車(バス)で家族でアフリカを廻りたいという。できればバイオディーゼルで走りたいので話を聞かせてくれてというのだ。お互いになにかサポートできればいいね、とこの先のことをいろいろ話した。
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前回エンジンオイルを交換してからほぼ5000キロを越えたのでオイルを交換することにする。オイルフィルターとオイルを交換するのを頼む。しかし、オイルはAPI:SM/ILSAC:GF4と書いてあり、どうもガソリン用のオイルだ。ディーゼルはDH竏窒Q/API:CF竏窒Sを選ぶ必要があるが、これでも大きな問題はないようだ。

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