午後3時半、Naberejnye Chelny(ナベレジニエ チエルニ)のKama という川を過ぎたあたりでカマズのRobertが迎えに来てくれる。Kamaz(カマズ)のファクトリーに着くとテレビ局のクルーとVladimir Chagin(ヴラジミール チャギン)が待っていた。RenTV-Naberejnye Chelny(Ren TV-ナベレジニエ チエルニ)のジャーナリストーYuliya Bulyga(ユリア ブルガ)が僕らをインタビューし,プラントの説明を求められる。バスコファイブがカマズのファクトリーのガレージに入るなり、ダカール用のトラックを整備していたメカニックが車の回りに集まってきた。ここまでバイオディーゼル燃料だけで来た事を聞くとみんな驚いていた。質問がいろいろ飛び交い、燃料の精製の手順について詳しく説明する。とても興味津々だった。中にはエンジンをかけて排気ガスの匂いをチェックする者もいた。「ほんとうにディーゼルの匂いがしない!」と驚いていた。
Vladimir Chagin(Rally driver)は、ダカールラリーに17 回参加している大ベテランだ。Kamazのチームはダカールで7回優勝している。そのうち5回はVladimir Chaginのチームが優勝し、2回はKalirovとMoskovskyhのチームが優勝している。カマズチームは今年で20年目の参加となる。現在、整備しているKamazは10台この工場で行なっている。いずれも次回のダカールに出場するためだ。
Vladimir Chaginさんは工場にあるKamazチームのジム、スパ、プール、カフェ、リラクゼーションルームなどを持ち、選手やチームが自由に使える施設を確保している。カマズは1976年から国営のトラック製造会社で今でもロシアの軍用車やバスなども作っている。
Kamazチームのマスター(team leader)Yakubov Semen (ヤクボフ セミョン)にお会いして記念写真を撮る。
距離:
AVG: 5.1
配食油:75リッタ、メタノル−90リッタ、Kamaz(カマズ)12リッタ
お世話になった方:(VladimirChagin(ブラヂミル チャギン)ーラッリドライバー、Vartanyan Alexei(ワルタニャン アレクセイ)−ドライバーさん、YuliyaBulyga(ユリア ブルガ)−RenTVジャーナリスト、Robert(ロベルト)カマズのドライバー、YakubovSemen(ヤクボフ セミョン)−カマズマスター)