沖縄一周 by Earthink その3

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今回宿泊させていただいたところは、元小学校。数年前最後の1人の小学生が卒業してしまい、村で小学校の処分について協議したところ、村のシンボルでもある小学校を残そうということになり、1階は養護施設、保育所、2階は宿泊施設としてリニューアルさせたのだ。(沖縄初の廃校を再生した施設)
IMG_3593.JPG IMG_3577.JPG IMG_3515.JPG IMG_3537.JPG IMG_3601.JPG IMG_3490.JPG
学校を改築した明るくて広い養護施設は、気持ちがいい。広いグランド、遠くには海がみえ、空気が美味しい自然に囲まれた場所にある。一階には保育所があり、小さい子供達が外にでてお年寄り達と話をしたり、一緒に過ごすという環境がとても素晴らしい。
年齢は違うがこどももお年寄りも互いに生活のスピードが似ているので、一緒にいると互いに良い影響があるのではないだろうか。以前からこういう環境が必要だと思っていたのだが、このような場所を実際に目の当たりにできてとてもうれしい。
朝から食堂から出た廃食油をみなさんに入れていただいた。陽気なおばあちゃんは、昔覚えた歌を披露してくれた。
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朝ご飯をいただいた後、近くのウインドミル(風力発電)を見に海岸までバスコファイブを走らせた。天気が良く、風が気持ちいい。僕がカモメなら翼を広げていつまでも上昇気流に乗ってウインドサーフしているにちがいない。
ほとんど対向車とすれ違うことのないヤンバルでは、ヤンバルクイナの飛び出し注意の看板が目立つ。ここを走る車は気持ちがよくて飛ばしそう。けっこうやんばるくいなの交通事故はあるらしい。・・・・バスコファイブはエコドライブなので、スピードは出さないものの、ヤンバルクイナがでてこないか目を光らせて走る。
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東村の旅路の途中、どうしても寄りたいカフェがあり、中村さんになんとか時間を調整してもらい「カフェ山甌(やまがめ)」へ。ここは山の谷間、やんばるの森の中にあるオーナー手作りの木製カフェ。じつは3年前に参加した「アースラン」で立ち寄ったことのあるお気に入りのお店なのだ。木々や葉の香りと川のせせらぎ。テラス席に座り、ケーキセットとコーヒーでちょっと休憩。うーん、気持ちがいい。メニューは添加物を一切使用しない自然食メニュー。お店の一角には地元アーティストたちのさまざまな作品や小物が並ぶ。自然と人の調和が感じられるお茶屋さん、癒されるなぁ。
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次に向かったのは「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」。やんばる・東海岸の約80万坪という広大な敷地に施設&ゴルフコースをもつ高級リゾートだ。ここではバイオディーゼル燃料に興味があり、その様々をぜひとも知りたいとのこと。とてもうれしく光栄だ。贅沢にも広い一室をご用意頂き、バイオディーゼル燃料のこと、精製や機械の詳細を中心にトーク。実際にバスコファイブに油も入れて頂いた。最後はリゾート内のレストランで美味しいお食事までご馳走していだきました!
ここでは広いリゾート内を移動するのに便利な回遊トロリーバスも走っているし、日本料理や中華、洋食まで何でも揃うレストランからは、クリーンな廃食油もかなりの量が出るだろう。この施設内でエネルギーを循環できたらとてもいいだろうな、なんて思ってしまう。これからの取り組みがとても楽しみだ。
「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」の皆様、ご丁寧なおもてなしと美味しいお食事を、ありがとうございました。
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そして最後は、西海岸の「かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」へ。ここは平成16年に県内で始めて「エコアクション21」の認証を取得した、エコホテルを目指したビーチリゾート。皆さん僕らの到着を待っていてくださって、到着するとすぐにバスコファイブの説明に耳を傾け、さらに油も注いで頂いた。
このリゾートでは「サンゴの植え付け講習」が行われているということで、グラスボートに乗せてもらい説明を聞く。この講習はリゾートのアクティビティのひとつで、サンゴについて正しい知識を勉強し、あらかじめ漁協で大切に育てられたサンゴの苗の植え付け体験をするというもの。
実際の海での植え付け作業はプロダイバーの手によって後日行われる。こういった子供も気軽に参加できるサンゴ再生プロジェクトをここでは国際サンゴ礁年の2008年から行っている。また、ここ恩納は海人と協力し、こういったサンゴの植え付けが積極的にされているエリアだという。
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グラスボートから海をのぞく。「植え付けたサンゴは、あれなんですよ」ガイドさんが指さした先を見ると、小さなサンゴが半円型の保護ネットに守られて海中にあった。保護ネットはブダイなどの魚にサンゴが食べられてしまうのを防ぐためで、成長すると撤去されるとのこと。
サンゴの森を守り育てる。山の森林再生と同じように、海でもこのような試みがされているのだなぁ。非常に興味深い活動だ。次は水中でそのサンゴの姿を間近で見てみたいと思う。
「かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」の皆様、温かい歓迎をありがとうございました。

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今回宿泊させていただいたところは、元小学校。数年前最後の1人の小学生が卒業してしまい、村で小学校の処分について協議したところ、村のシンボルでもある小学校を残そうということになり、1階は養護施設、保育所、2階は宿泊施設としてリニューアルさせたのだ。(沖縄初の廃校を再生した施設)
IMG_3593.JPG IMG_3577.JPG IMG_3515.JPG IMG_3537.JPG IMG_3601.JPG IMG_3490.JPG
学校を改築した明るくて広い養護施設は、気持ちがいい。広いグランド、遠くには海がみえ、空気が美味しい自然に囲まれた場所にある。一階には保育所があり、小さい子供達が外にでてお年寄り達と話をしたり、一緒に過ごすという環境がとても素晴らしい。
年齢は違うがこどももお年寄りも互いに生活のスピードが似ているので、一緒にいると互いに良い影響があるのではないだろうか。以前からこういう環境が必要だと思っていたのだが、このような場所を実際に目の当たりにできてとてもうれしい。
朝から食堂から出た廃食油をみなさんに入れていただいた。陽気なおばあちゃんは、昔覚えた歌を披露してくれた。
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朝ご飯をいただいた後、近くのウインドミル(風力発電)を見に海岸までバスコファイブを走らせた。天気が良く、風が気持ちいい。僕がカモメなら翼を広げていつまでも上昇気流に乗ってウインドサーフしているにちがいない。
ほとんど対向車とすれ違うことのないヤンバルでは、ヤンバルクイナの飛び出し注意の看板が目立つ。ここを走る車は気持ちがよくて飛ばしそう。けっこうやんばるくいなの交通事故はあるらしい。・・・・バスコファイブはエコドライブなので、スピードは出さないものの、ヤンバルクイナがでてこないか目を光らせて走る。
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東村の旅路の途中、どうしても寄りたいカフェがあり、中村さんになんとか時間を調整してもらい「カフェ山甌(やまがめ)」へ。ここは山の谷間、やんばるの森の中にあるオーナー手作りの木製カフェ。じつは3年前に参加した「アースラン」で立ち寄ったことのあるお気に入りのお店なのだ。木々や葉の香りと川のせせらぎ。テラス席に座り、ケーキセットとコーヒーでちょっと休憩。うーん、気持ちがいい。メニューは添加物を一切使用しない自然食メニュー。お店の一角には地元アーティストたちのさまざまな作品や小物が並ぶ。自然と人の調和が感じられるお茶屋さん、癒されるなぁ。
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次に向かったのは「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」。やんばる・東海岸の約80万坪という広大な敷地に施設&ゴルフコースをもつ高級リゾートだ。ここではバイオディーゼル燃料に興味があり、その様々をぜひとも知りたいとのこと。とてもうれしく光栄だ。贅沢にも広い一室をご用意頂き、バイオディーゼル燃料のこと、精製や機械の詳細を中心にトーク。実際にバスコファイブに油も入れて頂いた。最後はリゾート内のレストランで美味しいお食事までご馳走していだきました!
ここでは広いリゾート内を移動するのに便利な回遊トロリーバスも走っているし、日本料理や中華、洋食まで何でも揃うレストランからは、クリーンな廃食油もかなりの量が出るだろう。この施設内でエネルギーを循環できたらとてもいいだろうな、なんて思ってしまう。これからの取り組みがとても楽しみだ。
「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」の皆様、ご丁寧なおもてなしと美味しいお食事を、ありがとうございました。
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そして最後は、西海岸の「かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」へ。ここは平成16年に県内で始めて「エコアクション21」の認証を取得した、エコホテルを目指したビーチリゾート。皆さん僕らの到着を待っていてくださって、到着するとすぐにバスコファイブの説明に耳を傾け、さらに油も注いで頂いた。
このリゾートでは「サンゴの植え付け講習」が行われているということで、グラスボートに乗せてもらい説明を聞く。この講習はリゾートのアクティビティのひとつで、サンゴについて正しい知識を勉強し、あらかじめ漁協で大切に育てられたサンゴの苗の植え付け体験をするというもの。
実際の海での植え付け作業はプロダイバーの手によって後日行われる。こういった子供も気軽に参加できるサンゴ再生プロジェクトをここでは国際サンゴ礁年の2008年から行っている。また、ここ恩納は海人と協力し、こういったサンゴの植え付けが積極的にされているエリアだという。
IMG_3814.JPG IMG_3874.JPG IMG_3904.JPG IMG_3878.JPG IMG_3905.JPG
グラスボートから海をのぞく。「植え付けたサンゴは、あれなんですよ」ガイドさんが指さした先を見ると、小さなサンゴが半円型の保護ネットに守られて海中にあった。保護ネットはブダイなどの魚にサンゴが食べられてしまうのを防ぐためで、成長すると撤去されるとのこと。
サンゴの森を守り育てる。山の森林再生と同じように、海でもこのような試みがされているのだなぁ。非常に興味深い活動だ。次は水中でそのサンゴの姿を間近で見てみたいと思う。
「かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」の皆様、温かい歓迎をありがとうございました。

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