10月25日曇時々雨。群馬県高崎市では、2000年10月、高崎市及び姉妹友好都市の代表者による「第3回高崎サミット」が開催されたことをきっかけに、毎年10月27日を市民一人ひとりが、地球環境を考え、行動する姉妹都市共通の記念日となり、地球市民の日としているそうだ。今年は10月25日に高崎市庁舎前でイベントが行なわれた。

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朝、ホテルを出て駐車場に行くとこちらに寄ってくる人がいた。去年フォーバイフォーマガジンでこのバスコファイブを見ていたが、実際に目の前でみることができると思っていなかったと感激して近づいてきてくれたのだ。なんとフォーバイフォーマガジンの読者であり四駆フリークであった。
午前10時からバスコファイブを市庁舎前に設置すると市から参加者に対してエコバックとバンダナをいただいた。(写真右上)
設営を終えると同時に主婦の方が廃食油を2リットル持って来てくださった。写真左2段目は、バイオカーの設置や電源の確保などお世話になった環境政策課の吉井さん。
高崎市暮らしの会 >>
会長の国峯溌子(クニミネハツコ)さん(写真右上2段目)は80代だそうだが、全然そうはみえない。会では公民館で廃油を回収して、それを集めてセッケンを作り、一般に売っているのだそうだ。その他、マイバッグ運動など積極的に活動されている。このイベントでは牛乳パックから和紙ハガキ制作のデモを行っていた。廃食油を40リットル持って来てくださった。
右上から2段目の男の子「りゅうくん」は、廃食油をプラントに給油するのを自ら買って出てくれた。使命感に燃え、ペットボトルに入った油を猛スピードで注いでくれたのだ!あんなに一生懸命手伝ってくれた子供は今までの中で初めてだ。
後でその子のおばあちゃんがやってきた。孫が途中で迷子になったと思い、彼をずっと探しまわっていたのだという。何かに熱中すると食事も忘れて熱中する子なのだと言っていた。ほんとうにありがたい。彼は将来どんな大人に成るのだろうか。楽しみだ。
下の方の写真は、今回とてもお世話になった青木さんファミリーだ。3人姉妹の内、長女と末娘が廃食油を給油してくれた。次女はマーチング中で残念ながら会えなかった。
高崎市シルバー人材センター>>
高崎市シルバー人材センターの方が60リットルの廃食油を軽トラに積んで駆けつけてくれた。高齢者の方達の技術や経験を社会の為に役立たせようと派遣のボランティア活動をなさっているそうだ。会員や市民と廃食油の回収を一緒に行い月に200リットルほどの廃食油を集めているという。回収場所は高崎で約15か所。暮らしの会とも一緒に行い、暮らしの会で集めた廃食油の運搬も担当している。
回収した後の廃食油は、玉村にある「NPO環境リサイクルサポート」に運び、BDFを精製。10円/リッターで買ってくれるので、そのお金を、中学校の生徒会やくらしの会で活用している。制作されたBDFは、オゼのバスの燃料やパッカー車の燃料となっているとのこと。
高崎市の環境部部長の森下さんと環境政策課課長の黛さんが忙しい合間をぬって見に来てくださった。いろいろ質問をいただき興味を持ってくださったようだ。
お世話になった人達





