じつはこの龍岩祭にも一部BDFが使われている。僕も度々お世話になっている山形の「NPO知音」さんがBDFを提供しているとのこと。野外の発電機にも「天ぷら油で動いています」と貼られていた。そしてトイレや洗い場には、廃油から作られた石けんが自由に使えるようになっている。
体験村というゾーンもあり、草木染めやジャンベ教室など、色々な体験クラスがある。僕は中でも「みつろうキャンドルを作ろう」が気になったので参加してみることに。
みつろうとは、ミツバチが巣の内部の六角形の部屋の壁にコーティングするワックスで、ミツバチがお腹から分泌するもの。はちみつをとった後に残るのがみつろうなんだそうだ。
「みつろうの色や香りは、花の種類によって変わるんですよ。だから季節によっても違う。白っぽかったり、赤っぽかったり。味はないですよ」と先生はろうのかけらをパクリ! 食べてみせてくれた。口に入れても大丈夫なクレヨンとかも、みつろうが使われているのだそうだ。
みつろうはススや煙がほとんど出なくて、燃焼時にマイナスイオンを発生させる。自然界の抗生物質と言われるほど高い抗菌作用もあるとか。光自体もふんわりと優しいのだそうだ。
匂いは優しい甘い香り。みつろうはとても貴重なのだそうだが、これはとてもいい。うーむ、廃油キャンドル作りとコラボができないかな〜。









