遠心分離器を修理

もう夜の8時になるが、どうしても立ち寄りたい会社があった。

僕のプラントに積んでいる極小サイズの遠心分離器を作っている会社「中部セパレーター(株)」だ。

じつはここ1〜2週間で遠心分離器に不具合が生じていた。誤ってBDFが軸に入ってしまったようで、なるべく使用を控えていたのだった。遠心分離器はプラントの要のひとつ、これが正常に動いてくれなければ燃料が作れない。

電話で連絡をすると「今からでもどうぞ」とありがたいお言葉を頂いたので、お言葉に甘えて見て頂くことに。

到着すると、社長さんと息子さんが待っていてくれた。「いや〜、あんた達は元気だねー。」と開口一番。じつは社長さん、一度帰宅されたにも関わらず、工場に戻ってきてくれたようだった。

僕の車は、こういった”縁の下の力持ち”の皆さんによって支えられていると言っても過言じゃない。彼らの一人でもいなければ、地球一周は実現できなかっただろう。本当に感謝しなくては。


早速、機械を回してみる。すると「あ、これは……」と高橋さん。音でわかるようだ。

スムーズではない音を聞き分けて、すぐに解体が始まった。

ハンマーを使ってパーツを取り外す。

中心部分にはBDFが入り込んで、グリスがない状態になっていた。ベアリングを交換して丁寧にグリスをつけていく。


プラントは荷台スペースぎりぎりに作られているから、作業も大変だ。最後の取り付けは頭と手を入れて苦労しながらも丁寧に取り付けてくれた。

さぁ、いよいよ! 動かした音を聞いてみると…… すごくスムーズな音で、サラサラ動いている感じ。その違いに驚いてしまった。修理代を支払おうとすると受け取ろうとしてくれないのだ。

う〜。夜遅くに連絡したにも関わらず、文句一つ言わず、本当になんてできた人達なのだろう。本当に頭がさがります。

日本にはこういった技術をもった方たちが沢山いて、またビジネスだけではない「心」を持った方たちが沢山いる。これこそが日本の宝なのではないだろうかと夜の高速道路を走りながら考えていた。

高橋さん、中部セパレーターの皆さん、お陰様で安心して燃料を作ることができます。

いつも本当にありがとうございます!

この後の日本一周の残りも大事に走ってきますね!

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