何十年も生きた、木を切ること。=諸塚村へ=

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「バスコファイブが行く 九州バイオマス発見の旅 part2」TV撮影3日目。
想像してほしい。
自分で育てた樹齢50年にもなる木を切り倒すとき、
どんな気持ちがするだろう。
テーブルやイス、僕らの身近にある木は、
どんな森で育って、どのような人の手で切られて
ここにやってきたのだろう。
今日僕は、諸塚村へやってきました。
この村の木で造られる “産直住宅” を知るためです。
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「ヴィィィィィン……」
チェーンソーの歯がで杉の木の根本に入れられた。
すると、木が斜めに倒れはじめた。
「バキバキッ、ガランガラン……ズドーン……」
木が折れていく乾いた音と共に、ものすごい地響きを轟かせて
杉の木は急な斜面を転げ落ちていった。
樹齢50年、直径40cmほどの杉の木を倒すのに、
わずか1分もかからなかった。
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<<狙った方向に木を倒すのはとても難しいのだそうです。写真左はこの道30年以上の田中さん(左)と松田さん(右)。写真右は木と森に感謝と祈りを捧げる三原さん。三原さんからすばらしいお話をたくさん聞くことができたんですよ
木を育てる人、切る人の想いと現実。森の中に残された “もったいない” 。
消費者である僕らが感じるべきこと。
そして今注目されるこの村の取り組み、”産直住宅”とは……。
そんなことを、この諸塚村で取材撮影してきました。
僕らの身近な “木” について、一緒考えてみませんか?
大切なメッセージを感じて頂けるのではないかと思います。
ぜひTV放送をご覧くださいね。

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