釜石の被害地域の詳細と避難所情報

釜石の被害地域と避難所情報を現地で聞きました。
地域名がよくわからないのですが、収集した情報と地図で街の名前を参考にしながら記します。
避難所の数は本部でもはっきりと把握できていないが50以上ある。避難所指定しているところ、もしくは地区で集まって自力で行っている場所もあるので、実際には50以上のかなりの数になる、とのこと。
【釜石の駅から港あたりまでの地域】

港から283号線に沿った川を津波が遡り、釜石駅の手前まで被害が及びました。
石応禅寺はお寺の門の前まで。
15日現在は街の中心を走る4号線のがれきは取り除かれ、端に寄せられ、工事車両が通れるようになった。(一般車は通行できない)
聞くところによるとこの地域においおては、津波が川(南)のほうからと、北西のほうから、その両方向から街を襲ったそうだ。
↓【松原町周辺の町】
※南リアス線の上から、トンネルに入る手前で撮影。
見たところ、山の上にある神社と墓地、山のほうの家は倒壊を免れているが、海側は全倒壊の模様で、松原はほぼ全壊。手前に見える道は283号線。

↓【南リアス線路の上から東の町】
※線路から海側、松原の交差点・釜石松原郵便局方面を撮影

※線路から海側、北方向を撮影

【平田地区】※情報のみ
釜石から向かって
山側は、ローソンの裏2件まで家が壊れた。平田の駅そのものは大丈夫だったが、駅のあたりで泥水となって津波が止まった状態。
海側は保育所の下50mまで津波で家が倒壊した。保育所は大丈夫とのこと。
400〜500名は、釜石商業高校(旧釜石工業)の体育館があるので、体育館に避難している。もしくは100〜200名は、ニュータウン「あいぜんの里」に避難している。平田地区であれば、そのどちらかに避難している方が多い。
【尾崎白浜地区・佐須地区】※情報のみ
※平田の東。海側にあるのが尾崎白浜、その真南の海側にあるのが佐須
どちらとも尾崎白浜の小学校に避難している。
【鵜住居・両石・片岸地区】※情報のみ
聞くところによると、かなり倒壊しているとのこと。避難者は
栗林小学校やきかんしゅうらくセンター上栗林集会所、そして釜石の避難所へと、かなり分散している。鵜住居地区にはヒカタという地区があり、集合住宅がある。そこ辺りで集まって炊き出しをしている人々もいるそう。

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