車の燃料であるガソリンがまだまだ不足しているいっぽうで、物資は避難所にほぼ行き渡ってきた。
そうした状況の中「バイオディーゼル燃料で移動する僕らができることは何だろう?」といろいろ考えてみた。
思いついたのは「お風呂や温泉までの送迎」だ。
被災者はまだ風呂に入っていない方がほとんどで、ろくに着替えもない状態が1週間以上続いている。そこで被災地から近い温泉や風呂をさがしてみたが、未だ電気がない、水が来ないなどの理由で営業していない。そこで被災地から100kmほど離れた花巻には温泉があるというので一軒づつあたってみたが、らちがあかない、時間もない。
<<民間有志による復興支援組織「結/ゆいっこ」が立ち上がり、ちょうどそのフラッグができあがりました。被災住民を受け入れる内陸部の広報支援グループとして活動していくそうです
そこで高橋博之事務所にお声をかけさせてもらった。そこにいた花巻市議会議員の増子義久さん、花巻議会議員の細川宏幸さんらが温泉や旅館に声をかけていただき、いくつかの旅館が引き受けてくださることになった。ある温泉では50人乗りのバスがピストン送迎してくださるというのだ。やはり地元の有志の方たちの力はすごいですね。これから各避難所にまわって需要を確認して花巻の温泉と結んで被災者をつなげたい。