3/25 「課題はこれからの生活と仕事」陸前高田・下和野会館 

【陸前高田 下和野会館】
津波が襲った境界線ギリギリにある避難所。
全300世帯ほどのうち、家が倒壊したのは4〜5件。
ほとんどの家が倒壊を免れたが、震災後1週間ほど経つ頃から食料や生活用品の枯渇が問題となっていた。
しかし現在は物資も入るようになり、またひとつ段階がかわっていた。
「自衛隊が毎日給水に来てくれるので水は大丈夫。生鮮食品は不足しているが、3日に1回生協が移動販売を行っているので、まあまあ足りるようになりました。要望としては自衛隊に、灯油を給油車でお願いしている。足がなくて買えない人がいるので」
「今思うのは、これからの生活のこと。仕事をしていないから、給料が入らない。実生活の金銭の問題に対して、どういったケアを国がしてくれるのか。また、仕事が入ってくれば、こうして動ける人が減る。そうなると子供と老人しか残らなくなる。今のような街の状態をどうケアするのか」
生活と仕事。日常をどう過ごして行くのか、新たな課題に直面している。
memo…
電気はほどんど復旧(7〜8件がだめ)
水道と固定電話は当分だめ
携帯はドコモの電波がかなりいい(auは若干)
生理用品やオムツ類はある
生鮮食品は不足気味だが、車で20分ほどのスーパーには販売していた
ヨーグルト、乳製品はスーパーにもない(牛乳はあった)
コーヒーのインスタントが売り切れていた。
ガソリンinfo……
ここ高田町のGSは全部流されたので、ガソリンは緊急車はドライビングスクールでOK。今日から状況がかなりよくなり、住田まで行って並べば、マンタン入るほど。

【支給したもの】
◎ 菓子パン100個(花巻の「ワーク まほろば」さんより)
◎ 入れ歯の洗浄剤
◎ 男女下着1ケース
◎ スニーカー×5
◎ 男性ジャケット×5
◎ 女性用ズボン
◎ 乾電池(単3・50本、単2・10本)
◎ 歯ブラシ&歯磨き粉
【ほしいもの】
◎ 下着が不足(とくに女性用)
◎ 保存できる食料(乾物、麺、レトルトなど)
◎男女ズボン(あったらありがたい)

カテゴリー: around Japan パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です