4/24 「おさなご幼稚園」ブルーヒーター&弁当箱 お届け

津波により被災。泥出しの後、つい数日前に開園した大槌町「おさなご幼稚園」。
今日はダイニチ工業さんからご協力頂いたブルーストーブ2台をお届けです。
震災前までは、床暖房をとりいれて、園舎を裸足で過ごしていたおさなご幼稚園。
「園児たちが気持ちよく裸足で走り回れるようにしていたが、浸水で床暖房が壊れて復旧のメドが経たない。まだ寒い日が続くので、ストーブがほしい」と園長先生。
他の被災した幼稚園でも、浸水でストーブが流されるなどして暖房器具が不足していた。
そこでツイッターで「ブルーストーブ急募!!」を呼びかけたところ
販売元である”ダイニチ工業”さん がいち早く手をあげてくれたのだ。

上の右の写真。被害をうけて、右側のような小さいヒーターを使用していたが、広々と開放的な部屋にはまったくパワー不足だった。左側がダイニチさんが用意してくれたブルーヒーター、広い部屋にも対応できる業務用のもの。これに囲いのフェンスをつけて使用する。

「こんなに早くブルーストーブがくるなんて夢みたい!」
「2つの部屋はストーブがほとんどない状態。小さなヒーターだけで過ごしていたので、本当に助かります」ととても喜んで、何度も何度もお礼を仰られました。
岩手の沿岸では、6月になっても寒い日にはストーブが必要です。
夏場でも冷え込みが激しい日は炊くこともあるそうです。
ご協力を頂いたダイニチ工業のみなさま、
無事にお届けをさせて頂きました。ありがとうございました。
…………………………………………………………………………………

上の写真は園長先生。今日はバザー式で地域の皆さんに物資を公開配給する日。
こうして園内にずらりと並べて、必要なものを各自見つけてもらう。
こちらでは園児たちが使用する、弁当箱セットが不足しているとのことで
「弁当箱/はし・スプーン・フォークセット/小皿/巾着袋」
を購入してお届け。
大槌では街も家も幼稚園も流されてしまった。
被災地ではこういった毎日使うような生活小物も不足している。

カテゴリー: around Japan パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です