5/7 唐丹中学校 ヘルメット30個お届け

被災地の高台にある「唐丹中学校」へ
自転車通学用ヘルメット30個をお届けしました。
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このヘルメット、ツイッターで「ヘルメット急募!!」をよびかけたところ
福井にある塾の先生・道岸さんが集めて釜石までもってきてくれました。
「塾の教え子のOBである高校生が集めてくれた。日本人ってこんなにあったかかったんかと思うくらいすっと集まったんです」と道岸さん。
そして長野からも、ツイッターを見て早急に送ってきてくれました。
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「生徒たちはがれきの山も残る被災地の中を登下校しなくてはなりません。万が一のことを考えて、自転車通学だけでなく徒歩通学の生徒にもヘルメットを被らせたいと思っていましたから、たくさん頂けてとても助かります」と先生。

左は使用できない校舎。右は教室も作られた体育館。

この唐丹中学校は高台にあり、津波の直接的な被害は免れましたが、
震災当時は放課後で、早く家へと戻った生徒ひとりが津波の犠牲となってしまいました。
現在、校舎は教室のある建物が使用できなくなったため、体育館に間仕切りをして仮教室を作り、授業をしています。
「隣の教室の授業が聞こえるんですよ。体育の授業をしていたら、声が聞こえなくなってしまうんですけれど、最近は慣れてきました」
体育館を見学させて頂くと、半分は間仕切りされた教室、もう半分のその奥では体育や運動部の活動スペースになっていて、バドミントン部の女子生徒たちが活動中。
元気のいい声が体育館いっぱいに響いていました。

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