5/31 活動リポート(3)—陸前高田・被災保育園へ—

陸前高田市 広田保育園】
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<<お届けしたもの>>
◎ヨーグルト104個
現在園児79名。
仮設に入ったり、保育園のインフラが復旧する7〜8月頃には戻ってくるよという子供たちもいる。園舎は40センチくらい浸水したが、遊具などは無事だった。
4月25日から開園して、今は普通保育を行う。
—-必要なモノは?
おやつはユニセフや他のボランティアのおかげで安定はしているが、既製品。まだ水がきておらず給水車に頼っているので、以前のような手作りおやつはまだ出せない。もう少ししたら、クッキーやまんじゅう、ケーキなどを手作りで出したい。そうなったらその材料が欲しい。子供用の薄手のパジャマがないのであれば。
—-先生方が必要なモノは?
被災した先生方は、夏物衣料が欲しい。ロングTシャツやハーフパンツなど。仮設に入ったが、細かい生活用品をすべて買わなくてはいけない。みんな遠野の百円ショップに行っていて、いろんな人に会う。遠いし時間もガソリンもかかるので、しっかりリストを作って買いに行く。仮設には押し入れ1つしかないので、冬物などをしまって置く場所がない。ストレージなどがあれば。基本的な家電はあるが、炊飯器の台とか棚とかがなくて困った。何から何まで買わなくてはいけなくて大変。
—-園児たちの様子は?
園児も落ち着き、一時のように津波ごっこもやらなくなった。1人やりたがる子供がいるが、今では誰も誘いに乗らない。すぐ隣の中学校ががれき置き場で、においも粉塵もひどい。風のある日は園庭で遊ばせないようにしている。マスクは昨年のインフルエンザ騒動で皆慣れているので年長さんなどは自分でしっかりマスクをしたりしている。その意味では新しい負担にはなっていないようだ。
—-昨日の大雨は大変だったのでは?
浸水した保育園を再開するには葛藤があった。すぐ隣(ここより低い)の中学校は避難所だったが、被災して小学校で授業をしている。いずれ新しい園舍を他の場所に作らなくてはならないだろうけれど。昨日の大雨と大潮で目の前の海には白波が立っていた。おとといまではこうではなかった。壊れた防波堤も近くに見える。昨日は白波の他に真っ黒な海水が打ち付けてきたという、津波を見た人には相当つらかったに違いない。

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