6/10 被災して避難所で暮らす、お母さんの声

ある避難所で暮らす、お母さんの声。
今の現状と困っていることを話してくれました。
3か月以上も続く避難所暮らしと、炊き出しや仕分けの疲労。
それに増して、様々な手続きや新生活スタートのための個人の用事も増えてくる現状に
悩みと不安を抱えていらっしゃいました
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「……近くの避難所では夜はお弁当と昨日初めて知りました。正直、炊き出しからそろそろ解放されたいというのが本音です。みんな毎日の炊事が負担になってきているんです。せめて夜だけでも少し楽になりたい……」
そのお母さんが暮らす避難所では
食事当番は1日おきにまわり、朝と夜で3〜4人づつ必要だそうです。
「夜、翌日の当番のお母さんたちが集まってミーティングして翌日のメニューを考えるんです。3ヶ月も続いていると考えるだけでも大変。小さい避難所は弁当にできないのか、せめてご飯だけは炊くからおかずを配ってくれないだろうか。どこに言えばいいのかもわかりません……。これからだんだん人数が減って、いずれ毎日当番という形になると、自分の生活準備ができなくなってしまいます」
さらに避難所でやらなければならないことも、まだまだあるそうです。
「……このほか、ここから近隣の在宅避難者の方へ配る物資の仕分けの仕事もある。100人分以上を週に2回3回。かなりの労働力になる。配るためのケースのない生卵とか、100人に対して焼き海苔が60枚とか、不思議な感じで入る物資を個人用、世帯用とふりわけて配給する仕事。一体どうやって分けたらいいのか疑問に思うことがままあるんです」
「仮設への入居や生活の立て直しなど、それぞれ個人がやらなければならない事はたくさんあるのに…」

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