地震から3日目。
ライフラインとガソリンがストップ。皆の足が止まるいっぽうで
スーパーには水や食料、ガスボンベを求めて長蛇の列ができている。
ガソリンが手に入らない今、バイオディーゼル燃料で走る僕らにできること。
それはまず現地へ入り、正しい情報収集をすること、そしてそして物資配達だ。
早速、燃料の調達をすることに。
現在滞在しているパーマカルチャー自然農園「ウレシパモシリ」サカワさんからのご紹介で、近くの土沢商店街の「吾助堂」さんより廃油を頂けることになった。
こちらの吾助堂さん。なんと200年近く続くおとうふ屋さんで、現在のご主人・赤坂洸(ひろし)さんは6代目。
現在も昔ながらの方法を貫き、お湯を作るところから油であげるところまですべて薪で火をたいている。とくに肉厚なあぶらあげが有名なんだとか。
「大豆の風味が逸品、他では味わえない」と地元から愛され続けているお豆腐屋さんだ。
近くのパン屋さんとコラボしたメニュー「あぶらあげバーガー」も人気で、すぐに売り切れてしまうそう。
一斗缶で5缶分を頂いた。
廃油も透き通っていてとてもきれい。お陰様で、いい燃料が作れます。
きっと美味しいあぶら揚げなんだろうな。
また今度、買いに伺いますね。
吾助堂さん、ありがとうございました。