ヨーロッパ上陸

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6月25日(水)晴れ 43℃
朝8時、スペインのマラガ港に到着した。
廃食油がぎりぎりだったので心配していたがなんとかヨーロッパに無事もどってこれたのだ。青山さんにはキャビンでぐっすり寝てもらっていたので朝の顔色は昨日よりもよくなっていた。まずはマラガの中心街でホテルを探して休んでもらうことにする。さっそく港のすぐ近くに安心して泊まれるホテルをみつけ、そこで休んでいてもらうことにする。その間、銀行でモロッコの貨幣のディラハムをユーロに両替してから廃食油をさがすことにする。
まずはミーティングポイントとというインターネットカフェをさがし、ここで作業開始。アメリカにいるさとりさんからすでに調べてもらっていたマラガのレストランのリストから各レストランの位置を検索してどこにアプローチするか決めていくことにする。さとりさんがアメリカの自宅でインターネットに張り付いてもらい必要な情報をリサーチしてもらえるので大変助かる。しかし、暑さとアフリカからもどったばかりで頭と体が思うように働かない。
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さっそくインターネットカフェで日本食レストランの位置を調べると、ここから歩いて数分のところに「ZENART」というレストランがあることがわかった。地元のレストランにもあたるつもりだが、今までの経験からやはり日本食レストランからでる油がほとんど濾過する必要も無く、フィルターの通りも早いので作業も早く済む。暑い昼間は日本食をあたり、夜涼しくなってから地元のレストランをあたろうという作戦だ。
さっそく全ちゃんと歩いて行ってみるとビックリ、モダンなお店「ZENART」が急な登り坂の途中にあった。
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店主の冨田さんは、このプロジェクトの説明を最後までしないうちに、趣旨を理解してくださりすぐに「油を持って行ってください」と言ってくださった。裏に回ると車が2台ほどおけるパーキングがあり、そこに車を置いて廃食油を入れさせてもらえることになった。ついでに電源を貸していただき、燃料を作る事も同時にさせてもらう。すぐに燃料も作り始められるとは、初日からなんてラッキーなのだろう。外で作業していると暑いだろうからと、作業中にお店の美人ウエイトレスが水を用意してくれるは、いたれりつくせりだ。
おまけに富田さんが食事をしていくようにとご招待を受ける。ビックリしてなんていっていいのか。うれしいやら恐縮するやら。富田さんは「この時期スペインはバカンスの時期に入っているので昼間はお客が入らないものですからどうぞ食べて行ってください」、という。
暑さと空腹に甘えてご馳走になる事にする。アフリカからもどりいきなり手の込んだ日本食を食べられるとは思いもしていなかったので、なんだか本当に食べていいんだろうかと狐につままれた感覚があるものの、食べだすとうまくて時間のたつのを忘れてしまった。
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お世話になった人:富田千宏(ZENART)

カテゴリー: europe パーマリンク

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