エネルギーと大震災について、長野・辰野東小で講演(1)

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しばし被災地を離れ、やってきたのは長野県辰野町「辰野東小学校」。
豊かな緑とゲンジボタルで有名な辰野町にて、昨年50周年を迎えた小学校です。
僕は現在も震災支援を行っている最中ですが
「子どもたちへエネルギーと震災支援についてぜひ講演を」という幾度にも渡る熱心なオファーを頂き、岩手県からバスコファイブ号を15時間走らせ飛んでやってきたのです。
今日集まってくれたのはなんと小学1〜6年生までの全校生徒372名!
先生方やPTAの皆さんにお手伝い頂き、希望されるご家族の方にもいらして頂きました。
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3.11の日から見て体験してきたこと、支援活動のこと、今起きていること。
そしてこの旅で見てきた世界のエネルギーのこと、出会った人々とのこと。
この日のために制作したスライド写真に映像を織り交ぜながら
約90分に渡ってトークをしました。
少し長かったけれど、子どもたちの集中力の素晴らしいこと!
目を丸々とさせながら終始耳を傾けてくれました。
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最後の質疑応答では、「ハイハイ!!」と子どもたちからじつにたくさんの手が上がり
本当に嬉しい思いでした。
質問は
「どうやって(BDF精製)機械を作ったの?」
「油でしか動かないの?」
「なぜ世界一周をやろうと思ったの?」
「1リットルでどれくらい走るの?」
「道がわからなくなったらどうするの?」
「世界一周で何人の人に油をもらったの?」
「機械を作り終わった時、どう思った?」……などなど。
講演時間の終わりになっても、手は上がりっぱなしです。
まるで記者のような鋭い質問ばかりで驚きました。
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そしてこんな質問も。
「被災地では今何を必要としていますか?」
「私たちにできることはありますか?」
被災地は遠いけれど、何か少しでも自分たちにできることはないか。
子どもたちも被災地を心配し、具体的にできることを探しているのです。
その事実に触れ、胸がジンとする想いでした。
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体育館にて行った講演の第一部の終わりに廃油のプレゼントを頂きました!
今日のために、辰野東小学校の “児童ボランティア委員会”が中心となって
保護者の方々から廃油を集めてくださったのです。
地元「たつの新聞」でも呼びかけて頂いたそうです。
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廃油の贈呈式、生徒代表で手渡してくれたのは、
児童ボランティア委員会の委員長であるつちやさん。
「廃油を山田さんに使って頂きたいと思います。私たちも東北の方々を応援しています」とちょっぴり緊張しながらスピーチし、手渡してくれたのは、かわいらしいリボン付きの廃油。
なんと合計約200リットルもの廃油を集めてくれたのです。
頂いた廃油は、被災地支援のための燃料として大事に使わせて頂きますね。
皆さんありがとうございます!!

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