イオン交換樹脂の洗浄

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8月17 日(日曜日) 晴れ 35℃
イオン交換樹脂の清掃の時期が来た。このプラントの中でも重要な装置、イオン交換樹脂は、寿命がある。でも洗浄するれば何度でも使えるすぐれもので、およそ1万キロから1万5千キロ走行したあたりで洗浄が必要になる。これが地球一周の全行程の中で2回目。イオン交換樹脂は特にエンジンに悪影響を及ぼすグリセリンとカリウムを取り除く装置で、このドライフィルタ−の要の部分。でもこの装置は、最初からこの形で販売されているものではなく、手探りで作ったものなので洗浄方法も説明書や解説書があるわけではない。毎回、どうやって洗浄するか試行錯誤でやらなければならないので大変な訳だ。
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限られた場所と限られた部品をうまくつかってやらなければならないのでけっこう時間がかかる。まずはイオン交換樹脂をカートリッジから抜くことから始まるが、プラスチックのようなボールの玉はそう簡単に抜く事ができない。ポリタンクにあけてガッシャ、ガッシャとふって洗い、プラントに取り付けて再度薬品を流し、時間をかけて液を流し込み、半日かけて洗浄した。
夕方、ユースケとナジーラは、レストランを回って廃食油を探しに行く。 SIXTのパーキングでイオン交換樹脂の洗浄を引き続き行ない、同時に燃料の精製にあけくれる。アパートに帰ったのは夜中の12時だった。
走行距離:0
廃食油:0
お世話になった人:Yuryi Cherkashchenko, Oksana Ohiyevych,

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