3/31に釜石市の仮設商店街「鵜(う~の)!はまなす商店街」で開催された「復幸祭」。津波の被害をうけた鵜住居地区の人々が心待ちにしていた地元発のお祭りだ。同地区では商店街41店のうち38店が流され、現在この仮設商店街で9店舗が開業中。しかし厳しい冬に外出する人も減り、ここも寂しい雰囲気に。車もないお年寄りは仮設住宅にこもることも多く、商店街とみんなの気持ちを盛り上げたいと企画された。当日は周辺の仮設を結ぶ送迎バスも用意され、小さな子供からお年寄りまで200名以上が集まり笑顔をみせた。
ボランティアの人々もお店のお手伝い。何種もの郷土料理などのグルメからバザーまでアットホームなお楽しみ企画がぎゅっと商店街に集まり賑わった。店主たちは「これを機会に活気づいてほしい」と願っている。地元の太鼓チームや民謡など内容盛りだくさんの舞台に、みんなとても楽しそう。地域もばらばらになってしまった友人と再会し話しこむ人々の姿も見られた。