今日は第10回目となる「西淀川高校 環境教育フェスタ」に講演によんで頂きました。
企画するのは西淀川で活動する「エコでつながる西淀川推進協議会」。
子どもと大人、親子で楽しめる環境フェスタです。
真っ先にバイオディーゼルカーを取り囲んだのは子どもたち! 始めは口を開けてぽかーん…自分の手で廃油を注入してもらうと笑顔に…さらにエンジンをかけると笑いの渦が起こった。「なんか焼き肉の匂いがするで〜」「するする〜ほんまや〜!」
今日は赤ちゃん連れのママ、お孫さんを連れたおじいちゃんおばあちゃんまで、幅広い層の方々が講演に耳を傾けてくれました。世界中で撮影した写真に真剣な眼差しの子どもたち。大きな机に身を乗り出して見入ってくれました。
ここ西淀川の「エコでつながる西淀川推進協議会」は、西淀川界隈で様々なジャンルの人々がつながりながらエコ的な活動をしていく協議会。活動の中でもとくに熱いのが廃油回収と菜の花プロジェクト。ここ西淀川では、家庭から出る少ない量の廃油を、自分たちが自ら回収しています。そのステーションの数はなんと50以上! それだけ環境に関心をもって少しでも手と手をつないで行動しようとする人々が多いんですね。
「今こうしている間にも捨てられた一滴の油を集めている人がいる。決して目立つ仕事ではないけれど、その人たちの働きが世の中をよくしていることも知ってほしい。彼らはヒーローなんです」と廃油回収を行う浜田化学の岡野さん(写真上左)。
「そう、ヒーローは自分の中にあるかもしれないね。みんなが自分の中のヒーローに気づいてほしいな」と同じく協議会で西淀川高校の辻先生(写真上右)。こちらの高校では「菜の花プロジェクトも行っています。
今日は「廃油キャンドル作り」に「いも掘り」も。こうして楽しみながらエコや環境にふれられるのがいちばんですね。