第15回石油、ガス、石油化学国際展示会に特別参加

IMG_3321.JPG
9月10日(水)曇 8℃
午前10時に15回石油, ガス, 石油化学国際展示会の会場に着いた。TATneftehiminvest-holdingの計らいでこの展示会に急遽出展することになったのだ。会場の真ん前に車を置かせてもらった事もあり、開場するとあっという間に車の回りに人が集まってきた。オイルエキスポということもあり、カザンではかなり大きな展示会なのだという。プラントを見て中には密造酒を作るサマゴンと間違える人もいる。アメリカではエスプレッソマシンと言えばかっこう受けたが、こちらではサマゴンがけっこう受ける。
さっそくプラントに説明をする。バイオディーゼルという言葉を初めて聞いたという人もいれば聞いた事があるテレビでやっていたというものもけっこういる。天ぷら油で走ると聞くとみな驚く。どうやったら買えるのか、売ってくれという人,色々やて来て面白い。中には科学者、新聞記者、学生、会社員などがいた。
10:30″StudioNijnekamsk Neftehim”(スツヂオ ニジネカムスク ネフテキム)というテレビチャネルのジャーナリストが来た。ジャーナリストのUrazaikin Alexei からプラントについて質問を受ける。
IMG_3346.JPG IMG_3347.JPG IMG_3349.JPG IMG_3380.JPG
タタルスタン首相の訪問
IMG_3542.JPG
IMG_3549.JPG IMG_8892.JPG
午後3時、タタルスタンの首相、 Rustam Nurgalievych Minnihanov (ルシタム ヌルガリイウチ ミニハノフ)氏が会場に入るなりまっすぐバイオディーゼルカーの方に向かって歩いてきた。顔をみてダカールラリーで会った事を思い出した。彼はカマズというロシアのトラックでダカールラリーに出場したことがある。すでに彼は僕の話を聞いていて会いにきてくれたのだ。さっそく、プラントについて説明してくださいと言われ、簡単に作り方を説明する。この後も無事旅を続けるよう祈っていますと言われとても力が沸いてくる。
IMG_3404cx.JPG IMG_3414.JPG Nijnekamsk Neftehim(ニジネカムスク ネフィテヒム)氏の話によるとKazanでは一年に2700万トンの石油が出るという。ロシア全体では200000万トン石油が出るが彼の工場があるNijnekamsk(ニジネカムスク)では900万トン石油が出るそうだ。Nijnekamsk(ニジネカムスク)では石油からゴムを作っている。ゴムの種類は100以上あり、車のタイヤから靴、エアコンなどいろいろなゴム製品を作っている。日本と取引もずいぶんあるようだ。
IMG_3447.JPG IMG_3458.JPG IMG_3518.JPG IMG_3575.JPG (写真右上)今度はタタルスタン初代首相のEbirov Muhammad Galyanovych (エビロフ ムハマッド ガリヤノビチ)氏がバイオディーゼルカーを訪問してくれた。とてもバイオディーゼル燃料に興味があるという。
IMG_8873zz.JPG IMG_3512.JPG
“Vremya i dengi”(ブレミャ イ デンギ)と”Biznes on line”(ビジネス オン ライン)という新聞の記者にインタービューを受け、一般客から質問や旅の話、日本の話など話はつきなかった。午後4時からタタルスタンの”TNV”というテレビ局のジャーナリストYuliana Semenova (ユリアナ セメノワ)の取材を受ける。このプロジェクトの目的の一つでもある地元の人達との交流という意味ではとても良い機会となった。こんな機会を作ってくれたTATneftehiminvest-holding社に感謝したい。
走行距離:16km
廃食油:220リッターもらうが使えたのは75リッターだった。
お世話になった方:Ilgizar Allyatdinovych (福社長)、Urazakin Alexei(工場のジャーナリスト)、Zilya(秘書)、Shapiro Elena(”Biznes on line”のジャーナリスト)、Lukyanenko Nina Dmitrievna(ベラルシアにある石油工場のエンジニア)、Rustam Nurgalievych Minnihanov(タタルスタン首相)、Ebirov Muhammad Galyanovych(初代首相)

カテゴリー: russia パーマリンク