小学生がバイオディーゼル燃料作りに挑戦

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5月29日午前10時、「あいとうエコプラザ菜の花館」に愛東南小学校の生徒達が歩いてやってきた。黄色い帽子をかぶった生徒たちの声が楽しそうに聞こえて来た。
今日は、ゴミのリサイクルの学習の一貫でバイオディーゼル燃料について勉強しにきたのだ。こども達が小さなフラスコの中でバイオディーゼル燃料を作るとき、彼らがどんな反応をするのか、メタノールとカリウムをうまく混合できるのか等、とても興味津々でやってきた。
まず最初に菜の花館のスタッフから今日のレクチャーがあった後、バトンタッチして今度は僕が子供達に写真を観せながらバイオディーゼル燃料で地球を一周したことを質疑応答しながら話させてもらう。その後、外に出てバスコファイブに廃食油を直接子供達に入れてもらって、バイオディーゼル燃料を身近に感じる体験をしてもらった。
小学生のうちからバイオディーゼル燃料を作るなんて、自分の小学生の時を考えたら信じられないことだ。実際に自分でバイオディーゼル燃料を作り、そしてその燃料で地球を走った車を見、その後バイオディーゼル燃料で走るカートを自分で運転してみるという体験は、小学生にとってきっと貴重な体験にちがいない。
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メタノールと水酸化カリウムをフラスコの中で混ぜて解け合わせる小学生。その中に廃食油を入れ、60℃の温水の中に20分つけておく。その間、フラスコの中に入れてある磁石を使って中の液体を攪拌させるとバイオディーゼル燃料ができるのだ。右下の写真は、反応後バイオディーゼル燃料とグリセリンにしっかりと分かれているのがわかる。
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菜の花館の外にとめてあるバスコファイブの前で精製機のシステムの説明をした後、子供達が集めた廃食油を給油してもらう。最後にバイオディーゼル燃料で動くカートに試乗した。
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愛東南小学校のみんなと先生とこの機会を作っていただいた藤井絢子さんとの記念写真。

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