ダカールラリーのメカニック in 福岡トヨタ(千早店)

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8月20日、福岡千早店のトヨタディーラーにバスコファイブの調子を見てもらうために寄ることにした。実は、このトヨタ店にどうして寄ったかというと2009年のダカールラリーに出場したトヨタオートボデイチームのメカニックとして派遣された堺賢司さんと松本敦さんがいるからなのだ。このスーパーメカニック達には2008年地球一周中にアフリカのモロッコですでにお会いしている。その時はちょうどモロッコで2009年のラリーに向けて新しいマシンのテスト走行とメカニック達の実践トレーニングを行なっていたのだ。日中50度を越える砂漠の中で過酷なトレーニング中に会った仲なのだ。それ以来、彼らとは2年ぶりの再会となる。
最近、バスコファイブの調子が気になっていた。車を加速させるときに気になる音がするので点検してもらいたかったのだ。今まで大きなトラブルはないものの、世界一周では約30種の油から燃料を作り、温度差の激しい中を約5万キロもの距離を走っている。しかも積んでいるプラントは200kg、液体類を含めるかなりの重さになる。
大切に慎重に運転してはいるが、バスコファイブの負担は相当なもの。だからどうしても精密な診断をしたかった。そこでこのお二人に相談をさせて頂いたのだ。
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こちらのショップでも廃食油を入れていただく。乗りの良いスタッフに思わず笑ってしまう。
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お二人ともお忙しい中にも関わらず、事情を説明するとすぐに診断にとりかかってくれた。まずは走行診断、その後で車体を持ち上げ、下部からの点検。普通は気付かないわずかな音の違いにも耳を傾ける。
加速時、排気管から少し排気がもれていることがわかった。排気管のジョイント部のパッキンが変形してしまっていてそこから漏れていることがわかった。
さらに下回りの各部の点検や注油など、必要なメンテナンスを施していただき安心して走ることができるようになった。
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しかし何より、2年ぶりに再会していろいろと話しができたことが、ほんとうにうれしかった。お店には堺さんが撮影したダカールラリーでの模様が、大きなパネルに展示してあった。昨日のことのようである。
バスコファイブは、日頃は見ることのできないたくさんの方々に命を吹き込んでもらって、走ることができる。ご協力頂いている皆さんはファミリーであり、その誰ひとり欠けてもだめなのだ。改めて皆さんのご協力に心から感謝をしたい。今日また日本一周を無事に走り終えることを心に誓った。
堺さん、松本さん、そして福岡トヨタの皆さん、本当にありがとうございました!
まだまだ先は長いですが、お陰様で心強く走ることができます。そしてまたいつの日か再会を楽しみにしています。

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