淡路島くにうみ講座

DSC_9339.jpg
淡路島は早くから「菜の花プロジェクト」を利用した「環境創造型淡路島づくり」の実現に力を入れていることで有名だ。また、地形を活かした風力発電にも積極的に取り組んでいる非常に希少価値の高い島なのだ。
そんな淡路島の財団法人「淡路くにうみ協会」からの依頼で11月17日に講演をさせていただくことになった。淡路島を訪れるのは、昔バイクで走って以来なんとウン十年ぶりだ。久しぶりの来島にワクワクしながらバスコファイブで明石海峡大橋を渡った。・・・
DSC_9201.jpg DSC_9222.jpg
この日講演させていただいたテーマは「バイオディーゼルカーで視た世界の環境とエネルギー」。雨天にも関わらず、菜の花プロジェクト関係者や一般市民など、なんと150人もの方々にお集まりいただいた。
前半は世界一周した際の写真や映像を中心に世界の現状をトーク。皆さん耳を傾けてくださるその表情は真剣だ。
DSC_9216.jpg DSC_9233.jpg DSC_9272.jpg DSC_9307.jpg DSC_9320.jpg DSC_9329.jpg
後半の質疑応答では、こんな質問を頂いた。
「食事やトイレはどうしていた?」
「どこの国の人々が環境についていちばん関心をもっていると思った?」
「油の種類はいろいろあったの?」
「廃食油はどこから手に入れたの?」
「廃食油の匂いは普通の食用油の匂いなの?」
「日本のガソリンスタンドでもBDFを売っているの?」
……などなど。
素朴な疑問からバイオディーゼル燃料のことまで、このような質問タイムは僕自身にもいい勉強になる。何より皆さんと直接お話をしてコミュニケーションできることがとてもうれしい。ちなみに、廃食油の匂いは世界でもさまざまですが、やはり「揚げたもの」の匂いがします。だからバスコファイブのマフラーからも、廃ガスの匂いではなく香ばし〜いかおりがするんですよ!
講演後は、地元在住・岡田さんの「”あわじ葉の花エコプロジェクト”廃食油回収セミナー」。岡田さんは元理科の先生で、現在はNPO菜の花プロジェクトネットワーク理事・環境カウンセラーとして活動されている。淡路島の魅力はもちろん資源循環型社会について国内外問わず発信と勉強をされているとてもパワフルな方だ。
DSC_9285.jpg DSC_9308.jpg DSC_9300.jpg
島の特産試食会も催された。地元で採れた菜種油、藻塩や南あわじ特産の手延べ麺”淡路島ヌードル”など、どれもとても美味しい!! おもしろいのがこの”手延べ麺”。うどんと素麺のハイブリッドのようで和風、洋風、アジア風にも合いそう。この日のシェフは、イタリアンレストラン「リゾレッタ」の井壺さん。イタリアでの修行経験があり、なんと岡田さんの教え子でもあるそうだ。
じつはこの日はどうしても東京へ戻らなくてはならず、講演が終わったらすぐにトンボ帰り。淡路島のバイオディーゼル燃料のこと、風力発電、島の風土から生まれた郷土料理など……資源の循環を目指す淡路島のさまざまをリサーチしたかったのだが、またの機会にぜひ再訪したいと思っている。
講演に来てくださった島の方々、くにうみ協会の方々、パワービーンズの林さん、諏訪さん、そして岡田さん。皆さん本当にどうもありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています!
淡路島では2010年3/20〜5/30までの間、人と自然の新たなコラボレーション企画として「淡路花博 花みどりフェア」が開催される。地域で取り組む美しい花とみどりの祭典、会場はなんと全島! とても楽しみですね。ぜひ皆さんもこの機会に足を運んでみてはいかが?
DSC_9344.jpg DSC_9352.jpg DSC_9349.jpg

カテゴリー: around Japan パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です