原始感覚美術展

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 昨日の夜遅く長野の目的地に到着。西丸震哉記念館に併設されたゲストハウスだ。ここに来たのは、シホさんご家族を訪ねた。シホさんファミリーとは過去数回会っている。熊本で2度。そして半年前に長野でも。そして今。相変わらず元気な子供たちにまた会えてうれしい。レンタ、ユイ、ニイナ、みんな大きくなったなあ!それに今回は夏休みでいらしているというシホさんの妹、みちこさんも一緒でとても賑やかだ。
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この夜、寝かせていただいたのは泥絵の間。身の回りのものを用いさまざまな形でドローイングを続ける淺井裕介さんが描いた「淺井の間」。なんだかお伽の国に入った体験だった。
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 朝ご飯を頂いた後は、シホさんが「湖畔の原始感覚美術展」を案内してくれることに。今日も天気がよくて暑い。木崎湖の輪郭にそって対岸へ向かう。車を止めて歩いていくと、そこは自給自足の「虹の家」。現在4名で暮らしているという。湖が見下ろせる斜面に建つお家は眺めもすばらしかった。
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 シホさんはここでおもしろい車の展示をしている。素朴でかわいらしいペインティングがされた軽トラック。その荷台には、なんと緑の草花がすくすくと育っている。名付けて「ベジカー」!!
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たくさんのハーブはもちろん、キュウリやピーマン、ししとうも実っていた。キュウリを収穫させて頂いたのだが、これが太くて立派! 美味しい証拠と言われるキュウリのトゲまでしっかりとついている。多種多様な種類の植物たちが隣り合っているにも関わらず、こんなにも元気に育っているのが不思議だ。しかも車の上で!これには本人もビックリしていた。人から愛情たっぷりに育てられ、たくさんの人に”見られている”からかな〜。
ベジカーで採ったハーブで作ったお茶は本当においしかった。「このベジカーで旅をしながら、カフェをやれたらいいな〜」とシホさん。今はまだ課題もたくさんあるそうだが、近い将来きっと叶うに違いない。
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 この「湖畔の原始感覚美術展」では、蔵に展示された写真展、草原に現れるちゃぶ台空間、鏡の林立……など、他にもおもしろい展示を見ることができた。この美術展は8月いっぱい見られるそうだ。

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