余市の清々しい朝

IMG_1750_02.JPG
余市湾を望む丘の上。窓の外に目をやると、木々の枝の間のぞく朝陽がまぶしい。
光の中で、雪がちらちらと舞っていた。
この森や海岸を犬と共に散歩し、自然療法のみでガンを治した人がいる。
ここ余市で、療養ハウス「はれるや」を営む高橋由人(ゆうじ)さんだ。
偶然にも札幌のみんたるで高橋さんと二度お会いして以来、ずっとここを訪れたいなと思っていた。
IMG_1758.JPG IMG_1761.JPG
IMG_1763_02.JPG IMG_1734.JPG
高橋さんは、足揉みの勉強中に糖尿病になり、それが原因でガンをわずらったそうだ。
「僕は全部すてて、余市で何もしないでただ森や海岸を歩いたんです。それが治療法としてよかったのかな。化学療法がどういうものかわかっていたので、もしガンになっても死んでもやらないと思ってね。そうしたら治ったんですよ」
「糖尿病は一生治らないから薬が必要だ」と医者から言われてもそれをのまず、化学療法を一切施さなかった。食生活や生活習慣を見直し、食自分なりに数年間かけてデータをとり、数身体と対話し、自分の心と向き合った。
「医者の言う、絶対これをしなければ治らないということは、必ずしもあてはまらないんです。個人個人なんです。これもあれも食べちゃダメ、ではなく、気持ちを楽しませることをおさえるのではなく、楽しく解放しているほうがいいじゃないかって。辛いとガンは治らない。ダメと言われる食べ物だって、たまにチャラッと美味しく楽しく食べて、よかったと思っていれば、人間の身体は調整してくれるんですよ……」
IMG_1775.JPG IMG_1730_02.JPG
IMG_1759.JPG IMG_1768_02.jpg
もちろん簡単なことではないけれど、そう、なのだ。
「ガンという病気にとらわれないこと」
自身の経験に基づいた彼の話は、とても興味深かった。
そういった体験をもとに、高橋さんは「台湾式足揉み整体治療」を行う。
今日も高橋さんは心身の不調で悩む人の足をもみもみ。余市と札幌を往復している。
高橋さん、僕の到着に合わせて廃油もわざわざ用意してくれていました。
ありがとうございました!

カテゴリー: around Japan パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です