大地太陽の幼稚園




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札幌の小学校訪問、平岡中央小






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久しぶりの札幌


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苫小牧市立泉野小学校











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30年ぶりの再会

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北海道最初の訪問地、苫小牧高等専門学校







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フェリーの中

夜中の1時半に出航する北海道行きのフェリーに乗るために敦賀港へ向かった。

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米子のもみの木園訪問

9月4日今日も曇。

中海を過ぎて次の目的地、鳥取県米子市の「もみの木園」へ向かう。裏道に入ってしまい道に迷ったため少し時間に遅れてしまった。

この道かな……!? 小道へ入ると、何やらたくさんの人が道路で待っていてくれた。「あれがもみの木園だ!」近づいていくと……わらわらと皆さん道路へ出てきて、拍手に包まれてしまった。なんとうれしい歓迎! けれどちょっぴり照れくさい(笑)

ここは障害者福祉施設「もみの木園」。現地のNPO法人「エコパートナーとっとり」が補助金を活用して、’06年5月にこの施設へバイオディーゼル燃料精製プラントを導入。廃食油の回収からバイオディーゼル燃料の精製販売まで一貫して行うと同時に、バイオディーゼル燃料で障害者の自立と雇用の促進を行っているというわけだ。今日はその「もみの木園」にバスコファイブと共に招かれ、講演と情報交換をさせて頂くことになっている。


到着して早々に、お集まり頂いた約30名のゲストの前でバスコファイブを説明。地元の中海テレビや新聞社の取材班にもお越し頂き、フラッシュも飛び交う。非常に賑やかだ。

次に施設にあるプラントをご説明頂いた。プラントは2基。施設の利用者と職員が週2〜3回、バイオディーゼル燃料を精製しているという。昨年は約19,000リッターを精製し、その燃料は旅館の送迎バスや公用車、パッカー車(ごみ収集車)などに使われているそうだ。

しかしながら一方で、こんな課題もあるそう。昨年秋の不況以来、廃食油の値段が上昇し、業者が高値で買い取るようになった。そのため回収量に伸び悩んでいるという。何とかしてこの回収量を増やしステップアップしていきたいそうだ。


室内ではトークショーと質疑応答タイム。今回はプロジェクターを使わず、日本一周やダカールラリー、世界一周で撮影したフォトブックを見て頂きながら、このプロジェクトについて、燃料の精製について、世界の燃料事情についてお話をさせて頂いた。皆さんとの距離も近く、このような場はとても親しみ深い。

質疑応答ではこのような質問を頂いた。その内容は素朴なものから専門的なものまでさまざまだ。

「運転中は精製できる?」
「山陰では冬用と夏用とで燃料を切り替えるが、マイナス40℃で使える点火剤はすごいですね」
「”B100″などの”B”とは?」
「精製工程のイオン交換樹脂については?洗浄している?何回使える?」
「廃食油から燃料へ精製すると、その量はどれくらい減る?」
「リッター何キロ走る?」 ……などなど。


中にはランクルをもっているかたもいらっしゃって「自分のランクルにもB100を入れてみたい」なんて会話をしたり、こんな声も頂いた。

「……バイオディーゼル燃料を通じて障害者が人と交流し、皆が人を支えたり支えられたり、そんな社会を目指しています。今日お話を聞きながら、私たちがやっていることはいいことだな、楽しいことなんだなってことを確認しました、ありがとうございました」と。

僕がこのプロジェクトを通じて学んだこと、それはできるだけ多くの方が関わってものを作るということは、とても大事なんだということだ。ここに存在しているすべてのものは、必要があって生まれてきている。生きていれば当然困ることもあるし、何が起こるかわからない。だからこそ目先の利益ではなく、お互いが助け合ってモノを作っていくことはとても大切で尊いことなのだと。


最後はポリタンク2本と一斗缶にいっぱいの廃食油を頂いた。こんなにたくさん! 皆さん、どうもありがとうございました。

バイオディーゼル燃料を利用しながら、民間と行政が地域と連携した障害者支援のコラボレーションモデル「もみの木園」。循環型社会、低炭素社会を目指す地域モデル事業の貴重な一歩ではないだろうか。

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松江市環境センターでバイオディーゼル燃料

9月4日曇。島根県松江市は早くから廃食油のリサイクル事業を進めてきた地域のひとつ。’02年3月にプラントを初稼働させ、ごみ収集車を走らせた。現在では家庭から15,000リッター、事業所などから約20.000リッター近くを回収し、市のパッカー車(ゴミ収集車)に使用している。

この日はそんな松江市の環境保全部を訪れた。うれしいことにバスコファイブの到着を待っていてくれたようで、到着するやいなや20名ほどの役場職員の皆さんに囲まれた。市をあげて熱心に取り組んでいることもあり、皆さんあれこれ質問が止まなかった。

その敷地内にあるプラントを見せて頂いたのだが、こちらのプラントは今まで見たことのないもので、スウェーデン製の大きな遠心分離器が2機ついている大型のもの。

廃食油の回収場所は、20以上の公民館、さらに福祉センターやここ市の環境センターにもあり市民に根付いているようだ。




松江市は「川と湖と海」3種の水資源がある。とくに宍道湖(しんじこ)や中海は海水と淡水が混ざった汽水湖で、さまざまな生物が生息している。’05年11月には国際的に重要な湿地としてこの2つの湖がラムサール条約に登録されたという。

今から約40年前の琵琶湖周辺で起こったせっけん運動を思い出す。当時問題となった油を湖に流さずに、せっけんに再利用して水資源や生物を守ろうとした人々がいる。

松江市が’02年にバイオディーゼル燃料に取り組み始めた際に目指したのは「リサイクル都市日本一を目指して」。松江市もこうして油を再利用して燃料にし、空気や水を少しでもクリーンに保ち、リサイクルに力を入れながら、この貴重な自然を守っているのだ。しかし近年では汽水域の生態系が崩れ、漁獲量が減少したり、30種近くの動物が絶滅危惧種として認識されているという。

中海を横にバスコファイブを走らせる。この水面下では2つの水が混じり合い、たくさんの生物が生きている。輝く湖面を見ながら、6万羽もの渡り鳥たちが羽を休ませる冬の風景を思った。

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出雲大社






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