荒れ地に花(陸前高田)

津波で20代娘を亡くしたご家族「時が経っても気持ちは1年前と何もかわらない。あの時のまま時間がとまっているんです。”なんで…”という想いしかありません。月命日には娘が最後にいたこの場所へ祈りにくるんです…」手をあわせて、辛そうにそう語ってくれました。

カテゴリー: around Japan | コメントする

日本一周 One World バトンリレー


バイクライダーが中心となって日本国中に元気を送るイベント、日本一周 One World バトンリレーのバトンが岩手県の陸前高田にやってきた。今年1月17日に神戸をスタートしたバトンが関東を経由してついに僕の手に届いた。これから岩手でバトンをリレーしていきます!

カテゴリー: around Japan | コメントする

釜石写真家・菊池信平さんの写真展@四ツ谷

釜石在住の写真家・菊池信平さん。
3.11当日、機材の中から持ち出せたのはカメラとレンズ1セットだけ。迫る津波から家族と共に走って逃げながら撮影、そのまま避難所生活が始まりました。そうして震災から今まで、人々の生活や出来事そのままを撮り続けています。
現在菊池さんの写真展「復興願う二人の写真家 菊地信平・鈴木麻弓二人展」が東京四ツ谷/ポートレートギャラリー5Fにて開催中(14日まで)で、伺ってきました。

菊池さんのもう数m先まで迫っていた津波。逃げながらシャッターを押した菊池さんの写真に写っていたのは、逃げ惑う人々ではなく、津波の浸水が道路に始まりもうすぐ足下まで迫っているにも関わらず、ただ呆然と見つめる人々数名の後ろ姿。
3.11の夜、子供たちが大きなトラックで避難所へ運ばれている写真。ひとつの体育館に600〜700名がぎゅうぎゅうに避難し、外では入りきれない人々がたき火を囲んでいる様子。そして時が経ち、生活をはじめた人々の姿….。
あの時、あの場所で何が起こっていたのか。その真実が写る貴重な記録。こうして写真をじっと目の前にした時に感じ取れる感覚は、本やテレビでは決して得られないものです。

今、発売中の「週刊文春」にも、菊池さんの写真が掲載されています。
題は「避難所で暮らした150日間の食事記録」。
菊池さんは避難所で暮らした毎日の食事も記録していたのだそうです。
僕たちが生きるために必要な食事。極限状態と避難生活を食事から見て取れる現場の一端を知ることができます。

カテゴリー: around Japan | コメントする

唐丹(とうに)町のいま

岩手県釜石市の唐丹町(とうにちょう)の写真。
↓ 5月7日に撮影(ブログはコチラ

↓ 2月27日に撮影 
震災から約10か月。瓦礫は撤去され、建物の基礎が残る低地部。崩れた防波堤は当時のままの形で残っています。沿岸部も例年にない大雪で真っ白に包まれました。

カテゴリー: around Japan | コメントする

ダンロップタイヤよりスタッドレスタイヤの協力

安全に走行するための支援車のスタッドレスタイヤを
ダンロップタイヤ」さんにご協力頂きました。
ここ東北の冬は装着しなければもちろん走行できません。たとえ雪がふっていなくても、日陰の道や夜の峠道はツルツルに凍っていて非常に危険です。そうした状態が4月頃まで続きます。スタッドレスタイヤはまさに私たちの命を支える重要なカーアイテム。こうしたご支援は本当に助かります、ありがとうございます。

今年は雪が例年よりも多く、駐車していると上の写真のように雪中に埋もれることも。雪の降る日が沿岸部で増えてくると、それが春の足音が近づいてきた合図。これからさらに雪の日が多くなることが予想されます。

スピードを下げてゆっくり走りますが、道もまわりも真っ白。安全運転で支援活動を続けていきます。

カテゴリー: around Japan | コメントする

高校生バンド「てりごし」緊急卒業ライブ明日!

緊急連絡です!
【楽器を被災地へ贈るプロジェクト】にて、
津波で楽器を流された釜石市の高校生バンド「てりごし」へ
楽器をお届けしたのは8月5日のこと(その模様はコチラ)。


<< 支援楽器を受け取り、再スタートをきった高校生バンド「てりごし」(右からボーカル佐々木さん、ギター&リーダーやぎ君、ドラム村井君、ベース三浦くん)

あれから約半年。
「てりごし」の4人のメンバーは明日、卒業式を迎えます。
今後は進路それぞれに学校もばらばらになり、
もう今までのようなバンド活動はできなくなります。
その高校最後の思い出に、本プロジェクトでお届けした楽器とPA機材を使って
明日3月1日に卒業ライブを行うそうです!
場所:市民交流センター
時間:14時〜
お近くの方はぜひ、彼ら最後のライブを応援してください!
【写真撮影のご協力お願い!!】
→ 記録写真求ム!!! 撮影者名とともにメールでお送りください
本ブログにてお名前と共にお写真掲載をさせて頂きます。
contact@biodieseladventure.com

カテゴリー: around Japan | コメントする

2/26 雪化粧した菜の花花壇 @ 山田町長崎

【菜の花大地復興プロジェクト】
ここは山田町長崎の花壇です。10/2に菜の花を地元の方と植えました。
こちらも雪化粧をしています。
2月20日に撮影 ↓             本日2月26日 ↓

2月20日に撮影 ↓             本日2月26日 ↓

定規で計ってみると、約10cmの積雪ですね。

菜の花にとっては、雪に包まれることは保温効果にもなります。が、あまり溶けたり凍ったりするとよくありません。沿岸部はもともと雪の少ないエリア。さてこれからどうなるか……
ひっくりかえった菜の花のレスキューもしなければなりません(詳しくはコチラ

カテゴリー: around Japan | コメントする

2/26 雪化粧した菜の花花壇 @ 片岸町

【菜の花大地復興プロジェクト】
釜石市 片岸町の国道45号線沿いの菜の花かだん。
一昨日の降雪ですっかり真っ白に。

定規で計ると約15cm、よく積もりました。

カテゴリー: around Japan | コメントする

2/26 カマクラキッズ @仮設住宅

一昨日から降った雪が積もり雪化粧をした街。10〜15cmほど積雪しました。釜石市内の仮設住宅ではあちこちでカマクラを作る子供たちの姿が。
「毎年雪は積もっても1センチくらいなんだ。今年はすごく珍しい!」と、年少さん、1年、3年、6年生の男の子たちが入り交じり雪かきスコップで山のように雪を積んで、穴堀り。

女の子たちはカマクラの前でおままごと。写真撮って〜!とハイポーズ。
雪は子供たちのために降るのかな!? みんなそれぞれ楽しそうでした。

カテゴリー: around Japan | コメントする

2/24 「マリンマザーズきりきり」さん 廃油ありがとう!

大槌町吉里吉里の仮設食堂「よってったんせえ」を営む”マリンマザーズきりきり”のお母さん方から、廃油約40リッターを頂きました。この廃油は何に使われていたのかというと「わかめかりんとう」を揚げた油。廃油は1か月に10リッターくらい出るそうです。
以前、吉里吉里の福祉施設や保育園へ支援に伺った時のことを「バイオさん!」の名称で覚えていてくださり、コツコツと廃油をためておいてくれていたのだそうです。とてもきれいな状態の油、ありがとうございます!

こちらの「よってったんせえ(寄っていってください!)」は、漁家の女性6名がきりもりするお店。昨年8/19に、ここ大槌町の復興店舗第一号として開店しました。
小さな食堂の中はアットホームで元気いっぱい!生活再建の第一歩として、地域活性として、そして多くの人に立ち寄ってもらえるようにこの名をつけたそうです。

↑ランチに「鮭子(おやこ)焼きそば」を注文。なんと麺が緑色!わかめが練り込んであるそうで、モッチモチで美味しい。他にもメニューはらーめん、牛丼、カレーライスなどなど。3月15日からは旬の採れたてわかめを使った「ばぁーらーわかめ三昧定食」も登場するそうですよ、楽しみですね。
気になる「わかめかりんとう」は、こちらの厨房でひとつづつ丁寧に揚げられています。「すっごく堅いから割って食べてね」と言われた言葉通り、割って食べると…ついついクセになるお味です。食堂で購入できますよ。

↑ 緑色のウッドデッキが「よってったんせえ」。夏〜秋にはオープンデッキですが、冬になり暖かい環境でご飯が食べられるようにハウス型になりました。
お店から出れば、津波の傷跡が残る街の風景。今は遠くまで見通せますが、残る建物の基礎がかつての街並みを思わせます。
「よってったんせえ」では、今日もお母さんたちが忙しそうに腕をふるっています。
場所は堤乳幼児保育園の坂の下、月曜定休、11〜15時営業です。みなさんよってったんせえ〜!

カテゴリー: around Japan | コメントする