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暖かい家族
10月16日(木)朝5℃、日中8℃ 雨後曇り
朝7時起床。7時半、アンナとイゴルの車で出発。デニスに紹介したもらったレストランのグループのレストランに行って、土曜日150リットル提供していただけるという廃食油を見に行く。レストランはPEAPLEというよく見た事のある大きなチェーン店だった。廃食油の状態もよく期待できる。
その後、北海道センターに送ってもらい、ブログのアップとフォーバイフォーの原稿にかかる。
センターでは、日本に関して勉強したり、習ったりする機会が多い、今日は居合道の練習をしていた。ここに来るロシアの方たちはほとんどの人が、日本語を流暢に使いこなす。まるで日本にいるようだ。センターではスカイプにつなぎ、トムスクのバイオディーゼルに関心のある会社に電話して次の土曜日に会う段取りをする。プロデックスのアナスタシアはとても親切でいろいろお世話になる。
ユースケは、燃料の精製とイオン交換樹脂の洗浄、取り付けをしてもらった。今日で7回目の反応となる。反応タンクのチェック用のホースが寒さで固まり反応しない症状がでてきた。やはりガレージの中でも寒いのだろう。これはイルクーツクへいったらもっと大変になりそうだ。
帰り道、ホームセンターに寄ってもらい、足りないものを買い出すことにする。雪が降った時の事を考え、スタッドレスタイヤを物色したが、ロシアにはスタッドレスがみあたらない。廃食油をプラントに入れる前に固まった廃食油を溶かすのに、もう一つコンロを買う事にする。寒くて燃料を暖めるのに1つでは間にあわないことがわかったからだ。さらに燃料のボンベのスペアも20個ほど追加購入した。
現在、BDFが325リットル(ノボシビルスクで8回反応)、廃食油が125リットル、固形廃食油はたぶん200リットルある。
走行距離:0
廃食油:0L
お世話になった方:シベリア北海道文化センター、アンナ&イゴル(Anna&Igor Sitnikov’s)、ニック、Vera, Victor,
新たな助っ人、ニック
10月15日(水)朝4℃、日中14℃ 雨
7時50分アパートの前でアンナ達と待ち合わせる。ラダに乗せてもらい北海道センターまで行く。午後11時レストランのオーナーであるデニスさんに電話する。
カザフスタンのワディムに電話。イルクーツクの知人を教えてもらうようにお願いする。
ナジーラに電話をかけると、無事キルギスの自宅についていた。でも風邪を引いたといって家で休んでいた。お大事に!
午後2時20分アンナはアコードに乗ったニックと彼女の弟が来た。ピロシキを製造している会社で油が大量に出るということで、会社に分けてもらうように掛け合いに行く。しかし、担当者はいず、電話で話をする。油は引く手あまたなのでなかなかゆずってくれそうにない。明日、もう一度話すことになった。5時半イゴルとアンナがラダでやってきて、BEERMAN & GRILLに行く。油をまた分けてもらう。店のスタッフは、すごく協力的でとてもありがたい。
その後、バッテリーとバッテリーチャージャーを購入。それから電化製品屋に行き、ドライヤーとファンヒーターと保温ポット、小さなじょうろと濾し機も購入した。それから夕食の後のケーキを買ってからガレージへ向かう。
ユースケはガレージで今日2回反応をさせて、燃料作りは順調にやってくれている。同時にイオン交換樹脂の洗浄も進んでいるので少し安心した。
夜、イゴルの実家で夕飯を食べていると11時のニュースで僕らの事が大きく取り上げられていた。結構20分くらい大きく取り上げられていた。食後、もう一度ガレージに歩いていき、夜中の12時、イオン交換樹脂を止める。そしてペーパーフィルターに切り替えて、アパートにもどった。就寝午前3時。
走行距離:0
AVG:
廃食油:20L
お世話になった方:シベリア北海道文化センター、アンナ&イゴル(Anna&Igor Sitnikov’s)、ニック、デニス(Denis Ivanov)、BEERMAN&GRILL、
Nick Larin -(helped to negotiate with the chain of cafes “Hot pirozhki”, supplied with steel cans for oil.)、Vera, Victor,
山あり、谷あり
10月14日(火)朝1℃、日中10℃ 曇り時々晴れ
朝7時半、アンナからもらった電話で目が覚める。連日の寝不足で疲れがたまっているのだろう、寝すぎてしまった。7時50分アパートの前でアンナとイゴルと待ち合わせる。イゴルとアンナの車に乗せてもらいガレージに行く。
ガレージでは大変なことが起きていた。ほぼ完成していたBDFがほとんど無くなっていたのだ。昨夜、最後のペーパーフィルターに切り替えて行ったのがそもそもの原因だった。イオン交換樹脂を外していいたためイオン交換樹脂のラインの完成タンクにもどすところの弁を閉めていなかったためだ。そこにペーパーフィルターから来る燃料が入り込み、オーバーフローしてしまったのだ。そのBDFはガレージの地下に足れてしまいイゴルのガレージを汚してしまった。約50リットルものBDFがガレージにばらまかれたのだ。ノボシビルスクに来て3日以上たつのに、これでまた振り出しに戻る。まだ燃料はなにもできていない。
ユースケをガレージに残し、今日は北海道センターに行って、インターネットを借りてブログをアップしなければならなかったのでイゴル達にそのまま車に乗って街にある北海道センターまで送ってもらう。朝のラッシュを避けてダートを走る。ラダなので壊れそうだが良く走る。アンナのお腹には子供がいるのでちょっと心配。出産予定は来年の1月だそうだ。
センターには8時半ころ到着。センターの職員たちは午前中は健康診断でいない。守衛さんは顔見知りなのですぐにこの鍵かと言って館長室の鍵を渡してくれた。だれもいないのでゆっくりインターネットでブログのアップに専念できた。
午後イリーナさんが帰ってきたので、クラシノヤノスクとイルクーツクのサポーターにロシア語で電話していただく。
午後4時半、アンナとイゴルがセンターに迎えにくる。今日は午後5時半からテレビの取材があるというのだ。ガレージにもどりユースケと打ち合わせをする。
すぐにアンナの弟やいとこ、お父さんがやってきた。さらにイゴルの友達などでごった返し、ガレージは満員電車のようになった。さらにTVが到着。スチールカメラマンも来ていて燃料精製の様子を撮影してもらった後、インタビューを受ける。アンナが英語をロシア語に通訳してくれるという形で進行した。ナジーラがいない中このような取材は初めてだが、アンナとのコンビネーションが非常によく、気持ちよくインタビューを受ける事ができた。ありがたい。
燃料の精製の2回目を午後7時に開始。その後、イゴルに実家に行き夕食のボルシチをいただく。家庭料理はうまい。食後、イゴルとアンナが今年行ってきたモンゴルの写真をみせてもらう。
午後9時、ガレージにもどり反応を止める。ユースケを残し、先にアパートにもどる。原稿をしあげなければならない。
走行距離:0
AVG:0
廃食油:0L
お世話になった方:シベリア北海道文化センター、アンナ&イゴル(Anna&Igor Sitnikov’s)
Vera, Victor, Michael, Artyom and Aleksey
北海道センターの力強いサポート
10月13日(月)朝1℃、午後2℃ 雨のち曇り
朝、バスコファイブを置かせていただいているパーキングの掃除をする。11時半館長が出勤したので改めてご挨拶をさせていただく。
12時半、アンナが会社から車で迎えにきてくれる。ユースケを乗せてノボシビルスクホテルにあるレストランに行って油を20リットル回収した。その後、アンナのガレージに移動して燃料の反応を開始する。燃料の精製が遅れているので、この後、今日中に2回反応させて精製を進めなければならない。
自分は画像の整理、領収書の整理、メール、ブログアップのためセンターに残ることにした。
午後6時半、センターにアンナが会社の帰りに車で迎えにきてくれる。すでにイゴルが一度ガレージに来てくれていてコンロを用意してくれたり、段ボールを用意してくれていた。一度、ガレージから15分ほど離れた彼らのアパートまで案内してもらう。彼らの1DKのフラットを貸してくれるというのだ。彼らは近くの実家に泊まるという。アパートからアンナの案内でガレージまでの歩く道のりを案内してもらう。夜の寒さはかなり応える。
ガレージでは、イオン交換樹脂の洗浄もしなければならなかったので、10時にイゴルの実家で食事が用意してくれているといたが午後11時までかかってしまった。
イゴルの実家は、イゴルのアパートからすぐ目と鼻の先にあった。2階のこじんまりしたアパートだが暖かく、気持ちのいい家だった。イゴルのお父さんとお母さんが歓迎してくれ。家でとれた自家製のラビットの肉やトマト、じゃがいもなど野菜も用意してくれた。ほとんどすべてここの家で採れたものだという。オーガニックそのもので味もおいしい。
食後、アパートに戻り、シャワーを浴びて寝たのは午前2時半。
走行距離:0
AVG:
廃食油:20L
お世話になった方:シベリア北海道文化センター、アンナ&イゴル(Anna&Igor Sitnikov’s)
Vera – Igor’s mother (was cooking every evening), Victor – Igor’s father (repaired scoop for oil), Michael – Anna’s father (supplied with the big pan for heating oil), Artyom and Aleksey – Anna’s brothers (supplied with the steel can and the big hang of paper towel).
アンナ&イゴルとの出会い
10月12日(日)朝1度、午後2℃ 雨から雪
朝、10時から北海道センターに来ている日本語を習っている4級クラスの生徒さんたちが食事を持って遊びにきてくれた。みんなで動物園に行きたかったがあいにくの雨で行かないことになる。副館長室で食事をしながら自己紹介したり、日本の話や将来のことなど話がもりあがった。来てくれたのは、ウォーバ(ウラジミール)、サーシャ、イリヤ(弟)、ターニャ、ナタリアだ。
11時ころ梅津亜希さんと笹岡孝さんがやってきた。マキシム、マリナ、アナスタシアの日本語の授業をしにきたいのだ。笹岡さんは三井物産から研修でロシア語を勉強しに来ているそうだ。一緒に食事をして話をする。
昼、12時半にアンナ(ウラジオのワレンチンさんが紹介してくれた)さんが旦那のイゴルさんと一緒に北海道センターに来てくれた。ガレージを貸してくれるというのだ。今週はすーっと雨なので屋根があるガレージが必要だった。北海道センターにおいてある約400リットルの油を3回に分けてガレージに運ぶ。
午後、5時再び油をアンナのガレージに運び、その後、オフロード・マスターという四駆クラブの会長に会う。会長のイゴルさんのクラブは毎年1回1ヶ月ほどかけてモンゴルやロシアの秘境を旅するツアーを主催しているという。是非、今度本物のロシアを体験しにこないかと誘われる。この間はロシアの北にある300人ほどしか住んでいない「村」まで行ったという。夏は道がないので車では行けないらしいのだが、橋を作り、木を切り、ウインチをつかい川を渡り往復1ヶ月かけてその村まで行ってきたというビデオをみせていただいた。途中で壊れたホーシングを溶接して直したり、壊れた部品を作ってしまうなどマニアックな人達がそろっているようだ。
彼は毎年ウラジオストックからノボシビルスクまで日本車を運んでいるドライバーで道をよく把握していて、非常に詳しい情報を教えてくれた。さらにTシャツやステッカーなどをくれ、一緒に食事を楽しむ。
夜10時、再びガレージに行き、ペーパーフィルターをまわし、バッテリーを充電してから北海道センターにもどった。夜12時を廻っていた。
走行距離:84293
AVG:12.4
廃食油:0L
お世話になった方:ノボシビルスク北海道センター、ウォーバ(ウラジミール)、サーシャ、イリヤ(弟)、ターニャ、ナタリア、マキシム、マリナ、梅津亜希、笹岡孝、アンナ、イゴル、イゴル(オフロード・マスター)Kulikov’s Igor & Valentina (the president of the club “Off road master” and his wife) – told about difficulties on the road to Vladivostok, supplied with the list of helpful contacts in other cities.
ナズィラ、ありがとう!
10月11日、ウクライナのキエフから今まで約2ヶ月が経ち、ナズィラは母国キルギスに戻らなければならない時がやってきた。これまでロシア語と日本語の通訳、そして、双方の文化の違い、習慣の違いなどについて教えてもらい架け橋となってくれた。
ときには文化の違いで、これはしてはいけないことと怒られることもあったが、黙々と食料の買い出しや料理までやってくれ、彼女を通してユーラシアの地を肌で感じることが多かった。
この後、コブクロの蕾が大好きで毎朝、車の中で何度も繰り返し聞きたがる彼女が懐かしくなるだろう。
ノボシビルスク駅からキルギスのビシケクまでは1本の直行便がでる。駅のプラットホームまで見送りに行った。
ナズィラ、ありがとう!
シベリア北海道文化センター
10月10日(金)午後16℃ 晴れ
オレンブルグ大学でお会いした日本語教師の北濱さんのご紹介で、ノボシビルスクにあるシベリア北海道文化センターに問い合せたところ。心よく我々を受け入れていただくことになった。
このロシアでは、まず、車を安全に駐車できるところ、燃料が精製できる場所を探す事。そして廃食油を探す事ことが大変だ。土地勘のある地元の方の協力があるとないでは、とても大きな差がある。今回センターでは、必要なものをすべて提供していただき感謝しても感謝しきれないほどの歓迎を受けた。
センターのみなさん、ありがとうございます!
この日、午後4時半からプロジェクトのプレスコンファレンスをセンターの会場を使って行なわせていただいた。スライドをみたり、質疑応答、そして外に出てセンターがコンタクトしていただいた店から集めた油を会場に来ていただいたみなさんに給油していただく。
記念写真を撮った後、未来の地球がどうだったらいいか、メッセージをみんなに書いてもらいました。
Rostics KFC
北海道センターの計らいで、ロステックス(KFC系列)から廃食油を分けていただいた。ロシア全国にある大きなチェーン店でどの町でも見かけるフライドチキンの店だ。今回はノボシビルスクにある4店舗で集めておいていただいた。ビニール袋に集めてあった油は、固まっていたのでコンロで暖めて燃料を作った。
ROSTICS KFC:Taisiya Danilenko(Kalina center),Dudkina Avgusta(Royal Park),Yrina, Svetlana, シベリア北海道文化センター、Shamina Maria,Maksim Sazonov,