ダウンタウンへ

くもり時々晴れ
メンバーのタツヤとサッチンの2人は今回が初対面。タツヤは昔からのバイク仲間、でこのプロジェクトの立ち上げから一緒に準備してきた、なくてはならない存在だ。サッチンはアメリカに住む古い友人。彼女の職業はジュエラーで、今回の旅の水先案内人でもある。そして英語力の乏しい男二人にとって彼女は非常に強い見方なのだ。

午前中の数時間を使って、アメリカフェーズのスケジュールについての具体的な話し合いをする。3人そろって、きちんと話し合うのは初めてだ。いくつか再検討すべき場所、日程を変更できるか、打診すべきイベントなどをピックアップした。

午後、タツヤの知人から紹介されたダウンタウンにある日本食屋「サムライ」というレストランに行く。店に着くと吉本由美子さんという従業員の方が、快く対応していただき、まずは店の裏にある廃食油を溜めておく大きなタンクを見せていただく。約1トンくらいの油を溜められるタンクがあった。さらにリサイクルの分別(廃油、ダンボール類、ピザの箱のような紙類、ビン、缶とプラスチックに分けられているということだ)や廃油回収タンクを案内してくれる。その後、折角なので昼食をとることにして、本日のスペシャル弁当を注文した。(チキンの照り焼き、天ぷら、ネギトロ手巻きなど)。知ってはいたものの、その量の多さに驚いた。食べ切れなかったものは、「ドギーバッグ」つまり持ち帰り用の箱に入れてもらって今日の夜食に・・・。廃食油を夜に改めて取りにうかがう約束をして店を後にする。

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カルネのスタンプ

昨夜は遅くまでメールの返事を返していて寝るのが遅くなり、寝坊気味で8時少し前に起床した。タツヤの作った自家製エスプレッソで目を覚ます。

今日は重要な任務がある。足りなかったソイルインスペクションが手に入ったのでなんとしても車両の通関を通さなければならない。通関しないと車がスタートできないのだから・・・。10時半に目指すビルに到着。しかし、昨日のデレックという理解のある審査官は席をはずしており、まったく違うタイプの係員にあたってしまう。困った事に、カルネの「輸入」欄に押してもらうスタンプを「輸出」欄に押されてしまった。いや、カナダに輸入しているのだが・・・と食いさがってみたものの、係員は自分のミスを認めたくないのか、なかなか納得してくれない。この書類が間違って処理されてしまうと、合衆国への出国時にまたトラブルが発生することになりかねない。ここは無理しても「輸入」の欄にスタンプを押してもらいたい。係員は段々苛ついているようだが、どうにか説得に成功し「そんなに言うならしょうがないな、押してやるよ。」と投げやりに判子を押した。

あまりよい天気とは言えないが、昨日下見したスタンレー公園に向かう。400ヘクタールもあるこの公園は、バンクーバーのダウンタウン近くにあるのだが、ヨットハーバーやバンクーバーのダウンタウンを一望できる港、トーテムポールの立ち並ぶ一角、そして苔むす杉などの針葉樹林を持つ美しいオアシスだ。連日の風や雨のせいで大木が倒れた箇所がり、道からの除去作業を所々で見かけた。痛々しい光景だ。根の張りが弱くなっているのだろうか?この林もまた、環境破壊の犠牲となっているのだろうか?

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最初の関門

7時半起床。ぐっすり眠り、気持ちよい朝を迎えた。フレンチトーストとトマトスープの朝食を済ませ、出発の準備をする。10時宿舎を出て、バンクーバーのダウンタウンへ。通関のオフィスでは、係員が予想以上に親切で理解があり、気持ちのよいやり取りをすることができた。ただし、タイヤや車輌についた土の検閲書類(ソイルインスペクション)の必要があると言われ、そちらの手続きをしてから通関になると告げられた。

明日出直さなければならないものの、思いのほか気持ちのよい運びだったので、一同胸をなでおろす。せっかくダウンタウンへ来たのだからと、廃油回収をお願いできそうなレストランの目星をつけつつ、トーテムポールのあるスタンレイ公園まで撮影によさそうな場所を探してドライブをした。どんより曇っていた空がだんだん明るくなってきた。見上げると、目の前に水上飛行機が一機、ダウンタウンと公園の間にある湾に着陸してきた。こんなダウンタウンのすぐそばをセスナで降り立つ姿はあまりにも優雅で衝撃的だった。

きっと近くの島に住んで優雅な暮らしをしている人が自家用機でダウンタウンまで食事をしに来たに違いないと想像をして、カナダならではのライフスタイルに触れた様な気がした。

我に返って小腹がすいたので帰り道にFUJIYAで日本食弁当を買って、12時半宿舎へ戻った。

午後からは今後のスケジュールなど打ち合わせを始める。この旅は、予定表のない旅だが、行く先々で廃油を集めるためサポートしてくださる方たちに、それなりの予定を知らせたい。4時までミーティングをして明日から数日間の動きをまとめ、自炊の為の食料その他の買出しに近くのショッピングセンターを目指した。

6時に帰宅。日本への連絡、シアトルとの連絡がついたので、7時半ごろ夕食をつくり始めた。夕食の仕度を始める前にソイルインスペクションが終わったという連絡が入った。これで車両を受け取る書類が全部揃ったことになる。ささやかながら第一関門突破のニュースを祝った。これまでのさまざまな苦労や喜びが思い出される。「いざ!」という気持ちと「やっと!」いう感がほどよく混ざり、夜が更けた。

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バンクーバー到着

バンクーバーには、予定より早い午前11時20分に到着した。飛行機の中では友人のタツヤとともに爆睡だった。

空港の外は1℃。やっぱり北国の冬の寒さが待っていた。滑走路の向こうに見える雄大な山の景色、空の広さが際立つ風景を観て、やっと旅が始まるのだという実感が湧いてきた。

日本から船便で送ったバスコファイブ(僕らの乗る車両ランクル100の名前だ)を別送品として申告をするので入国審査に時間がかかるだろうと心配していたのだが、意外とすんなり通ってしまった。

通関の係官に別送品の書類を渡すと内容も見ずに書類を受け取り、出口へ進むようにと指示されたのだ。予定ではここでその書類にスタンプを押してもらい通関の際に書類が必要ということでもらってこなければならないと聞いていた為、もう一度係官に尋ねてみる。しかし、大丈夫との一点張りなのであきらめて外に出ることにする。

外に出ると今回、車両の受け取りに協力している現地在住の朝田さんに迎えにきてくれていた。また、バンクーバーからクルーとして合流するサッチンとも再会ができた。雨がちなバンクーバーの街へ無事繰り出すことができた。

さっそく、バンクーバー市内のデビット宅へ移動する。今回朝田さんの会社、「ジャパノイド」の共同経営者でもあるデビットさんがバケーションで留守にしているため、滞在中自由に使わせてもらうことになったのだ。日本では考えられないほどの、ゆったりした住居に大満足。3ベットルームがあり、キッチンが広く、ガレージにはハーレーやオフロードバイクが4台もあった。それぞれの自分の部屋に荷物をおろし、お世話になる朝田さんの会社にご挨拶にうかがう。「ジャパノイド」は中古日本車販売会社だ。

夜はデビット宅で自炊。食後時差で眠たくなってきた。思えば、日本を出る数日前から睡眠らしい睡眠を取っていない。「まずはバンクーバーで、リハビリだな。」などと笑いながらメールの整理、チームとしての打ち合わせ(何しろメンバーが揃うのは、これが初めてだ)、などしているうちに夜がふけてゆく。いよいよ始まった!


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岡山県立水島工業高校訪問

天気は気持ちのいい快晴。朝9時、三宮を出発するが、阪神高速の朝の渋滞に捕まり、余裕を持って出たつもりだったがサービスエリアでゆっくり休息する時間もなく、ノンストップで倉敷の水島工業高校まで走り通す。

校舎の正門をくぐると目の前に先生方が迎えに出ていてくださり歓迎していただく。その後、校長室に通され校長とお話をさせていただく。水島工業高校は1年半ほど前に100%のバイオディーゼル燃料で日本縦断したときに立ち寄りBDFを分けていただいたことが縁でそれ依頼、バイオディーゼル燃料について色々なアドバイスをいただいている。車両に載せるプラントの第一号の実験はここで行なわれ、また多くのアイディアも出していただいた、このプロジェクトには欠かせない学校なのだ。

12時から視聴覚室で150人ほどの生徒を前に一時間ほど講演をさせていただく。最後にイオン交換樹脂を入れるプラント用のパーツと廃食油を高校生代表の二人の学生から頂く。講演後は服部先生の待つ、BDFプラントのある校舎前で、BDFを課題研究のテーマにしている工業化学科3年生の生徒と先生方に、用意していただいた廃食油を入れてもらった。


授業で校舎一棟を使うほどのプラントを動かしバイオディーゼル燃料を作っている生徒たちは、興味深げに我々のプラントを見て、説明に聞き入っていた。実際に彼らは予備知識を持っているのでイオン交換樹脂についても僕より説明がうまかった。10代のうちからバイオディーゼル燃料についてこんなに詳しいのに驚いてしまう。

彼らが次の持続可能なエネルギーの未来を切り開いていってくれたら素晴らしい社会が待っている事だろう。なんてったって高校生でバイオディーゼル燃料を作っているんだからナァ。すごい!!

昼食を頂いた後は、服部先生の講義(?)を拝聴。今までのおさらいと改善点、予想されるトラブルとその解決方法、具体的には、世界中でどのようにメタノールを手に入れるか、気をつけるべき素材の廃食油の話等、試験管での実験や黒板を用いてたっぷり講義いただいた。ホワイトボードに向かって先生の講義を受けていると学生にもどった心境でちょっと緊張してしまった。


この後近くの日本食料理屋でさらに先生と話に花が咲き楽しい時間を過ごした。今日も本当に充実した1日だった。

この晩は、服部先生の教え子が勤めるホテルを紹介していただきここに宿泊。

三宮駅→岡山県立水島工業高校     173.6km (163.0km)
廃食油給油:18L

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びわ湖プロジェクトフォーラムに参加

滋賀県東近江市の「菜の花館」に伺う。ここは「菜の花プロジェクトネットワーク」のシンボル的存在。今回は菜の花プロジェクトの会長、藤井絢子氏のお誘いで、隣の愛東文化センターで開催している、「びわ湖プロジェクトフォーラム」に参加させてもらった。フォーラムで少し時間をいただき「バイオディーゼルアドベンチャー」の説明の後、建物入り口に置いた、プラント付き車「バスコファイブ」を色々説明させていただく。

この後、少しでも距離を稼ぐために、神戸市まで移動し三宮駅前で投宿した。


今日の走行距離数: 227.2km

菜の花プロジェクト」について
http://www.nanohana.gr.jp/index.php より引用

 転作田に菜の花を植え、ナタネを収穫し、搾油してナタネ油に。そのナタネ油は家庭での料理や学校給食に使い、搾油時に出た油かすは肥料や飼料として使う。廃食油は回収し、せっけんや軽油代替燃料(BDF)にリサイクルする。せっけんやBDFは地域で利活用する。「地域自立の資源循環サイクル」の形が見えてきました。この取り組みを、愛東町が始めたのは1998年でした。「菜の花プロジェクト」の誕生です。従来の廃食油の回収・リサイクル事業が、この「菜の花プロジェクト」によって、さらなる広がりを見せるようになりました。

 この資源循環サイクルは、菜の花プロジェクトに意欲的に取り組んできた愛東町(現在は東近江市)での成果をもとに、さらに、養蜂との連携、菜の花の観光利用、小中学校などでの環境教育としての利用など、地域内のより広く深い資源循環サイクルへの広がりになってきています。

びわ湖プロジェクトフォーラム」について
http://biwakopro.shiga-saku.net/c5666.html より引用

赤潮発生から30年、琵琶湖の新たな危機への挑戦

 これまで遠い世界の話だと思ってきた地球温暖化による気温上昇が、琵琶湖の「深呼吸」といわれる対流を起こりにくくする可能性があると指摘され、生態系への影響が懸念されています。そもそも温室効果ガスの排出は、私たちの暮らしそのものが原因であり、かつ豊かで安全・安心な暮らしを脅かすものです。

 そこで、このプロジェクトでは、琵琶湖につながる「流域」に視点をおき、森林から里山、農地、市街地、琵琶湖という一連のつながりの中で、徹底して「近いもの」を活用するための将来あるべき姿を具体的に検討し、地域モデルを提案。

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シートの野口装美    

近畿環境保全の西村氏と意見交換の後、名神を東へ戻り、東海北陸道を通って、岐阜県関市の野口装美へ移動。野口装美はラリーに参加する2輪4輪のシートを数多く手がける会社で、社長の野口英一さんもライダーなのだ。

彼とは長い付き合いで、若い頃は日本でもトップレベルのかっこいいラリーライダーだった(と証言しておこう)。彼の友人はバイク仲間が多く、同年輩の中には現在プロとしてラリーに出場する友人も数多くいる。なにを隠そうこの僕のバイクのシートはすべてここで作っていただいている。彼自身がライダーでもあるので注文のあったライダー一人一人の癖や骨格などからその人にあったシートを完璧に作る事で定評がある。

2007年のダカールラリーに出場した僕のトヨタランクル100のシートもここで制作していただいたものだ。事務用の椅子からラリー、戦闘機関連まで幅広い需要がある。採算を度外視してオーバークォリティのシートにこだわる姿勢が多くのお客を引きつける吸引力になっていることは間違いない。今回の地球一周用のシートもわざわざ駆けつけてくれ、要望にあったシートをオーダーメイドで作ってくれたのだ。

関市の旧市街にある工場前の駐車場には、新聞記者や家族、近所の方の他に、既に訪問した場所のWEBサイトを見て多くの方が集まっていた。プラントの説明をさせてもらい、さっそくそこに集まっていただいた人達に廃食油入れて頂く。今回のプラントの給油口の制作を手伝っていただいた東海テレビの大道具部に勤めている磯野さんも油を持って参加され、ついでにプラントにイミテーションのパーツや配線などの制作も現場で対応していただく。

おまけに野口装美の腕利きスタッフにシリコンやいろいろお借りしたりとお世話になりました。

のぐっさん、いつもありがとうね。


走行距離:近畿環境保全→野口壮美  126.2km (109.0km)
廃食油給油:18L

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うさぎ→近畿環境保全訪問     

朝、9時に縄文うさぎを出発。名古屋高速、名神高速と走り、名神竜王インターでおりて、油藤商事の青山氏と合流。青山さんはガソリンスタンドでバイオディーゼル燃料を販売している日本でもバイオディーゼル燃料の草分け的存在。バイオディーゼル燃料に関してはいつも貴重なアドバイスをいただいている。

青山さんのランクル70(バイオディーゼル燃料100%使用)に道案内してもらいバイオディーゼルカーが2台連なって滋賀県、湖南市にある近畿環境保全の湖南リサイクルセンターへ向かった。まだまだ日本ではバイオディーゼル燃料100%を使って走る車は稀、さらに2台のバイオディーゼルのSUVが走る姿はとても貴重なものといえるんじゃないかな。

近畿環境保全(株)は一般廃棄物、産業廃棄物の回収などの処理をしていて、廃食油のリサイクルも手がけている。特に天ぷら油などの飲食店などから排出される使用済みの食用油を回収しBDFに精製して自社の廃棄物の収集車などに使用することで新たな循環型社会を目指そうとしている専務取締役の西村忠浩さんは我々のプロジェクトの良き理解者でもあるのだ。

到着後、20人ほどの社員の皆さんに快く集まって頂き、まずはプラントの説明紹介した後、会社で回収した廃食油の一部をポリタンクから皆さんに交代で入れて頂く。その後、会社の中を案内してもらいリサイクルについて色々教えていただくことになりとても参考になりました。

仕事中に押し掛けたにもかかわらず、貴重な時間を割いていただき本当に感謝です。


近畿環境保全(株):https://www.kin-kan.co.jp/

うさぎ→近畿環境保全     140.7km
廃食油給油:20L

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縄文うさぎ

すっかり日が暮れ、本日の宿泊場所である「縄文うさぎ」へ向かった。「縄文うさぎ」は古民家を改装したとても落ち着くお気に入りの場所でもある。ここは以前からプラントの制作で名古屋方面に出てくるときはよく泊めさせていただいた友人の家なのだ。今回は廃食油で地球を回るという話を口づてに広めてもらい、友人の知り合いが集まってくれたのだ。到着すると2階のイベントスペースにはすでに多くの方達が集まっていただいていて、ダカールラリー出場の時の映像をみていてくれた。

さっそく、ご挨拶の後、これまでの取り組みや、世界一周のプラン等を説明させてもらい、その後の質疑応答では「どのように廃食油を手に入れるのか?」「油が手に入らなかったらどうするか」「アフリカに油はあるのか」等質問が出てきた。それに対し、「これは急ぐ旅ではない」ことや、「世界一周が目的ではなく、BDFの可能性を検証する為に世界一周と言う長い距離を走るためのも」「アフリカの油事情を説明」等々解答させてもらう。参加者の熱い関心の高さに驚かされた。その後、近くの空き地に停めてある車のところまで移動してもらい、参加者が持って来てくれた廃食油を交代で入れてもらう。

そして、うさぎにもどり用意していただいた鍋を仲間でつっつきながらとても心温まる時間を過ごすことができた。その夜は言わずもがな、ぐっすり深い眠りに入った。心身充電!

走行距離: 刈谷市から名古屋市 12km
廃食油給油: 58リットル

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トヨタ車体訪問(愛知県刈谷市)

午後4時に今回のプロジェクトで多大な支援をしていただいているトヨタ車体株式会社を訪問。昨年のパリダカールラリーで僕はこの会社が運営しているトヨタオートボディーチームのドライバーだったことやカメラマンとしてこのチームの撮影をさせていただいていたという経緯がある。ダカールラリーでバイオディーゼル燃料を使わせて欲しいとう要望に、快くこの燃料を用意していただき、無事完走したことからもバイオディーゼル燃料にいち早く理解をしめしてくれた会社でもある。そこでこのプロジェクトに対しても当初から共感していただき、車の提供やその他様々なサポートをしていただいているというわけだ。

会社に到着するとさっそく会議室で記者会見が始まり、集まっていただいたメディアの方達の前でこのプロジェクトのご説明をさせていただくことになった。その後2008年のトヨタオートボディーチームの総監督、酒井伸二氏からトヨタ車体は現在1日2700台のランドクルーザーを製造しているが、ランドクルーザーの堅牢性を証明するためにダカールラリーに参戦している経緯の説明。車の持つ利便性の追求と同時に環境対策も重要と考え、ケナフ材をしたり、森林保護やバイオディーゼルの採用などを行っていること。環境活動の一助および社内の啓蒙活動として取り組んでいる事など説明があり、今回のバイオディーゼルアドベンチャーのプロジェクトにも出来る限りサポートして行きたいとコメントしていただいた。

仕事柄世界中、特に秘境と呼ばれる場所に行く事が多いため、サハラ砂漠もそうだが、年々環境が悪化していることを目の当たりにしており、そんな時にバイオディーゼルとの出会があった。バイオディーゼル燃料について全く知識がなかったのだが地球環境に良いとされるこの燃料の可能性を自分の手で実証したくなり2006年夏に100%のBDFを使い日本縦断。さらに欧州10カ国2万kmの視察テスト走行。さらに同燃料を使ってパリダカールラリーに参戦。その結果、バイオディーゼル燃料としてポテンシャルは想像以上に優れていることを実感した。そこでさらに地球一周を慣行し独自で制作した車載型のBDF精製装置で燃料を作りながら旅をすることを考えたこと。旅先で様々な人達と出会い、BDFに限らずエコロジーな暮らしや、新しい環境技術なども学んで行き、暮らしやすい世界を探っていく。さらに廃食油を持ってきてくれた人々の「夢」を語ってもらい、その夢をつなげたいことなど・・・。今回のアドベンチャーは、BDFの探求、世界初の車載型小型プラントの開発と、知的財産の公開、環境メッセージを届けることなどが主な目的だと説明させてもらった。

記者会見の後、酒井総監督以下関係者の皆さんと屋外へ移動し、外に停めてある車を見ていただき、プラントの説明した後、会社の社員食堂から出た廃食油を40リットルほど社員のみなさんに交代で燃料を注いでいただいた。


トヨタ車体株式会社
 https://www.toyota-body.co.jp

走行距離:豊田市から刈谷市 17km
廃食油給油:20リットル

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