高校生バンドにドラム&エレキを贈呈

KS0N3553.JPG << 支援楽器を受け取り、再スタートをきった高校生バンド「てりごし」(右からボーカル佐々木さん、ギター&リーダーやぎ君、ドラム村井君、ベース三浦くん)
「楽器を被災地へ贈るプロジェクト」
今日は釜石の高校生バンド “てりごし” に新品ドラムとギターをお届けです!
場所は1階部分の天井まで浸水し、被害を受けた釜石沿岸の市街地。
ビルの2Fに設けられた練習スペースに向かいました。
狭い階段に苦労しながら何とか2Fまで運び込み、
いよいよ箱をあけていくと……なんと新品のドラムセットが!!
「スッゲー!!」「ヤバイ!!」「感動で言葉もない」とてりごしメンバー大喜び!!
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今日は同じく釜石で活動する大人バンドの先輩も集まってくれました。
↑ 写真右は、地元ドラマーの木下さん。ポイントごとに丁寧に説明しながらテキパキと組み立てを手伝ってくれました。
組み立てていくと……「あれ!? 色が白と黒のパンダ色に!?」
今回用意したドラムは2セットあり、私たちは色の違うセットを間違えてお届けしてしまったのです。ありゃりゃ。でも目の前の生のドラムを触りたい!ということで、後日取り替えることにして、ひとまず今日は取り急ぎ組み立てることに。
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↑( 写真左)震災以来、約5か月ぶりにドラムに触れたドラム担当:村井くん。ドラム到着から演奏まで、照れながら終始ずっとニコニコで本当に嬉しそうでした。
↑(写真右)「グッグッ、グレコやないか〜!! やばい超カッコエエ〜!! 」ギター担当のリーダーやぎ君は、クリームホワイトカラーのギターに大興奮。やぎ君は貯金をしてようやく買ったばかりのギターを、津波で流されてしまったのだそうです。
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組み立てが終わると、ちょっと照れくさそうにしている彼らに
「ホラッ、何でもいいから、なんかやり!」と大人たちが背中を押して、
いよいよ5か月ぶりの演奏を披露してくれました。
スティックを握ると、笑顔だった村井君が一変、真剣な表情に変わりました。
ビートに合わせて、ギター・ベース・ボーカルが加わっていきます。
「ズンズンジャ〜ン」とロックなリズムが響き渡りました。いいですね〜 ヨカッタヨカッタ!
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側では大人バンドの皆さんが、てりごしを微笑ましく見守っていました。
釜石・大槌では音楽を通じて、大人バンドが若手バンドを温かく支えています。
音楽を通じ世代を超えて育んできた繋がりを実感し、私たちもとても嬉しく思いました。
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さて今回支援した新品ドラム、私たちがどうやって手に入れたかというと……
じつはなかなか支援で頂けるドラムは集まりません。そこで集まった支援楽器の一部を売り、それを資金にして、新品を購入するに至りました。
それら一連の手続きや、販売店さんのご厚意もあり、このような支援が実現しました。
明日も大槌の大人バンドの皆さんへ、ドラムをお届けする予定です。
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本日お届けした模様のmovieはコチラです↓ ぜひご覧くださいね。

ご協力頂いた皆さん、ありがとうございます!!

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高校生バンドにドラム&エレキを贈呈


<< 支援楽器を受け取り、再スタートをきった高校生バンド「てりごし」(右からボーカル佐々木さん、ギター&リーダーやぎ君、ドラム村井君、ベース三浦くん)
「楽器を被災地へ贈るプロジェクト」
今日は釜石の高校生バンド “てりごし” に新品ドラムとギターをお届けです!
場所は1階部分の天井まで浸水し、被害を受けた釜石沿岸の市街地。
ビルの2Fに設けられた練習スペースに向かいました。
狭い階段に苦労しながら何とか2Fまで運び込み、
いよいよ箱をあけていくと……なんと新品のドラムセットが!!
「スッゲー!!」「ヤバイ!!」「感動で言葉もない」とてりごしメンバー大喜び!!


今日は同じく釜石で活動する大人バンドの先輩も集まってくれました。
↑ 写真右は、地元ドラマーの木下さん。ポイントごとに丁寧に説明しながらテキパキと組み立てを手伝ってくれました。
組み立てていくと……「あれ!? 色が白と黒のパンダ色に!?」
今回用意したドラムは2セットあり、私たちは色の違うセットを間違えてお届けしてしまったのです。ありゃりゃ。でも目の前の生のドラムを触りたい!ということで、後日取り替えることにして、ひとまず今日は取り急ぎ組み立てることに。


↑( 写真左)震災以来、約5か月ぶりにドラムに触れたドラム担当:村井くん。ドラム到着から演奏まで、照れながら終始ずっとニコニコで本当に嬉しそうでした。
↑(写真右)「グッグッ、グレコやないか〜!! やばい超カッコエエ〜!! 」ギター担当のリーダーやぎ君は、クリームホワイトカラーのギターに大興奮。やぎ君は貯金をしてようやく買ったばかりのギターを、津波で流されてしまったのだそうです。

組み立てが終わると、ちょっと照れくさそうにしている彼らに
「ホラッ、何でもいいから、なんかやり!」と大人たちが背中を押して、
いよいよ5か月ぶりの演奏を披露してくれました。
スティックを握ると、笑顔だった村井君が一変、真剣な表情に変わりました。
ビートに合わせて、ギター・ベース・ボーカルが加わっていきます。
「ズンズンジャ〜ン」とロックなリズムが響き渡りました。いいですね〜 ヨカッタヨカッタ!

側では大人バンドの皆さんが、てりごしを微笑ましく見守っていました。
釜石・大槌では音楽を通じて、大人バンドが若手バンドを温かく支えています。
音楽を通じ世代を超えて育んできた繋がりを実感し、私たちもとても嬉しく思いました。

さて今回支援した新品ドラム、私たちがどうやって手に入れたかというと……
じつはなかなか支援で頂けるドラムは集まりません。そこで集まった支援楽器の一部を売り、それを資金にして、新品を購入するに至りました。
それら一連の手続きや、販売店さんのご厚意もあり、このような支援が実現しました。
明日も大槌の大人バンドの皆さんへ、ドラムをお届けする予定です。

本日お届けした模様のmovieはコチラです↓ ぜひご覧くださいね。

ご協力頂いた皆さん、ありがとうございます!!

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ダンロップタイヤからのサポート

3.11から早いもので5ヶ月が経とうとしている。ガソリンを使わないでも走ることが可能ということもあり、震災後すぐに支援物資を持って被災地を走りまわった。以来今現在2万キロ近い距離を走行したことになる。岩手県は四国と同じくらいの面積を持ち都道府県では北海道に次に広い面積を持つ広さだ。
気がつくとスタッドレスのまま走行していたため、減りが早い。そこで地球一周のときもお世話になったダンロップタイヤ(住友ゴム工業株式会社)に相談してみたところ、ありがたいことにすぐに快くタイヤの支援を申し出ていただいた。

これで心置きなく被災地を走ることができます。
いつもバスコファイブの足下のサポートをありがとうございます。

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北上川で1万個の灯籠流し

宮城県でヘドロ撤去をした後、石巻市の伝統の夏祭り「石巻川開き祭り」に行ってきました。ことしは東日本大震災の犠牲者を追悼するために亡くなった家族などの名前を書いた1万個の灯籠が川に流され、真っ暗な川に漂う明かりが薄暗い中に浮かび上がりました。石巻市では、震災で亡くなった人が29日の時点で、3149人に上り、今もおよそ900人の行方が分かっていません。



この日多くの方が、故人を思いながら見送ることができたのできっと亡くなった方たちも迷わず逝ってくれることでしょう。こういったことがとても大事なことに思います。
他の地域でもこういった亡くなった方たちに思いを馳せ、見送ることができたらと思っています。例えばタイのコムローイのような弔いの行事も素晴らしいですね。

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自転車を修理 → そしてお届け


東松島市に住む保育士さんに自転車を届けてきました。
今回は花巻の支援物資倉庫に眠っていた自転車を修理してお渡しすることにしました。この自転車はいただいた時にすでにスポークが外れていたり、さびでチェーンがうまく動かないなど修理が必要な状態で保管していたものです。道原さんは震災直後やまの号に乗って緊急物資を運んでいたボランティアさんで、今回は自分から修理を買って出てくれました。




道原さんの自転車(27インチ通学用)の修理記録>>
7/25午後4時〜前輪のスポーク張り・振れ取り。リング錠を取り外す(鍵がないのでロックすると外せなくなるため)。
7/26午後1時〜後輪のスポーク張り・振れ取り。(虫ゴムが劣化し始めているのを発見。自宅に予備の虫ゴムがあるのを思い出す。)サドル拭き掃除。
7/27午前11時〜チェーンの交換。最初は外したチェーンと同じコマ数で取り付け、試走する。一番心配だった歯飛びは起こらずOK。でも6段変速のうち一番軽い(歯数の多い)側のギアに入れると、ジャラジャラなにかこすれる音。チェーンを2コマだけ継ぎ足す。でも結果は変わらず。
7/28午後3時〜鍵(リングロック)取り付け。前後輪虫ゴム交換。
東松島の保育士さんは毎日快適に通勤しているそうです。お礼のメールがきました。
道原さん、ご苦労様でした。

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7/30「復興釜石新聞」に掲載されました


↑ 米・サンディエゴからの応援タペストリーを
釜石市立図書館へとお届けした模様が、「復興釜石新聞」に掲載されました


↑『朝日新聞」の朝刊に掲載されました。

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宮城県若林区にてヘドロ撤去








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やまの号、ねおすにお嫁入り!

3月から被災地支援に走り続けてくれた「WVO やまの号」
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※”WVO”とは ” Waste Vegetable Oil” の略で、廃てんぷら油を漉した後に、そのまま燃料として使えるシステムをもつ車です。ちなみにバスコファイブ号は廃油をバイオディーゼル燃焼(BDF)に精製してから、給油します。

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遡ること震災直後の3月の末。
当時はまだガソリンが手に入らず、僕らのバスコファイブ号がフル回転しても、物資運搬も人の送迎も当然ながら間に合いませんでした。そこで同じてんぷら油で動く車を使う全国のWVOの皆さんに協力を求めたところ、やまのさんご家族から「どうぞ被災地支援に家族の車を使ってください」と、WVO車をお貸し出し頂いたのです。さらに仲間の皆さんからの協力により、とびきりきれいな廃油や物資をやまの号に満載して、仲間の皆さんが運んできて一緒に支援もしてくれたのです。
あれから何人のボランティアが運転したでしょう。「やまの号」「やまのクン」などと呼ばれ愛されながら、北は宮古から南は陸前高田の南部まで、走行を続けてきました。
そうしてお借りしてから4か月が経ちました。緊急物資の搬送も落ち着きを見せた今、やまのさんより「ぜひそのまま現地で役立ててください」とありがたいお言葉を頂きました。
それから「やまの号」をどうしたら被災地の方々に役立てられるのか、使い方を考えることになったのです。そして思案と調査を重ねた結果、これなら!というところが見つかりました。それが「NPOねおす」さんです。
「NPOねおす」さんは、もともと北海道で活動する団体です。震災直後から被災地へ入り、釜石市・栗林地区に居を構え、避難所への支援活動を始めていました。僕らもその時から知り合っていました。避難所ですれ違った時に情報交換をしたり、最近はどうですか?などと声をかけあったものです。
現在は、橋野で廃園した幼稚園跡を新たな拠点として、子どもたちへの自然体験活動や交流と学びを通じた地域づくりを進めようとしています。
今後「やまの号」は、その子どもたちの送迎や移動などに活用頂くことになりました。

「やまの号」、嫁入りを機に、てんぷら油を使うWVOシステムは取り外しました。そろそろお年頃(!)のためと、多数のスタッフが扱うため事故のないように、との配慮です。
ブレーキパッドも交換済み。ひと通りの点検修理を済ませた状態で受け渡しをしました。注意点などをスタッフの方へ説明中。

明日から子どもたちの送迎に使用されるそうです。早速出番です!

「やまの号」、3月から走り続けてくれて本当にありがとう。
嫁入り先でも頑張るんだよ!! なんだか我が子を送り出すような気分です。
ご家族で使用されていたWVO車を、このような形でご協力頂いたやまのさん、
WVOの皆さん、本当にありがとうございました。
道で「やまの号」とすれ違うのが楽しみですね!

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サンディエゴから、海を越えて「応援タペストリー」届く

遠く、米サンディエゴで手作りされた、応援と祈りの想いの込められたタペストリーを
本日、釜石市立図書館へお届けしました。
お受け取り頂いたのは、釜石市立図書館の館長・猪又さん(写真中)と、教育委員会・教育次長・久喜さん(写真右)。今後こちらの図書館で飾って頂き、皆さんに見て頂けるようになります。

このタペストリーをお届けしたのは、こんな経緯からでした
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2011年3月11日に東北を襲った地震と津波のニュースは、インターネットやテレビ中継を通して、わずか数時間のうちに世界中の人々へ報道されました。「日本の被災地の皆さんに何かできることはないか」。海を越えた様々な国や町で、そのような声があがりました。
そんな地域のひとつがアメリカ・カリフォルニア州・サンディエゴの人々です。
同町にある京セラ社員の有志たちは、「少しでも希望が沸くようなビジョンを送りたい」と、タペストリー作りを始めました。
三陸の豊かな自然である山と海を背景に、道を引き、木を植え、鉄道を作り、家や学校を建てていく……。皆の手でフェルトを切り貼りしながら、空想の復興村が出来上がりました。日本の町が美しい希望の町へと復興していくイメージのタペストリーです。
「あきらめないで日本!」そんなサンディエゴからの応援の想いを込め、皆が少しづつ手をかけて、1か月足らずのうちに完成したものです。
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「そのタペストリーをどこへ送ればいいか」と相談を受けたのは5月下旬でした。今まで被災地でのニーズを聞いて必要なものを調達してそれをお届けするという活動を基本に行っていたので、送る側の要望に応えて現地コーディネートするというのは稀なことであり、お届け先探しはとても難しいことでした。というのも被災地の方たちにタペストリーを見て頂ける公共の施設はほとんど倒壊してしまっていたからです。また体育館等などの避難所だと、そこにいる特定の方にしか観てもらえないので、多くの方が訪れる場所として鉄の歴史館、市民プール、公民館などまわってみたのですが閉鎖中か、倒壊しているためなかなかふさわしい場所がみつかりませんでした。


支援活動をしながら、2ヶ月以上が経ち、地元の皆さんのご協力によりやっと「釜石市立図書館」へとお届けすることができました。
こちらの図書館は市の内陸側にあるため、津波の直接的な被害はありませんでした。壁や構内の修繕をする必要がありますが、現在は地域の人々が利用する公共の場としてオープンしており、仮設住宅も近くにあります。
言葉も文化も違うアメリカの街と釜石の街。海を隔て遠く離れていますが、タペストリーを通じてこのふたつの街は繫がりました。海を越えて届いた応援の声を、被災地にいらっしゃるひとりでも多くの方々へお届けできますように。
本日お受け取り頂いた皆様、お届けまで多大なご協力を頂きました皆様
本当にありがとうございました。

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【ボランティア募集!!】7/30仙台農地ヘドロ撤去

バイオディーゼルアドベンチャーは
7/30に宮城県仙台市の【農地復興のためのヘドロ撤去】に参加します。
一緒に参加してくれるボランティア仲間を大募集します!!
現在、その農地では表層をヘドロが覆い、乾いて固まっている状態です。
(7/30に予定している農地は、土の表面約5cmほどがヘドロで覆われています)
これをブルドーザーなどの機械で取り除くと粉々になってしまうため、
手作業ではぎ取って撤去します。特殊技術は必要はありません。
今回は1日のみの募集です。
この取り組みは塩害土壌復興に向け、ナタネ栽培をすることで農地を少しでも早く復旧浄化するための試みで、東北大学の皆さんが主催する1日ボランティアです。
僕らも同じく、菜の花を植えて土壌浄化をする【大地復興プロジェクト】を立ち上げており、連携してより多くの東北農地を菜の花で復興させていたと考えています。
まずは農地に多いかぶさったヘドロを除去し、その後ナタネを植えます。ぜひともご協力ください!!
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■日時: 7/30(土)/9時半〜夕方(実際の活動時間は10〜15時)
■場所:宮城県仙台市にて(詳細な場所はメールにてご連絡します)
■持参:昼食、飲料、長靴、帽子、マスク、ゴム手袋、汚れてもいい服装、熱中症対策グッズ、(あればショベルやスコップも。なければ現地が準備します)
■その他 : 雨天中止、現地集合&現地解散、現地に車の駐車スペースは十分あります。
【問合せ】
下記の内容を記して、下のアドレスまでご連絡ください。詳細を返信させて頂きます。
contact@biodieseladventure.com
・代表者のお名前
・代表者の携帯番号
・参加人数
・在住する県(出発する県)/車の台数
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ご連絡をお待ちしております。

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