6/14 福祉施設で「心と体を癒すプロジェクト」

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6/14 写真屋KONさんへ 一眼レフカメラお届け

山田町の「写真屋KON」さん
ご家族は無事でしたが、家も写真店もすべて流されてしまいました。
現在はこの仮設テントの商店街で店舗をもち、コンパクトデジカメひとつでお店を再開しました。
そのKONさんへ、一眼レフカメラ・レンズセットをお届けです。
KONさんは笑顔で「わぁ……すごい感激です、ありがとうございます。こんなにはやく……まさかこんなにいいカメラが手に入るとは思いませんでした」とカメラをしっかりとにぎって何度も見つめていました。
以前使っていたものと同じメーカーのボディ、レンズ1本はまったく同じものをお渡しすることができました。
今いちばん撮りたいものは?と聞くと
「……4月に生まれた子供を撮りたいです。自分のカメラではまだ撮っていないので。ちょうど2か月になるんです」と、とびきりの笑顔を見せてくれました。

KONさんは三人の子供のお父さん。
この山田町で奥さまと共に街の写真屋さんを営んでいました。
「お客さんにすぐプリントをお渡しできるように、スピードプリントをしていたんです。卒業式ですとか、学校行事の撮影も行っていました」
3.11の当日。KONさんとお店にいた奥さまは、3人目のお子さんがお腹にいて臨月を迎え、いつ生まれてもおかしくない時期でした。地震がおさまるとすぐにKONさんはシャッターを閉め、家族を実家へ避難させ、店にもう一度戻ってこようと思った。そうしたら津波が先に街を襲ってしまったのです。
「家族を送り届けて、もう少し早く車で店に走っていたら、途中で津波に流されていましたね。あと3分のところで、命が助かったんです」
現在のお店の前には、今はもう使えない泥だらけの愛機が飾られています。
がれきの中から誰かが見つけてくれたのでしょう。震災後、お店のもとあった場所にそっと置いてあったのだそうです。
店にあった機材も商売道具も何もかも流されてしまいましたが、店を出る時、唯一持ち出したものがあります。
それはお客さんから頼まれた、プリントの仕上がりでした。
「そのプリント、まだ連絡つかない方が何人かいらっしゃるんですよ。こうしてお店を開いていれば、取りに来てくれるかなと思って……待っているんです」
「写真屋KON」は、山田町の仮設テント” なかよし公園商店街” にあります。
プリントにお心当たりのある方は、訪ねてくださいね。KONさんが待っています。
物資をご協力頂いた皆さん、ありがとうございます。

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6/14 写真屋KONさんへ 一眼レフカメラお届け

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山田町の「写真屋KON」さん
ご家族は無事でしたが、家も写真店もすべて流されてしまいました。
現在はこの仮設テントの商店街で店舗をもち、コンパクトデジカメひとつでお店を再開しました。
そのKONさんへ、一眼レフカメラ・レンズセットをお届けです。
KONさんは笑顔で「わぁ……すごい感激です、ありがとうございます。こんなにはやく……まさかこんなにいいカメラが手に入るとは思いませんでした」とカメラをしっかりとにぎって何度も見つめていました。
以前使っていたものと同じメーカーのボディ、レンズ1本はまったく同じものをお渡しすることができました。
今いちばん撮りたいものは?と聞くと
「……4月に生まれた子供を撮りたいです。自分のカメラではまだ撮っていないので。ちょうど2か月になるんです」と、とびきりの笑顔を見せてくれました。
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KONさんは三人の子供のお父さん。
この山田町で奥さまと共に街の写真屋さんを営んでいました。
「お客さんにすぐプリントをお渡しできるように、スピードプリントをしていたんです。卒業式ですとか、学校行事の撮影も行っていました」
3.11の当日。KONさんとお店にいた奥さまは、3人目のお子さんがお腹にいて臨月を迎え、いつ生まれてもおかしくない時期でした。地震がおさまるとすぐにKONさんはシャッターを閉め、家族を実家へ避難させ、店にもう一度戻ってこようと思った。そうしたら津波が先に街を襲ってしまったのです。
「家族を送り届けて、もう少し早く車で店に走っていたら、途中で津波に流されていましたね。あと3分のところで、命が助かったんです」
現在のお店の前には、今はもう使えない泥だらけの愛機が飾られています。
がれきの中から誰かが見つけてくれたのでしょう。震災後、お店のもとあった場所にそっと置いてあったのだそうです。
店にあった機材も商売道具も何もかも流されてしまいましたが、店を出る時、唯一持ち出したものがあります。
それはお客さんから頼まれた、プリントの仕上がりでした。
「そのプリント、まだ連絡つかない方が何人かいらっしゃるんですよ。こうしてお店を開いていれば、取りに来てくれるかなと思って……待っているんです」
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「写真屋KON」は、山田町の仮設テント” なかよし公園商店街” にあります。
プリントにお心当たりのある方は、訪ねてくださいね。KONさんが待っています。
物資をご協力頂いた皆さん、ありがとうございます。

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6/14 本日のクルー 今日もお届け

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本日のクルー:一歩さんとルイスさん。
こうしてWVOやまの号に乗って巡回中。今日はバスコファイブとまわります。

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6/14 本日のクルー 今日もお届け

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本日のクルー:一歩さんとルイスさん。
こうしてWVOやまの号に乗って巡回中。今日はバスコファイブとまわります。

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6/14 大槌漁業協働組合へ  PC類をお届け

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「大槌漁業協働組合」へPC類のお届けにやってきました。
多くの漁業事業が壊滅的なダメージをうけたように、ここ大槌漁協でも拠点となるオフィスはもちろん、漁具や冷凍設備などほとんどが流されてしまいました。
「パソコンやプリンタが不足している」とのことで、急きょ必要な物資をお聞きして
◎パソコン×3台
◎レーザープリンタ×1台
◎コピー用紙やトナー     をお届けしました
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漁協の建物では、様々な手続きを行うため
住民がひっきりなしにカウンターを訪れていました。
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漁協の方に今後の漁業の見通しについてお話しを伺いました。
「ワカメは約2億円/年、ウニの水揚げは約5千万円/年あった収入が、今年はゼロです。収入がありませんから、今からどのように食いつないでいくかが、大きな課題です。大槌町に漁師は約300名いますが、今から養殖業を再開する意志を表明しているのは、その半分ほど。あとの半分の方は、廃業もしくは、一年休んで様子を見て再開という方もいます」
「……再開といっても、漁協では被害への具体的な復旧プランは未だ決まっていないんです。漁業はワカメ・ホタテ・カキ・ホヤを養殖、ウニやアワビの天然漁を行っていましたが、養殖業はほぼ……というか、全滅です。ワカメは7〜8月にメカブから種付けなくては、来年3月の収穫が間に合いません。それには資材の確保、養殖施設の設置、船が必要ですが、メドはたっていません」
「再開へ向けて、まず漁場の状態を知るために、カメラを入れた水中調査を行う予定です。日程はきまっていませんが、ダイバーや技術センターの船を使って行う予定です」
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収入はゼロ、施設復旧の先行きがまったく見えない状況の中でも、
半数の漁師たちは漁業再開を待ち望んでおられます。
一日も早い、漁業の復活を祈って。
本日お届けした物資は、漁協の皆さんで事務作業などに使って頂きます。
物資のご協力を頂いた皆さん、ありがとうございました。

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6/14  廃油から燃料精製中

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本日の午前中。
一歩さん、ルイスくんに手伝ってもらいながら、
廃油をこして、バスコファイブに注入。燃料を精製しています。
真夏日のように暑いので、油はさらさら通っていきます。

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6/13 陸前高田・高田保育園へお届け(2)

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6/13 陸前高田・高田保育園へお届け(1)

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陸前高田市にある「高田保育園」
もとあった園舎は津波で倒壊し、廃園になった幼稚園に引っ越して開園した保育園です。
◆「給食メニュー台」 /沖縄の三線職人の方より手作り
◆「木のおもちゃと積み木」 /NPO日本グッド・トイ委員会より
◆「お菓子パック」 /長野県原村の皆さんより
本日は以上をお届けしました。
先生方の「さんはい!!」のかけ声で「ありがとうございました〜」
皆さんからお礼の言葉を頂きました
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「木のおもちゃと積み木」お届け
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きれいなグリーンのBOXがふたつ。
先生方が子供たちの目の前で開けてくれました。
「何から見せようかな、まずこれからかな〜……ジャーン!! あらっ積み木だ〜 みんな見える?」 と先生。「みえる〜」と子供たち。
ひとつひとつ、おもちゃを開けて子供たちに見せていきます。
「これで遊びたい人?」と先生が聞くと、元気よく「は〜い」と子供たち。
みんな目が釘付けです。
じつはこちらの保育園は、外遊びも室内遊びも、遊具はじゅうぶんにありませんでした。
「このようなたくさんの木のおもちゃははじめて頂きました。子供達大喜びだと思います。手触りもいいし、いろんな工夫ができるように作っていらっしゃるので、子供たちはすごく喜ぶと思います。今から梅雨に入りますと、外遊びが十分できなくなります。そうなるとずっと室内で遊ぶことになりますから……感激です」と園長先生。
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「給食メニューテーブル」
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こちらの保育園で大切にしていること。それは「食育」です。
保護者の方が、どんなお昼を食べたのかがわかるように、毎日の給食を台に載せて展示をしていましたが、そのテーブルが津波で流されてしまいました。
その台を作ってくれたのが、サチヨさんの親しい沖縄の三線屋さん。
配送を考慮して組み立て式にして、手順も丁寧に送ってくれました。
横から見ると、子供がバンザイしているようなかわいい形。
木と手作りの温もりが感じられる、すてきな台です。
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「まさかこんなに立派なものが…すばらしいです。食育活動の一環で、毎日の給食はもちろん、クッキング保育などの行事があると、その時に作ったものをグループごとに展示して、レシピも一緒においておくんです。おやつもできるだけお野菜をたっぷり使っています。お母さんからは、野菜をこんなにたくさん使ったお料理はなかなか家ではできない、とたいそう喜んでくれるんですよ」と園長先生はテーブルの組み立てからずっと見つめていらっしゃいました。
組み立て終わると「外で給食展示をしていいですか?」と先生。
じつは今日、偶然にも、美味しい炊き出しと音楽のボランティアがいらしていました。
群馬県の高崎健康福祉大学短期大学部のOBの方や、高崎の幼稚園の園長先生たち。
彼らによって配られたホットドックと、お芋、野菜のお汁が展示されました。
とっても美味しい給食と給食台。
偶然にもとても幸せなコラボが実現しました。
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お菓子パック
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かわいく包まれたお菓子パックもお届けしました。
長野県原村のお母さんたちが「子供たちにできることはないか」と、みんなで丁寧にパッケージングしたお菓子。
指をくわえてみつめる子供たちに「あとでみんなでわけようね」と先生。
その後、先生の手によって一人ひとつづつ、プレゼントされました。

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