4/12 自転車お届け vol.06 @金沢小学校

金沢地区・金沢(かねざわ)小学校へ、25台お届け。
この避難所の特徴は、小〜高校まで学生が多いこと。全体の1/3を占める。
到着すると、「うそ、チャリどこ!?」「チャリほしい!」と
子どもたちが走ってでてきた。
さっそく試乗。それぞれお気に入りの一台がすぐに決まった様子。
みんな、通学に使う。ここから学校までは、自転車で片道1時間の距離だ。
「自転車乗ったの、一ヶ月ぶりだ〜」と女の子。
みんなうれしそうな笑顔を見せてくれた。
そしてさらにうれしそうだったのはお母さんが喜ぶ姿だった。
「徒歩はさすがに無理。子ども達に、せめて自転車を」という親心。
よかった、本当によかった。


<<memo>>
約40名(炊き出しも40名分)
お年寄りはほとんどおらず、小…4人、中…4人、高校生が5人(学生は全体の1/3)
◎電気はきているが、冷蔵庫が故障中のため、肉や豆腐などの生鮮食品の傷みやすいタンパク質が不足。
◎調理設備が不十分なので、レトルトの温めるのみの食料はありがたい
◎ハム・ソーセージ大歓迎
◎缶詰はもらっているが、魚系以外がほしい
◎野菜はくることはくるが、種類のバランスがよくこない(一種だけドカンとくる)
◎5月頃に50名増える
◎ この被災者たちは避難所生活が長くなりそう。閉校している学校なので出ていく必要がない。仮設住宅が決まるまでどのくらいか、長期になりそうだ。
<<届けたもの>>
□ 玉子 80個

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4/12 自転車お届け vol.05 @鵜住居・新川原地区

「鵜住居・新川原地区」の方々へ27台お届け。
ここには54世帯(約64名)が暮らしている。
ギリギリ津波がこなかった家もあるが、それでも車や自転車を流された方が多い。
現在の問題は「近くにスーパーがない。一番近くて7〜8km離れた釜石のスーパー。しかも危険なトンネルを通らなければならない。車も自転車もないので、買い物に行けない」。「仕方がないから車をもっている方から借りているが、それも申し訳ないし、何度も借りるわけにいかないから困っている。せめて生鮮食品の移動販売があればいいのに……」
震災直後から数日間、家が残った方々は、釜石の避難所に徒歩で向かう人々へ自転車を貸したこともあった。もちろん貸すといっても返ってくるわけではない。2日目まで避難所で過ごして帰っていたら自転車がなかったこともあったという。そのため、自転車がほしかった。
一週間は孤立状態となったが、近隣で倒壊した大手薬局スーパーから流れ出した食料を何とかかき集めて、食いつないでいた。それも限界となったので、燃料不足の中、決死の思いで釜石まで車を出し、配給を詰め込んでこの集落に戻ってきたのだそうだ。


地元の自転車屋さんがいらっしゃったので、ブレーキやゴムチューブなどのパーツも託した「壊れたら修理します! 全部修理します!」とのこと。よろしくお願いします!
「肉はほとんど食べていない、野菜も少ない」とのことで、山中さんより玉子をお渡しした。彼ら在宅の被災者たちのSOSは切実だ。

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4/12 自転車お届け vol.04 @大槌・城山体育館

大槌の避難所「城山体育館」へ23台をお届け。
「避難所の皆さんやボランティアの方々で使用したい」とのこと。
皆さん、ママチャリをすいすい。
唯一の難所!避難所に辿り着く手前に坂がありますが、皆さん、こいでおして頑張ってくださいね。


↑ 右の写真。盛岡から個人で来ていたボランティアの若者たち。バイオディーゼル燃料に興味をもち、声をかけてきてくれました。ここから、本日の巡回の最後まで、自転車の積み下ろしも手伝ってくれました。助かりました、どうもありがとう!

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4/12 自転車お届け vol.03 @ 釜石・石応禅寺


石応禅寺の皆様へ、5台をお届け。
こちらのお寺さんはかつて避難所でしたが、亡くなられた方の御葬儀を行うため、避難所は道を挟んだお向かいへ移動。不休で御葬儀をされています。
「自転車も車も、津波で流されてしまいました。買い物へ行くにも徒歩ではスーパーが遠すぎる。自転車があれば助かります」とのこと。
「そうそう、廃油をとっておいたんです」と一升瓶で頂きました!
大切な燃料になります、ありがとうございます。

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4/12 自転車お届け vol.02 @ 釜石保育園

釜石保育園…15台をお届け。
被災された保育士の皆さん、保育園で使用されるとのこと。
「これで自転車通勤できる!」と喜んで頂きました。
中には子どもを前や後に乗せる専用カゴの付いている自転車も。
セサミストリートの小さな自転車も、子どもたちの好きそうな逸品です。



本日の子ども達のお昼にそえるお汁。
先日、愛知県の有機農家さんから届いた玉子と、同じく愛知県・田原市から送られたキャベツで作ったお味噌汁です。美味しそうですね。
ここはまだ炊事場がないため、お弁当です。
被災した家の子どもたちの給食は、先生方が炊き出しで作られているそうです。

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4/12 自転車お届け vol.01 = スタートです =


昨夜114台の自転車を積んで京都から4トントラックがやってきた。
目がテンになってしまう積載状態でしょう!?
じつは10日ほど前のこと。僕はこんな相談をうけた。
「京都で中古自転車を集めて修理して、その自転車を被災者たちへ届けたい。でも市や行政に問い合わせても届ける手段は得られないし、どこにどうやって頼んで送ればいいのかわからない……」とのこと。
そこで僕が現地のニーズを調査し、現地コーディネートと輸送費の一部を協力することになった。
そんなわけで、本日、自転車114台を必要としている方々へお届けしていきます。

この自転車プロジェクトは「京都OHANAプロジェクト」という。
“OHANA”とはハワイ語で”家族”という意味。「みんな家族!」という想いが込められている。まず今日は100台でトライ。現地の様子を見ながら、最終的にはさらに多くの自転車を目標に現地へ届けたいとのこと。
上左の写真、本プロジェクトの中心のひとり、山中さん。京都から15時間かけて114台をもってきてくれた本人。彼自身、ロードバイク・トライアスロンの選手で「スポーツの街・京都」を推進中なのだそう。
さぁ、被災地へ自転車を届けに行ってきます!

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4/11 WVOやまの号リポート 総菜&野菜お届け


************ 陸前高田・気仙町「長部小学校 」*******************

◎炊き出しのおばちゃんより→「みんな疲れがたまってきている。風邪ひく人、熱の出た人も何人かいる」
◎自転車の需要→ この地域はあまり需要がない。川も橋も流されていて、高田の街中は倒壊してスーパーもなく、買い物もできないので。元々支給されている自転車あり、レンタル可能
◎この前の強余震により、グラウンドのひびが目立つように。
◎とくにブロッコリーは支給品では少ないとのこと
<<お届けしたモノ>>
□ヒカリ食品からの「お総菜22箱」
(きんぴら3箱、ひじき3箱、ごぼうサラダ3箱、ポテトサラダ×5、肉じゃが5箱、甘露芋 15kg ×2箱、金時豆20kg×1箱)

…………………………………………………………………………………………………
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□キャベツ×8箱(愛知県田原より)
□ブロッコリー×1箱(ブロッコリーは始めてだ!とのこと)


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************ 大船渡「大船渡中学校 」**************************
◎170弱が寝泊まり/炊き出しは270名分
ここ周辺地域の方が中心/自宅が流された人がほとんど
◎避難所内で自治会を作って、避難者自身が運営
市の職員が常駐しているが、サポートする側に徹している。
◎炊事設備はプロパンコンロとカセットコンロのみ、汁物は可能だ、調理はかなり厳しい。メニューはご飯とサラダと味噌汁が多い。レトルトカレーなどあったら助かる。
炭水化物に偏りがち、野菜やタンパク質が不足。
◎敷地内に給食設備があり、そこではご飯の炊き出しのみ(他の避難所へも)行っている
◎ドームの大きなテントが体育館にあり。アメリカのライオンズクラブが地元のライオンズを通じて、シェルターボックスが20梁建っていて、この中に5〜6名づつが住んでいる。
◎校庭に仮設住宅建設中。132戸建築中。
◎関西方面から10トントラックが到着。プロのロックバンド「10フィート」が呼びかけて。気仙ロックフェスティバル実行委員会が窓口。
<<必要なもの>>
※物資はほぼ充足しているが、これからは個人的な細かい物が必要
※高台の施設のため、自転車の需要は低い
◎学校の制服
◎シューズ
*********** 大船渡「カメリアホール 」***********************


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4/10 今とこれから、被災地へできること。報告会 @ 東和町

ここ土沢商店街や近隣の皆さんとみんなで報告会を開催 @ 花巻市東和町
ツイッターで生トークをフォローして頂いた方も多いかと思います。
ボランティア、後方支援、ご家族が被災されている方など
25名が集まって、現状状況の報告や今思っていること。そしてこれからのことについて
話合う場をもちました。
考えがまとまらない、もちろんはっきりした答えなんてない。
だからこそ、こうしてそれぞれ違う立場で支援している人々が集うことで
被災地について学ぶことがある。わかったことがある。
とても大切な時間となりました。
内容は、後日アップさせて頂きますね。

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4/9 皆様へ 御礼と物資募集終了のお知らせ

全国の皆さまへ
このブログの呼びかけに応じて頂き、
たくさんの物資のご送付を頂き、本当にありがとうございました。
日本はもちろん海外からもお問い合わせを頂きまして
お陰様でスペースとこちらの人員のキャパを越える物資が集まりました。
震災から1か月がたちます。
被災地ではおおまかな物資は行き渡るようになりました。
いっぽうで物資や場所によって不足度もばらつき、格差が見られます。
現地でのニーズも変化しています。
現在までに届いた物資は、引き続き必要としている方にお届けしますが
私達の物資受付は一旦終了しており、今後緊急物資支援から方向転換をしていきたい
と考えております。26日終了後も物資が届いている状況ですので、
どうかご送付はご遠慮ください。
今後の方向については再度ブログ上でお伝えしていきたいと思います。
皆さん、いつもありがとうございます。

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4/9 WVOやまの号 リポート


↑ ****** 綾里地区「コミュニティセンター」 ****************
・現在は80名弱が滞在、200名分の炊き出し
・仮設住宅の申込みが2〜3日前に始まった
・綾里の中でもいちばん大きな避難所
<<届けたもの>>
・きゅうり ×1箱


↑ ****** 綾里地区「田浜集落」 ********
・3軒が高台の空き家で共同生活中(うち2軒は留守だった)
・3軒のうち1軒の「河原さん一家」…2世帯 大人6名、子ども3名(うち乳児2名)
・電気・電話なし/水は山の水使用/ガスはカセットコンロのみ
・緊急で必要なものはなし
<<届けたもの>>>
□いちご×1箱
□ボンベ×2本(薪ストーブあるので少なくてOK)
□シューズ×1足


↑ ****** 吉浜地区「吉浜拠点センター」 ********
・倒壊した家のない被災者0名、炊き出し80名
・シューズの希望をまとめて聞いておくとのこと
・自転車は坂が多いので需要ないとのこと
<<届けたもの>>
□ キャベツ2箱
□ イチゴ5箱
□ トマト2箱
□ 米30kg

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