鳥羽水族館にやってきた =01=

きれいだな……。水の中の世界は、神秘的で理由なくひかれてしまう。
砂漠に長いこと通っていた僕には、こんな風景は何だか夢みたいだ。
フェリーを下りてすぐに向かったのは、「鳥羽水族館」。
世界一周はもちろん、こうして日本一周をしていると、
そこに生息する野生動物を調査している人々に出会ったり、
「ここの海には◎◎がいるんですよ」などといった情報を耳にする。
しかし廃油を集めながらの旅なので、なかなか実際に合ったり
詳しくお話を聞く時間もタイミングもなかなかない。海の生き物ならなおさらのこと。
だからこうして身近に見て観察できる機会は、とても貴重だなと思う。


館内は12のテーマゾーンにわかれている。右下はご案内頂いた堀本さん

この鳥羽水族館、じつはちょっとかわった建物の造りをしていた。
通常は水槽やテーマごとに順路があるのだが、ここでは細長い自由通路を軸に、テーマ別に部屋が横に並んでいる。
「そうなんです、観覧されるお客様の興味に合わせて、好きなところから見られるんですよ」と広報の堀本さん。なるほど、位置関係がとてもわかりやすい。見たい水槽をあっち、こっちと好きな順番で見ることができた。こういうのは僕好みかもしれないな(笑)
←「コーラルリーフダイビング」の水槽では、立体的に温かい海が再現されていました。ふと上を見ると、絶えず水面が動いている。「増波装置でゆらぎを与えています。そうして上にある飼育に関する機械を見えなくしたり、浮遊物を濾過装置へと誘導させます」と堀本さん。なるほど。上を見ると岩の間から表面をなでるように機械が動いているのがわかる。こうやってゆらぎを作っているのですね。

↑ か、か、かわいい!! 日本近海の比較的浅場、湾に生息するスナメリのマリンちゃん。スナメリと言えば思い出すのが山口県を通った時。よく「瀬戸内にはスナメリも生息するんです」と現地で熱い話を聞いた。このマリンちゃん、ずっとこうしてぐるぐるこっちを見にくるんですよ。ちなみにこんなに大サービスしてくれるのはスナメリの中でもマリンちゃんだけなのだそうです。

↑これはチョウザメ! その卵はキャビアでご存知の通り。
僕はアラル海のことを思い出した。
アラル海は琵琶湖の100倍もの広さがあった湖なのだが、流れこむ河の水を綿花の栽培に採水しすぎたために、ほとんど枯れ果ててしまった湖なのだ。この悲しき出来事は “20世紀最大の環境破壊”といわれている。
そのアラル海には、かつてこのチョウザメがたくさん生息していたのだ。
世界一周の時に、アラル海の現状を見ようと実際に現地へ行ったのは2008年9月(その写真はココをクリック。ココもクリックを)
湖はおろか水たまりすらどこにもなく、貝殻がガサガサと落ちる乾いた砂漠が続いていた。ところどころ、置き去りにされた船がさびて横たわっていた。その現実に愕然としたものだ。アラル海だけでなくこのチョウザメも、世界各地で乱獲や密漁で個体数が減っているそうだ。

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鳥羽水族館にやってきた =01=

IMG_9504.JPG
きれいだな……。水の中の世界は、神秘的で理由なくひかれてしまう。
砂漠に長いこと通っていた僕には、こんな風景は何だか夢みたいだ。
フェリーを下りてすぐに向かったのは、「鳥羽水族館」。
世界一周はもちろん、こうして日本一周をしていると、
そこに生息する野生動物を調査している人々に出会ったり、
「ここの海には◎◎がいるんですよ」などといった情報を耳にする。
しかし廃油を集めながらの旅なので、なかなか実際に合ったり
詳しくお話を聞く時間もタイミングもなかなかない。海の生き物ならなおさらのこと。
だからこうして身近に見て観察できる機会は、とても貴重だなと思う。
IMG_9709_2.JPG IMG_9509.JPG IMG_9508.JPG IMG_9536.JPG IMG_9517_2.JPG IMG_9704.JPG<<館内は12のテーマゾーンにわかれている。右下はご案内頂いた堀本さん
この鳥羽水族館、じつはちょっとかわった建物の造りをしていた。
通常は水槽やテーマごとに順路があるのだが、ここでは細長い自由通路を軸に、テーマ別に部屋が横に並んでいる。
「そうなんです、観覧されるお客様の興味に合わせて、好きなところから見られるんですよ」と広報の堀本さん。なるほど、位置関係がとてもわかりやすい。見たい水槽をあっち、こっちと好きな順番で見ることができた。こういうのは僕好みかもしれないな(笑)
IMG_9512.JPG ←「コーラルリーフダイビング」の水槽では、立体的に温かい海が再現されていました。ふと上を見ると、絶えず水面が動いている。「増波装置でゆらぎを与えています。そうして上にある飼育に関する機械を見えなくしたり、浮遊物を濾過装置へと誘導させます」と堀本さん。なるほど。上を見ると岩の間から表面をなでるように機械が動いているのがわかる。こうやってゆらぎを作っているのですね。
IMG_9578_2.JPG IMG_9583_2.JPG IMG_9590_2.JPG
↑ か、か、かわいい!! 日本近海の比較的浅場、湾に生息するスナメリのマリンちゃん。スナメリと言えば思い出すのが山口県を通った時。よく「瀬戸内にはスナメリも生息するんです」と現地で熱い話を聞いた。このマリンちゃん、ずっとこうしてぐるぐるこっちを見にくるんですよ。ちなみにこんなに大サービスしてくれるのはスナメリの中でもマリンちゃんだけなのだそうです。
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↑これはチョウザメ! その卵はキャビアでご存知の通り。
僕はアラル海のことを思い出した。
アラル海は琵琶湖の100倍もの広さがあった湖なのだが、流れこむ河の水を綿花の栽培に採水しすぎたために、ほとんど枯れ果ててしまった湖なのだ。この悲しき出来事は “20世紀最大の環境破壊”といわれている。
そのアラル海には、かつてこのチョウザメがたくさん生息していたのだ。
世界一周の時に、アラル海の現状を見ようと実際に現地へ行ったのは2008年9月(その写真はココをクリック。ココもクリックを)
湖はおろか水たまりすらどこにもなく、貝殻がガサガサと落ちる乾いた砂漠が続いていた。ところどころ、置き去りにされた船がさびて横たわっていた。その現実に愕然としたものだ。アラル海だけでなくこのチョウザメも、世界各地で乱獲や密漁で個体数が減っているそうだ。

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さぁ、フェリーで鳥羽へ。

IMG_9491.JPG
さぁ、渥美半島を出発だ。伊勢湾フェリーで鳥羽へと向かう。
鳥羽へは海上約20kmほど、55分のあっという間の船旅だ。
DSC_5312.JPG DSC_5340.JPG
じつは昨日渡る予定だったのだが、ものすごい強風により欠航となった。
今日も風が強く、白波がたっている。
堤防で釣りをしている皆さん、大丈夫かなあ……。

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さぁ、フェリーで鳥羽へ。

IMG_9491.JPG
さぁ、渥美半島を出発だ。伊勢湾フェリーで鳥羽へと向かう。
鳥羽へは海上約20kmほど、55分のあっという間の船旅だ。
DSC_5312.JPG DSC_5340.JPG
じつは昨日渡る予定だったのだが、ものすごい強風により欠航となった。
今日も風が強く、白波がたっている。
堤防で釣りをしている皆さん、大丈夫かなあ……。

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きいろのじゅうたん 渥美の菜の花!!

DSC_5225_2.JPG
渥美半島の近くにある、広い広い菜の花のじゅうたん。
主要な道路沿いにあって、車をおりるとそこはもうイエロー畑です。
潮風も強いせいか、昨日見た菜の花よりも
風の方角に向きをあわせ、すっくと立っているように見えた。
空から見ると、イエロー色がパッチワークのように
あちらこちらに見られるはず。
渥美半島、無償に空から見てみたくなってきたな〜。
IMG_9453.JPG IMG_9452.JPG
田原市・エコエネ推進室の横田さん(左)、彦坂さん(右)。
今日は渥美半島のご案内をありがとうございました
(じつはものすごい強風。と、飛ばされそうだ!!)

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きいろのじゅうたん 渥美の菜の花!!

DSC_5225_2.JPG
渥美半島の近くにある、広い広い菜の花のじゅうたん。
主要な道路沿いにあって、車をおりるとそこはもうイエロー畑です。
潮風も強いせいか、昨日見た菜の花よりも
風の方角に向きをあわせ、すっくと立っているように見えた。
空から見ると、イエロー色がパッチワークのように
あちらこちらに見られるはず。
渥美半島、無償に空から見てみたくなってきたな〜。
IMG_9453.JPG IMG_9452.JPG
田原市・エコエネ推進室の横田さん(左)、彦坂さん(右)。
今日は渥美半島のご案内をありがとうございました
(じつはものすごい強風。と、飛ばされそうだ!!)

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渥美半島の海岸をゆく

DSC_5248_2.jpg
DSC_5299.JPG DSC_5262_3.JPG DSC_5252.JPG DSC_5204.JPG DSC_5260.JPG DSC_5119.JPG

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渥美半島の海岸をゆく

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シアワセのイチゴ狩り

DSC_5152.JPG
おおっ、ハウス中真っ赤なイチゴがいっぱいだ〜!
田原ではハウスのイチゴ狩りも有名なんだそう。
1〜5月頃、ハウスで大切に育てられた真っ赤なイチゴを自分で摘んで頂けます。
しかもわくわくの食べ放題。
どれがいいかな〜 いざこんなにイチゴが実っていると
食べ放題なのに迷ってしまうよ(笑)
練乳片手にキョロキョロ。そっと手にとって、枝を切ってると……
ジュワッとイチゴの香りが口の中いっぱいに。甘くて瑞々しくて美味しい!
DSC_5173.JPG IMG_9435.JPG IMG_9432.JPG DSC_5176.JPG エコエネ推進室の横田さん「もう入らない!」というまで一緒に味わいました(左)室長の冨田さん。ものすごく美味しいイチゴをありがとうございました!(右)
「甘いのもいいけど、少し青みの残った酸っぱめのも女性に人気ですよ」と、田原市エコエネ推進室の冨田室長。じつはここ「観光農園 たべりん王国」は、冨田さんのご実家なんだそうです。
「普通は先のほうから食べるけど、ヘタをとって、ヘタがある酸っぱめのほうから食べると、先の甘さがもっと甘く感じるんですよ」……と室長。なるほど、うんと甘いぞ。
歩いて、プチッもぐもぐ、歩いて、プチッもぐもぐ……
森の中でベリー畑を見つけたクマってこんな気持ちなのかな〜。
眩しいくらい真っ赤で、小さくて、甘くて、見た目もかわいらしい。
無条件に幸福な気分になってしまうイチゴってとても不思議。
シアワセの果物なんだな。
IMG_9442_2.JPG DSC_5195.JPG DSC_5165.JPG
DSC_5184.JPGハウスの中であま〜いご馳走を食べているのは、人間だけじゃない。じつはミツバチもイチゴの花の蜜にありついている。
このミツバチたちは、ハウス内で飼われていて、じつは重要な役割を果たしている。
ミツバチは花から花へと蜜をもらいながら、身体についたたくさんの花粉を運んで、受粉を助けている。そうしてイチゴのオシベとメシベが交配できて、立派なイチゴができるというわけなのですね。
ミツバチはこちらが何もしなければ刺すことはない。それよりも蜜のご馳走に夢中だ。
イチゴをほおばりながら、ミツバチをじーっと観察。ミツバチたちは花から花へと素早く移動して忙しそう。
イチゴの季節が終わると、ここは次にメロンの食べ放題が始まるそうだ。彼らに元気に働いてもらわなくては。いつもご苦労様。

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シアワセのイチゴ狩り

DSC_5152.JPG
おおっ、ハウス中真っ赤なイチゴがいっぱいだ〜!
田原ではハウスのイチゴ狩りも有名なんだそう。
1〜5月頃、ハウスで大切に育てられた真っ赤なイチゴを自分で摘んで頂けます。
しかもわくわくの食べ放題。
どれがいいかな〜 いざこんなにイチゴが実っていると
食べ放題なのに迷ってしまうよ(笑)
練乳片手にキョロキョロ。そっと手にとって、枝を切ってると……
ジュワッとイチゴの香りが口の中いっぱいに。甘くて瑞々しくて美味しい!
DSC_5173.JPG IMG_9435.JPG IMG_9432.JPG DSC_5176.JPG エコエネ推進室の横田さん「もう入らない!」というまで一緒に味わいました(左)室長の冨田さん。ものすごく美味しいイチゴをありがとうございました!(右)
「甘いのもいいけど、少し青みの残った酸っぱめのも女性に人気ですよ」と、田原市エコエネ推進室の冨田室長。じつはここ「観光農園 たべりん王国」は、冨田さんのご実家なんだそうです。
「普通は先のほうから食べるけど、ヘタをとって、ヘタがある酸っぱめのほうから食べると、先の甘さがもっと甘く感じるんですよ」……と室長。なるほど、うんと甘いぞ。
歩いて、プチッもぐもぐ、歩いて、プチッもぐもぐ……
森の中でベリー畑を見つけたクマってこんな気持ちなのかな〜。
眩しいくらい真っ赤で、小さくて、甘くて、見た目もかわいらしい。
無条件に幸福な気分になってしまうイチゴってとても不思議。
シアワセの果物なんだな。
IMG_9442_2.JPG DSC_5195.JPG DSC_5165.JPG
DSC_5184.JPGハウスの中であま〜いご馳走を食べているのは、人間だけじゃない。じつはミツバチもイチゴの花の蜜にありついている。
このミツバチたちは、ハウス内で飼われていて、じつは重要な役割を果たしている。
ミツバチは花から花へと蜜をもらいながら、身体についたたくさんの花粉を運んで、受粉を助けている。そうしてイチゴのオシベとメシベが交配できて、立派なイチゴができるというわけなのですね。
ミツバチはこちらが何もしなければ刺すことはない。それよりも蜜のご馳走に夢中だ。
イチゴをほおばりながら、ミツバチをじーっと観察。ミツバチたちは花から花へと素早く移動して忙しそう。
イチゴの季節が終わると、ここは次にメロンの食べ放題が始まるそうだ。彼らに元気に働いてもらわなくては。いつもご苦労様。

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