サングラスのレンズ交換

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20代の頃から仕事で砂漠に行く事が多かったこともあり、サングラスは沢山持っている。もともと目の色素が薄いためか、曇っている日でも眩しく感じてしまうほど光に弱いからサングラスは離せない。
2007年のダカールラリー出場の時に、三橋選手の紹介でオリジナルサングラスを作ってくれるオードビーに出会った。こちらの細かい要求を聞いてくれ普通のショップではできなことまでやってくれるのでとても重宝している。
特に僕のお気に入りはオークリーの「モンスタードッグ」だ。視界が広い上、上部からの光の差し込みも少なく、サングラスの柄の部分が短めなのでヘルメットをしながら使う事ができるからだ。(※ラリー用はさらにヘルメットをしても邪魔にならない様に各部を削ったりして調整してもらっている)
特にラリー用には、日中用、特に砂漠の照り返しも強い日用、夜間用と3種類を作ってもらい使い分けていた。
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今回はラリー用とは違って日本に気候にあったオークリー純正のグレーにミラーコーティングしたレンズをはめてもらった。通常のショップでは後からは別カラーの純正レンズの取り付けはできないので、とても助かっている。

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ジャーン!! ついにボディカバー完成

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ジャ〜〜ン!!
なんとバスコスァイブのボディカバーがついに完成!!
バスコファイブの屋根の上にはジェリ缶やトランクケースなどが載っているため
車高も高くなり市販のボディカバーでは覆いきれない。
そこで大阪にあるボディカバーの老舗「仲林工業(株)」さんのご協力により
バスコファイブ専用カバーを作って頂いたというわけだ。
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……と、こんな感じですっぽり。とってもいい感じです!!
仲林工業さんは、裏起毛生地のボディカバーを日本で最初に開発した創業47年を誇る老舗さん。国産車や外車、バイクはもちろん、電車の車両カバーも受注したことがある腕前だ。
じつはこの生地も仲林さんが誇る「TT-9000」という裏起毛のもの。
デリケートなマッジョーラ塗装にも優しくて強い最高級生地なのです。
長期に渡って使用しても生地が分離することもなく、
防水加工も3回行われているため、はっ水性も抜群です。
しかも専用の収納袋付き!
普通ではあり得ないサイズと形態のバスコファイブですが
今日まで職人さんの手により3度にわたって採寸、丹念に作って頂きました。
(採寸の模様はコチラ→2010年10月の訪問2010年6月の訪問
これで安心して車を保管・駐車しておくことができます。
愛車を大切に乗るには必需品ですね!!
仲林工業の皆さん、本当にありがとうございました!
<<↓大阪にある仲林工業の皆さん。熟練の職人技、頼りになります!!
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謹賀新年

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明けましておめでとうございます。
一昨年の春、日本一周の旅をスタートしました。当初は1年以内に日本を回れると思っていましたが、すでに1年と8ヶ月が過ぎました。ほんとうに早いものです。
このプロジェクトを通して本当に多くの方にお会いする事ができました。
関わっていただいたすべての皆様にお礼を申し上げたいと思います。
廃食油を集めながら燃料を作り続け日本を走る事はけっして簡単な事ではありませんでした。また、日本の過疎問題、環境問題の悪化、そして、それに取り組む多くの人達やNPOなどの活動などに接していると、多くの事を知り、学ぶことになりました。さらに、各地の学生達(小学校〜大学)と直接話ができたことも大きな体験でした。
東京をスタートしてから走れば走るほど日本を知らなかった事を実感し、まずは日本がどんなところなのか、もっと知る事だと思う様になりました。そして走るうち、日本の各地には大切な宝物が沢山あることに気がついてきました。このプロジェクトは単にバイオディーゼル燃料で走るだけではなく、多くの方とお会いし、交流し、意見を交換する事こそが大事な目的だということを改めて感じています。日本一周は当初の予定を超えて今年の春でおよそ2年となります。地球一周の旅と合せるとなんと3年の歳月が立つことになります。
今の段階ではいつ終わるかはまだわかりませんが、日本一周は、東北→東京間を残すのみです。早ければ今春にはゴールを遂げることができそうです。(なにせ廃油を集めながらの旅。先はわかりませんが……!!)
2011年のスタートは、車を整備してタイヤを交換して宮城県、福島県を通り茨城県へと南下していく予定です。そこでまた新たな出会いがあることを楽しみにしています。
あとわずかな道のりも、大切に安全に走りきりたいと思います。
全国でお会いしたみなさん、そしてこれからお会いするであろうみなさん。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
山田周生
バスコファイブより

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仙台ゆんたと仲間たち

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燃料フィルター交換

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燃料フィルターはすでに交換時期を過ぎていたので、ここのところ気になっていた。仙台で探してみたがトヨタのディーラーではストックがなかった。そこでトヨタの部品を扱うショップがやっと見つかったのだ。
フィルターを外してみると、特に水分やグリセリン等の不純物もなく、安心した。Oリングは新品と比べると若干膨らんでいるように見えた。しかし、使えば伸びるものなのでBDFの影響とは一概に言えないかもしれない。

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燃料フィルター交換

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燃料フィルターはすでに交換時期を過ぎていたので、ここのところ気になっていた。仙台で探してみたがトヨタのディーラーではストックがなかった。そこでトヨタの部品を扱うショップがやっと見つかったのだ。
フィルターを外してみると、特に水分やグリセリン等の不純物もなく、安心した。Oリングは新品と比べると若干膨らんでいるように見えた。しかし、使えば伸びるものなのでBDFの影響とは一概に言えないかもしれない。

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塩釜のBDF実験室へようこそ!

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本日の見学の最後に、港近くにある「水産加工開放実験室」を伺った。
“実験室”の名前の通り、普段は地産の揚げかまぼこの栄養成分などの成分分析や化学実験を行っている。そして、地元「塩釜の揚げかまぼこの廃油で作られたBDF(シオガマとサカナの頭文字 “S” を付けて、”SBDF”と言うそうだ)」の自主分析や検査を行っているのだそう。
中に入ると、理科の実験室のようなレトロで懐かし〜い雰囲気。
「水槽を使ったり、いろんなものを組み合わせて実験しているんです。ぜんぶほんとローテクなんですよ〜!!」とのことだが、その精度は公的な分析所と100分の1も違わないほどの成果をあげているだそうだ。すごいですね。
「自分たちの作るBDFがいいものか、悪いものか、理解してもらいたい」ということで、BDFを精製している塩竈市団地水産加工業協同組合の技術者の方も、ここで分析を体験するのだそうだ。
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じつは「魚油で作るBDF」が、水産庁の委託事業として、ここ塩釜で約3年前からトライされていて、過去には島間の渡船にも試験使用したこともある。その「魚油で作るBDF」もここで実験精製されているのだそうだ。
「魚油からBDFを作るなんて、結局誰もやっていないことだからデータがないんです。わからないことだらけだったけれど、ひとつひとつデータをとっていきました……」
と、見せてもらったメモ写真には、細かくビッシリとデータが刻まれていた。
魚油から作ったBDFは鮮やかな赤色をしている。フラスコBの色、すごいでしょう!? 匂いも、猫が喜ぶほど(!)おサカナの香りがするのだ。
「ピンタラ、イワシ、サバ、サンマが、ピンク色になりますね。とくにサバは大変で、いちばん始めにすごい沈殿があって……」と興味深い話を色々と聞かせてくれた。
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ここはまさに、塩釜のBDFを支える縁の下の力持ち!最新鋭の機材はなくても、人間の確かな力によって日々確実に実験の成果をあげている。アットホームな皆さんの笑顔もピカイチですばらしかった。
実験室の皆さん、ご案内頂いた皆さん、ありがとうございました。

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揚げかま廃油で動く、ミヤコーバス

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揚げかまの中身、野菜をリサイクル

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これはおでんによく使う、揚げかまぼこに入っている、1本のゴボウ。
でも、見てほしい。
左のゴボウは、真っ直ぐできれいに切れているから使えるけれど、
右のゴボウは、商品としては使えない。だから通常は捨てられてしまう……。
それを「もったいない!!!」と奮起したのが、塩釜でカット野菜を作る「八百照」の下山社長さん。野菜をカットする行程で、山のように出る野菜の”残さ(ざんさ)”を肥料にする機械を購入し、リサイクルを始めたのだそうだ。
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ここではゴボウ、キャベツ、たまねぎ、にんじん……様々な野菜が切られている。機械も使うが手作業も多いとても地道な作業だ。こうして切った野菜は、先ほどの「まるぶん」の揚げかまぼこ工場へも納品されている。
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こうした中から出る”ざんさ”は、なんと1日1トン〜1トン半!
肥料にする前は、年間500〜600万円もの大金をかけて廃棄していたのだそうだ。
肥料にするにはまず野菜を砕いて脱水して投入。第一発酵槽から第二次発酵槽を通り、ひと晩でうそみたいに真っ黒な土になるのだ。中は60〜70度で、発酵菌が生きている。
「じつは発酵槽を撹拌する羽が、重さで折れるんだよ……それに頭をかかえていてね……」と下山社長。 じつは僕、ピンとひらめいた。今までいくつものこうした機器を見てきたので、ちょっとアイデアが浮かんでしまった。そんなわけで話してみると「いけるかもしれないですね〜!!」と盛り上がった。
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「次は、飼料にもしたい。今の堆肥は粉状だから、粒状にもしたい。そうしたらもっとニーズも増えると思うんですよ。それに……自分で野菜も作ってみたいよね……」
と、御年60才になる社長さん、試行錯誤しつつもとっても前向きで、優しい眼差しのむこうは、まだまだチャレンジ精神にあふれていた。
目先の利益に振り回されず “もったいない” を打破する精神、本当にすばらしいですね。
ちなみに「八百万(やおろず)の神々」の”八百”と、天照大神の”照”を合わせた「八百照」の社名の由来を聞いてそのスケールの大きさにビックリ。湧き出るような発想はここから来るのかと、納得しました。
八百照の皆さん、下山社長、ありがとうございました。
これからも更なるチャレンジ頑張ってください、応援しています!!

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揚げかまの中身、野菜をリサイクル

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これはおでんによく使う、揚げかまぼこに入っている、1本のゴボウ。
でも、見てほしい。
左のゴボウは、真っ直ぐできれいに切れているから使えるけれど、
右のゴボウは、商品としては使えない。だから通常は捨てられてしまう……。
それを「もったいない!!!」と奮起したのが、塩釜でカット野菜を作る「八百照」の下山社長さん。野菜をカットする行程で、山のように出る野菜の”残さ(ざんさ)”を肥料にする機械を購入し、リサイクルを始めたのだそうだ。
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ここではゴボウ、キャベツ、たまねぎ、にんじん……様々な野菜が切られている。機械も使うが手作業も多いとても地道な作業だ。こうして切った野菜は、先ほどの「まるぶん」の揚げかまぼこ工場へも納品されている。
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こうした中から出る”ざんさ”は、なんと1日1トン〜1トン半!
肥料にする前は、年間500〜600万円もの大金をかけて廃棄していたのだそうだ。
肥料にするにはまず野菜を砕いて脱水して投入。第一発酵槽から第二次発酵槽を通り、ひと晩でうそみたいに真っ黒な土になるのだ。中は60〜70度で、発酵菌が生きている。
「じつは発酵槽を撹拌する羽が、重さで折れるんだよ……それに頭をかかえていてね……」と下山社長。 じつは僕、ピンとひらめいた。今までいくつものこうした機器を見てきたので、ちょっとアイデアが浮かんでしまった。そんなわけで話してみると「いけるかもしれないですね〜!!」と盛り上がった。
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「次は、飼料にもしたい。今の堆肥は粉状だから、粒状にもしたい。そうしたらもっとニーズも増えると思うんですよ。それに……自分で野菜も作ってみたいよね……」
と、御年60才になる社長さん、試行錯誤しつつもとっても前向きで、優しい眼差しのむこうは、まだまだチャレンジ精神にあふれていた。
目先の利益に振り回されず “もったいない” を打破する精神、本当にすばらしいですね。
ちなみに「八百万(やおろず)の神々」の”八百”と、天照大神の”照”を合わせた「八百照」の社名の由来を聞いてそのスケールの大きさにビックリ。湧き出るような発想はここから来るのかと、納得しました。
八百照の皆さん、下山社長、ありがとうございました。
これからも更なるチャレンジ頑張ってください、応援しています!!

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