揚げかまぼこ工場”まるぶん”見学

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塩釜といえば……「揚げかまぼこ」が有名ですね!
港町だから、なんたって「お寿司」が超有名だけど、明治以降それら鮮魚では対応できないお魚を利用して生まれたのが、このかまぼこなんだそう。
というわけで、揚げかま一筋の「まるぶん」さんを見学させて頂くことに。
清潔な白衣に着替えて大人の社会科見学ですよ〜!
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こちらの得意とする揚げかまは、”立体形”なんだそうだ。
「野菜を混ぜたら温度も変わるんですよ。練り物はとてもデリケートなんです」とのこと。練り物のかまぼこは生き物のように変化する。味や食感にムラがでないように、気候や原料の具合を見ながら、微調節を行っているのだそう。まさに職人業の世界だ。
全長5mほどはあろうか、油のラインをかまぼこが流れつつ、次々揚がっていく。辺りには香ばしい油の香りが漂ってます。
なんと!! その場でひとつ味見させてもらった。
熱ッ…はぐはぐッ…ウン、プリプリでこれは美味い!!
冷えてたっておいしいけど、やっぱり揚げたてって最高だ。
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こちらで揚げるのに使っている油はなたね油。酸化度を見るため、油の状態は必ず毎朝チェックしているのだそうだ。
廃油はすぐ近くの塩竈市団地水産加工業協同組合が買い取り、BDF精製に使用してリサイクルしている。この工場内では1日なんと4000リッターもの廃油がでるそうだから、利用しない手はない。地域内の名産とリサイクル。この連携プレイはすばらしいですね!
「以前はリッター15円払って廃油を処理していましたが、今は10円で廃油を買い取ってもらっているので、助かっています」とのこと。
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じつは、東京でもこの味が楽しめる。
立川駅のホームにある「おくたまそば」のメニュー “おでんそば” が、1日120食以上出るほど評判なのだそうだ。その上にのっているのが、こちらのさつま揚げ。関東在住でも塩釜産揚げかまにありつけるぞ〜!
まるぶんの皆さん、ご案内頂いた佐藤さん、ありがとうございました。
これからも美味しい揚げかまぼこを楽しみにしています!!

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揚げかまぼこ工場”まるぶん”見学

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塩釜といえば……「揚げかまぼこ」が有名ですね!
港町だから、なんたって「お寿司」が超有名だけど、明治以降それら鮮魚では対応できないお魚を利用して生まれたのが、このかまぼこなんだそう。
というわけで、揚げかま一筋の「まるぶん」さんを見学させて頂くことに。
清潔な白衣に着替えて大人の社会科見学ですよ〜!
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こちらの得意とする揚げかまは、”立体形”なんだそうだ。
「野菜を混ぜたら温度も変わるんですよ。練り物はとてもデリケートなんです」とのこと。練り物のかまぼこは生き物のように変化する。味や食感にムラがでないように、気候や原料の具合を見ながら、微調節を行っているのだそう。まさに職人業の世界だ。
全長5mほどはあろうか、油のラインをかまぼこが流れつつ、次々揚がっていく。辺りには香ばしい油の香りが漂ってます。
なんと!! その場でひとつ味見させてもらった。
熱ッ…はぐはぐッ…ウン、プリプリでこれは美味い!!
冷えてたっておいしいけど、やっぱり揚げたてって最高だ。
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こちらで揚げるのに使っている油はなたね油。酸化度を見るため、油の状態は必ず毎朝チェックしているのだそうだ。
廃油はすぐ近くの塩竈市団地水産加工業協同組合が買い取り、BDF精製に使用してリサイクルしている。この工場内では1日なんと4000リッターもの廃油がでるそうだから、利用しない手はない。地域内の名産とリサイクル。この連携プレイはすばらしいですね!
「以前はリッター15円払って廃油を処理していましたが、今は10円で廃油を買い取ってもらっているので、助かっています」とのこと。
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じつは、東京でもこの味が楽しめる。
立川駅のホームにある「おくたまそば」のメニュー “おでんそば” が、1日120食以上出るほど評判なのだそうだ。その上にのっているのが、こちらのさつま揚げ。関東在住でも塩釜産揚げかまにありつけるぞ〜!
まるぶんの皆さん、ご案内頂いた佐藤さん、ありがとうございました。
これからも美味しい揚げかまぼこを楽しみにしています!!

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塩竈市立第一小学校で講演 vol.03

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「じゃあ、排気ガスはどんな匂いがするかな?」
と、ブルルンとエンジンをかけると「油の匂いだ〜」と車の下に、どどど〜となだれこむ子供たち。元気だね、いいね〜(でもみんな、ちょっと嗅ぐだけだよ、吸い過ぎないように!!)
最後は生徒さんから今日の感想と元気のいい「ありがとうございました!!」というお礼の言葉を頂いた。これ以上ないほどの青空の下、みんなに応援してもらって僕のほうが感激してしまった。清々しい気持ちに包まれた1日だった。
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「農業と工業のあわさった高校づくりが必要なんじゃないかと思っているんです。別々ではなく、入ってから興味をもちそして動けるように。まさにこの車は、農業と工業の一体化した車ですね!!」とうれしい感想を頂いたのが、竹田校長先生。
「先生はきっかけ作りだと思うんです」優しい眼差しで語るその言葉に、僕はとても心を打たれ、固い握手を交わしたのだった。
塩竈市立第一小学校の皆さん、先生方、本当にどうもありがとうございました。
またいつの日か、お会いしましょう。僕も皆さんを応援しています!!

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塩竈市立第一小学校で講演 vol.02

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スライド講演の次は、校庭に出ていよいよ車を見学。
教室にいる時よりもみんなの目がきらきらしている。
実際に車を生で見ると、表情が明らかに違うよね!
「すっごいカッコイイ〜」と見入ってもらえてうれしかったな。
じつは今日、このバスコファイブのある部分のフィルターを作ってくれた「富士フィルター」の高梨さんもなんと東京から駆けつけてくれていた。
地球一周の時も大きな力を貸してくれた会社で、精神的にもいろいろサポートしていただいている。高梨さんは会社の休暇を利用してプロジェクトを体験してみたいと言っていたのだ。
せっかくなのでフィルターについて高梨さんにも生徒達の前で話していただくことにした。バスコファイブはこうして多くの人々の協力により実現した車だ。数え切れない人々の想いと夢をのせて、走らせてもらっている。こうして普段は会うことのできない、影で支えてくれている人々と直接会えるのは、子供たちにとっても非常に刺激的な経験に違いない。
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いよいよ皆さんに油を注いでもらう。やっぱりこの瞬間は盛り上がる!
みんな、ありがとう!
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塩竈市立第一小学校で講演 vol.01

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今日は塩竈市の中心部にある、塩竈市立第一小学校で講演。
4年生の皆さんを訪ねた。
さてさて、今日の子供達はどんな雰囲気かな?どんな交流ができるかな!?
僕はとても楽しみにしながら校舎へ入った。
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写真と映像に合わせて世界一周の旅の模様を話していく。子供たちは真剣な表情でメモを取りながら聞いている。できれば僕は、もっともっとキャッチボールがしたい! と、こちらから質問を投げかけていくと、子供たちもだんだん表情がほぐれてきた。
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最後、講演のまとめの質問タイムには
「ハイッ、ハイ!」と元気よく手があがった。うれしいなぁ。
「地球一周でかかったお金はいくら?」「いちばんビックリしたことは?」
「いちばんおもしろかった国は?」「いちばん苦しかった国は?」
「環境がすごく悪かった国は?」「砂漠では何を食べていたの?」
「いちばん燃料をもらったところは?」「世界でいちばんすごいと思った絶景は?」
……など。答えに迷ってしまうこともあったり、今まで言葉にしたことのない思いもある。こういった率直な質問を投げかけられると、改めて自分と向き合うことになるんだね。
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本当は全員の質問に答えたかったけど、時間も限られている。
答えられなかった人、ごめんよ。 残念だけれど、また今度に!!

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青葉神社と不思議な一日

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ロボット研究者から油!

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藤田さんご夫妻、とてもきれいな廃油をどうもありがとうございました!

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CO2ダイエット!

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「CO2ダイエット!」って、おもしろいキャッチですよね!
名取市にある産廃処理業者「オイルプラントナトリ」へやって来た。
ここでは環境への取り組みとして廃油からBDFを精製、販売もしている。県内外をはじめ中国など海外からの見学者も訪れるということで、僕も見学を楽しみにしていた。
このプラント、なんと自社で考案したオリジナル。その名も「エコレンジャー 7500」!!
最大7500リッターを1日で精製することができるので、そのように命名されたそう。7500リッターは、国内民間企業における精製量の中では上位、東北では最大級だ。
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プラントの大きな特徴は、静置のかわりになんと遠心分離器を3つ使っていること!
反応タンクで化学反応した液を別のタンクに移し、その後は連続的に作業していく。ほとんどのプラントで行うグリセリンの静置沈殿作業をなくし、そのかわりに3つの遠心分離器を使って、不純物を取り除いていく。遠心分離器はそれまで同社が使っていた技術。それとアルカリ触媒法のプラントを融合させて、オリジナルプラントが出来上がったというわけ。
この仕組みで、最大7500リッターまで、必要な分を「今日仕込んで、今日できる」のだそうだ。
そしてもうひとつのプラントの特徴はゼロエミッション。
副産物として出るグリセリンは補助燃料にして販売する。排水は工業用の加工用水として再利用しているのだそうだ。
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「BDF作りに、はじめはビーカーからスタートしたんですよ」と武田社長。
このプラントが稼働を始めたのは、平成18年10月。それまで何年も実験を繰り返し、それが今では1日7500リッターも精製できるこのような施設を作りだしたのだ。
さらには寒さに対応できるBDFを精製するために、蔵王まで行って実験したり。廃油も冬季用と夏季用で分けている。
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これは給油所 ↓            その隣にキューユ…キューイ…キウイ!? ↓
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ほんとに立派なキウイがなっていた。
「え!? ギャグですか?」 って聞いたら、「何でも、楽しまなくっちゃね〜」と。  
……ですよね!!  こういうの大好き。最高です(笑)
********
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<<給油するローリー車など社の使用車の約20台は自社BDFを100%で使用。真ん中はお隣の福祉施設「みのり会」の施設長さんの車で、こちらもBDF100%。
皆さんはバイタリティにあふれたアイディアマンだ。何でも自分でトライしてやってみる。必要なものがないなら、それを解決する方法を考えて、ひとつづつクリアしていけばいい。高品質のために妥協はしない。
僕もそうやってバスコファイブを作ってきた。だから何だか似たような想いが感じられて、とてもうれしかった。
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この日、工場の隣にある福祉施設「みのり会」施設長の笠井さんも来ていた。じつは市内の廃油の回収は、この施設に委託しているそうなのだ。
「廃油をもってきてくれた人と会話をしたり。そういうコミュニケーションを大切にできる場になるんです」と、うれしそうにお話してくれた。
廃油ではなく「BDFキャンドル」も施設で作っている。初詣などの際に、参道にそのロウソクを並べたりと、それは神秘的な景観を作り出したそうだ。
「そういったBDFから広がる取り組みから地域のコミュニケーションを広げているんです」と、みんな嬉しそうな笑顔を見せてくれた。
「BDFを通じて、環境を守り、社会貢献をしていきたんです」と武田社長。
環境と福祉のコラボレーションの実現。
僕は日本全国を回ってきて、このような連携が実現し、実っているところをなかなか見たことはない。これは本当にすばらしいことですね!!
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オイルプラントナトリの皆さん、みのり会さん、ありがとうございました!
これからもコラボ活動、頑張ってください、応援しています!!

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宮城県環境生活部を訪問

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TV撮影のために九州へ行っていたが、今日から東北へ戻った。
さぁて、日本一周の続きだ!
今日は宮城県庁を訪問。
ここ宮城県ではBDFを1か月に1000リッター以上、3か月以上使用する人に交付金が出る制度があるそう。県内のBDF事情やバイオマスについて、環境生活部資源循環推進課の柳澤さん、安藤さんにお話を伺った。
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行政の交付金制度がある県は、非常に珍しい。
「BDFの普及啓発もしていたけれど、もっと需要を生み出すことで活発にできたらとはじめました」とのこと。
宮城県内では平成15〜16年から民間企業でのBDFの取り組みが始まり、平成20年には13か所を超えたそうだ。
宮城県には海も山もあり、気候も地域によって様々で、山側と海側とでは雪の量もまったく違う。こうした豊かな自然資源を生かしたバイオマスに関する取り組みは、平成16年にマスタープランを作成し、利活用を試みているとのこと。
さて、宮城県内。今日からどこを通って旅をしていこうか!? 楽しみだ。

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宮城県環境生活部を訪問

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TV撮影のために九州へ行っていたが、今日から東北へ戻った。
さぁて、日本一周の続きだ!
今日は宮城県庁を訪問。
ここ宮城県ではBDFを1か月に1000リッター以上、3か月以上使用する人に交付金が出る制度があるそう。県内のBDF事情やバイオマスについて、環境生活部資源循環推進課の柳澤さん、安藤さんにお話を伺った。
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行政の交付金制度がある県は、非常に珍しい。
「BDFの普及啓発もしていたけれど、もっと需要を生み出すことで活発にできたらとはじめました」とのこと。
宮城県内では平成15〜16年から民間企業でのBDFの取り組みが始まり、平成20年には13か所を超えたそうだ。
宮城県には海も山もあり、気候も地域によって様々で、山側と海側とでは雪の量もまったく違う。こうした豊かな自然資源を生かしたバイオマスに関する取り組みは、平成16年にマスタープランを作成し、利活用を試みているとのこと。
さて、宮城県内。今日からどこを通って旅をしていこうか!? 楽しみだ。

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