「九州バイオマスを巡る旅 part2」
NPO、ディレクター皆さんと初顔合わせです。
場所は「くぬぎの森」。
昨年、薪ストーブについて教えて頂いた松村さんのお店です。
すてきな薪ストーブを前に、ストーリーが生まれてきましたよ!
「九州バイオマスを巡る旅 part2」
NPO、ディレクター皆さんと初顔合わせです。
場所は「くぬぎの森」。
昨年、薪ストーブについて教えて頂いた松村さんのお店です。
すてきな薪ストーブを前に、ストーリーが生まれてきましたよ!
東北を南下中だったが、日本一周を一時中断して、急遽、九州へ向かうことになった。
昨年に引き続き、今年も現地NPOとともに、バイオマスに関する番組を製作するためにお呼びがかかったのだ。
九州で、どのようにバイオマスが利活用されているのか?
循環型社会への取り組みを、見て、考えていく旅。
名付けて……
“バスコファイブが行く、バイオマス発見の旅 part 2”
というわけで、フェリーと陸路で九州入り。
果たして、今年はどんな旅になるのか……楽しみだ。
さて、これから九州へ向かう。急いで南下しなくては……(そのワケはまた後日説明しますね!)……と、その途中で立ち寄ったのは房総半島。
余市で足もみをされている高橋さんのご紹介で、きくちゆみさん・森田玄さんご家族の家へ。ここで噂の写真家・トニーさんともお会いできました。
山奥の古民家を改装し、自給的暮らしをされています。目の前の畑では、たくさんの野菜が実っていました。それらを使った最新のローフードメニューをご馳走して頂いたのですが、これがめちゃくちゃ美味しくて、身体がすっきり!
ローフードの魅力を色々教えて頂きました。
きくちさん、森田さん、ありがとうございました!
高橋さん、トニーさん、またお会いしましょう!
じつはTV撮影のために九州(!)へと向かわなくてはならない。岩手を後にして、急きょ南下することに……と、その通り道で、宮城の塩釜市に立ち寄ることに。宮城ではBDFの使用に関して交付金も出ていて興味深い。それらの取り組みについて、調べたかったのだ。
伺ったのは宮城県・塩釜市の「塩釜市団地水産加工業協同組合」。
ここ塩釜市は「揚げかまぼこ」「練り製品」生産高がなんと日本一! 全国の12%を塩釜市だけで製造されているそうだ。”揚げる”ということは廃油が出るということ。
塩釜の環境計画として「新エネルギービジョン」の取り組みを考えた際に、その地域の特色である”廃油”を有効利用しようということで、BDFに辿り着いたのだそうだ。
油の回収・精製・販売は「塩釜市団地水産加工業協同組合」で担当。塩釜市は計画の製作、国や県とのやりとり、各種イベントなどでのPRなどを担当し、お互いの得意分野で分業。
総工費の約2/3を環境省の助成金を利用し、プラントを製作、平成11年11月末からBDF事業をスタートさせたそうだ。
集まる廃油は月3万リットル。学校給食、病院などからも回収しているが、9割が揚げかまぼこの廃油なのだそう。作ったBDFは組合員の送迎バスやトラック、市の公用車、一般でも会員になれば購入できる。
敷地内にはBDFの給油所があった。すべてB100だ。
流動点降下剤を使用し、マイナス13.5度までOK。通年利用できるようにしている。
「販売するとなれば当然品質が問われますから、週1回の自主検査と、月1回の法的機関での検査を行っています。反応率を上げるため二段階反応もしています」とのこと。それらによってコストアップもしてしまうが、県の交付金などを利用してなんとかやりくりされているそうだ。
月に精製するBDFは2万7千リッターにも及ぶ。廃油を回収してから、燃料になるまで約1週間。丁寧に時間をかけて精製する。「徹底的に水分を除去する作業をしているが、なかなか苦労をしている……」とのこと。
ちなみにグリの利活用は、県の畜産試験場で、堆肥の発酵促進剤に。昨年12月からはアスファルト工場へ販売しているそう。
その土地にある特性や、距離の近さを生かして、地域が一体となってBDFを作っている。とても流れがスムーズで熱心に作られています、すばらしいですね。
ここからまだまだアイデア次第で浸透できる可能性もありますね。頑張ってほしいですね。じつは、魚油からBDFの実験も行っているとか。その話はまたの機会に!!
塩釜市の皆さん、塩釜市団地水産加工業協同組合の皆さん
どうもありがとうございました。
また日本一周のルートに戻ってくる際に、立ち寄らせて頂きたいと思います。
ウレシパモシリ・ファミリーの皆さんに油を注いでもらいました。
アキくん、しっかりカメラ目線! ネムくんはお兄ちゃんらしく落ち着いた様子で注入。
ハンちゃんは「恥ずかしい〜」とママの後で応援。
住み込みで農を学んでいる若いお二人も一緒に、ファミリーみんなに入れてもらうことができました。これでパワーも満タンです!
早足でのお伺いだったけれど、とてもいいお話とエネルギーを頂きました。
ウレシパモシリ・ファミリーの皆さん、どうもありがとうございました!
またお会いできる日まで!
手作りの家に入ると……人間ロケットばびゅーん!! と次男のアキくん。
遊びながら床も掃除できるね〜(笑) 元気いっぱいでいいね〜。
ネムくん、ハンちゃん、アキくん。3人の子供たちは、この農園に元々自生していた肥料木の名前を頂いたそうだ。とてもすてきな名前だね。
その隣では、産みたての鶏の卵がずらり。ひとつひとつ丁寧に磨いて出荷していくのだそう。もちろん無農薬・無化学肥料の飼料で育てられた、それはそれは見事な卵です。
農園ではお米やそば・うどん、もち、鶏肉、豚肉などたくさんの自然の恵みをこだわって作っているそうで、旅のお供にとお土産の応援を頂きました!
すごく美味しかったです。ありがとうございました!
岩手県の自然農園「ウレシパモシリ」にやってきた。
中山間地にある南向きのゆるやかな斜面にある農園。徹さんがここで無農薬・無化学肥料の作物作りを営むようになってから15年が経つ。
ここに元々あったのは山肌そのものである粘度の高い赤土。畑にとっていい状態では決してない。それを “土本来の力を高める” という方法で、畑に適した土を育てていった。黒っぽく、空気と腐食質を含んだ豊かな土へ。
“ウレシパモシリ”あとは、アイヌ語で「自然界そのもの」という意味。
「あらゆる命ある生き物が身近で、自然との共生を穰に実現していた人々の社会に存在する、多くの命の”つながり”が感じられる農園を創りたい……」そういった願いでご主人の徹さん、奥さま、3人のお子さんのご家族が営む農園だ。
海外でパーマカルチャーを学んだ徹さんは、日本でも空間を最大限生かしたり、植物の個性を最大限生かすような伝統的な技術があるはずだと思った。そうして学ぶうち、昔のお百姓さんたちに継がれた知恵を受けとり、この農園開設にいきついたのだそうだ。
徹さんの眼差しは優しい。穏やかに丁寧に言葉を紡ぐように話していく。
土のこと、微生物のこと、ここに生えるネムの木や作物のこと、自然界が向かうエネルギーや理解について……など、すばらしい話を教えてくれた。
自然と対話し、偏ることなく、循環と共生に満ちた空間と日々の営みに生きる。それを静かに次世代へと伝えていく徹さんの世界観に、僕は惹かれていった。
じつは中古の農業トラクターにBDFを入れていたんだそうだ。
「BDFで2年くらい使ったんですけど、今ちょっと調子が悪いんですよ。エンジンはかかるけど、パワーがでなくなっちゃった。給油口が腐食もしているような感じで……」と徹さん。
僕は専門家じゃないけど、ちょっと見せてもらった。
BDFには強い洗浄能力がある。このトラクターは中古なので、おそらく元々あったスラッジをさらってしまったのだろう。腐食も同じく、給油口に自然とこぼれたりするうちに、塗装をはがしてしまったということだと思う。
「まずは燃料フィルターとエアフィルターの確認をしていく……」ということや、BDFの成分や性質などについてを意見交換。
トラクター、元気になってまたBDFで畑を耕せるといいですね。
そうそう、家も廃材や不良在庫を活用して自身の手で建てたのだそう。すごいですね。