青森・三本木農業高校で講演 vol.03

先ほど「ホタテの貝殻とドライアイスから作るBDF開発と研究」の発表をしてくれた農業機械科資源工学研究室。その現場におじゃましました。

この賞状の数、すごいでしょう!?

「青森型BDF」研究は、”日本学校農業クラブ”の年に一度の学習発表会で、県大会を1位で通過、東北大会も1位で通過し、全国大会に出場した。しかも出場は2年連続、BDF研究は本校のみなのだそうだ。すばらしい成果ですね。

上右の写真は、フラスコ中の撹拌実験。見た事のない乳白色だ。こうして撹拌速度と水温を実験している。出来上がったBDFは静置しておくとカルシウム分が沈殿するので、その除去も課題なのだそう。


先日、さらに大型のBDF精製装置を地元食品会社からゆずりうけたそうだ。

「ホタテ貝殻からBDF」今後も益々期待!

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青森・三本木農業高校で講演 vol.02

みんなで記念撮影。こんな立派な歓迎幕も作って頂きました。
温かいおもてなしに感激です!


プラントを説明した後、廃食油2リッターをご協力頂きました。
そしてなんと、花束とりんごジュースを頂いてしまいました。
見えないように隠しながら、こっそり裏からもってきてサプライズ!
りんごジュースはこの高校で作ったものだそうです、うれしいですね。

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青森・三本木農業高校で講演 vol.01

今日は、青森にある三本木農業高校で講演交流させて頂く。

こちらの学校ではなんと「ホタテ貝殻でBDFを作る」という実験を行っている。

それを知り連絡を入れたところ、ぜひ講演交流をとお声がけを頂いたのだ。

トップバッターは僕。
世界一周の模様を、スライドや動画を使いながらトークした。


生徒や先生から頂いた質問は
「今までトータルでどのくらい走っているんですか?」
「どんな廃油でも作れるのですか?「燃費はどれくらい?」
「大学をやめたことに後悔はなかったか?」など。

「世界一周したい人!」と投げかけると、上がった手はまばらだった。

生徒さんよりも、先生やお母さんたちが元気よく手をあげるのは、いつものことなんだけど(笑)みんなのちょっと恥ずかしがってるかな、という印象だった。


さて次はいよいよ生徒さんの番。

農業機械科三年生資源工学研究室の発表だ。

彼らは地域の廃棄物であるホタテの貝殻と、二酸化炭素を使った
“青森型BDF”の開発と実験を行っている。

ホタテは青森県の特産品で全国第2位。

しかし年間5万トンという貝殻の処理に、県は頭を悩ませているという。

その廃棄物を資源化して利用しようというわけだ。


撹拌速度と温度と研究し、データを作りBDFの精製に成功。

より多くの量を精製できるよう、この”青森型BDF”の精製機を、青森工業高校に製作を依頼し、昨年ついに完成した。

しかしBDF精製自体はできても、BDFの大量生産と副産物であるグリセリンをどうするかなど、現在は実用化や商品化への部分で、今後の課題としていくそうだ。

ゴミとなる地域の廃棄物を利用し、劇物を使わずにBDFを作れるのはとても画期的。

県内の他学校とコラボしたり、同じ学校内の他学部と協力して実験をしたり、横の繋がりを作り互いに情報交換をしながら高め合うことも非常に大切。

これもすばらしいことですね。

2台のプロジェクタを駆使した発表もとてもわかりやすくてきれいにまとまっていました。さすがでした! みんなの息が合っていましたよ。

“青森型BDF”として、ぜひ地域を代表する燃料となったらいいですね。

近い未来、実用化への研究を期待しています。

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がんばれ、おかげさま研!

トンテンカン トンテンカン
ただいま改装中のおかげさま研。
ガンバレ〜!!!!



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あしたの森

「あしたの森」

久しぶりに訪れるこの森を、おかげさま研究所の山本さんが案内してくれた。

約3年前、未来と平和のために六カ所村に集まった人々とここで植林をした。

もう少し下ったところあたりだっただろうか。

あしたの森は、ここを入れて計3か所、69htaある。

ここの土地は約28hta。ほぼ正方形の形をしていて、その半分はかつて伐採されていた。

あの頃の記憶をたどれば、山肌の土がまだ見えていた状態だったが、

今は草木が生い茂り、背丈ほどの高さに成長していた。

植林された木には、目印として細い木札がそえられている。

樹種はブナ、マツ、ミズナラなど。

ここからは見えないけれど、下ると沢があり水芭蕉が花を咲かせるそうだ。

これから彼らがどんな森にしたいのか。どんな森にしていくのか
見守っていきたいですね。

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花とハーブ de ミニトーク





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花とハーブの、ルバーブJam

今日は六カ所村にある「花とハーブの里」におじゃましました。

ここでは “核燃に頼らない村作り” をモットーに、自給的暮らしや農業を営んでいる。

きりもりするお母さんが菊川慶子さん。

こちらの名物、とびきりの「ルバームジャム」を購入しました!手作りでもちろん無農薬・無添加。もう収穫時期も過ぎていたけれど、少しだけ土に生きているルバーブを見せてもらった。見た目はサラダにできそうな立派な葉野菜か薬草のようだけれど、赤い部分の茎を果物と同じように食すのだそうです。僕はルバーブのことを知らなかったので見るのも食べるのも初体験。

これがおいしい!

ルバーブはシベリア原産なので、寒さに非常に強い。だからこの土地にぴったりなんだそう。

「ちょっと酸味がありますから、お肉にもよく合うんですよ」と菊川さんが仰る通り。

最近は採れたての生ルバーブの出荷もしているのだとか。

畑の中でジャムを手にする菊川さん。その傍らに生えているのがルバーブ。


菊川慶子さんの生き方や六カ所村の現状に、映画「六カ所村ラプソディー」で触れた方もいるかと思う。今年の9月には著書である「六カ所村 ふるさとを吹く風」が出版されたばかりだ。

僕も一冊、購入させていただいた。

“未来のこどもたちに、放射能ではなく、希望を”

春を迎えるとこの里に、無農薬のチューリップが一面花を咲かせる。

菊川さんや仲間たちが心を込めて育てた、それは見事な花々だ。

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脱穀中の、その人は……!?


「もしかして、あなたは……!?」
「はい、以前も会いましたよね……?!」
「あのときの!!!!」と互いに声をあわせてしまったのは定岳(じょうがく)さん。

3年前に僕が六カ所村に来た時に、お会いしていたのだ。

当時、僕は東京から夜通しバイクを走らせて、ここに到着。そして定岳さんや皆と、吹越鳥帽子に登ったのだった。

いやーなつかしい。

「あの時はバリバリのライダーって感じだったけど、違う印象ですね〜」なんて言われてしまった(笑)

定岳さん、今年は完全無農薬・手作業で米づくりにチャレンジしたそうで、今日はその脱穀中。「お米作るのってほんと楽しいの〜♪」とまんべんの笑顔。

お米のネーミングをどうしようか迷ってるそう。いいなぁ〜ルンルン気分が伝わってきます!

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おかげさま研究所

ウマくて素朴な男料理をご馳走してもらいました。

なんだか合宿か男子寮のような雰囲気でしょう!?

ここは青森・六カ所村。

急ピッチで計画中の「NPO おかげさま農と暮らしの研究所」におじゃましている。

こちらのNPO、現在はタマゴの状態です。

理事長の山本さん、鈴木さん、ヘルプの佐藤さんとともに母屋を改装している真っ最中。

冬が来る前に少しでも作業を進めようと、若い力を合わせて頑張っています!

「つい昨日水道と薪ストーブがついた! これで外で炊事しなくていい〜」と喜んでいた。

夜になるとかなり冷える。

薪ストーブなしでいたんだね……うんうん、よかったよかった。

ここでは今後、こんな計画をたてているのだとか。

九州でトークショーをご一緒した中村隆市さんが代表する、木をうえて森を作る「六カ所あしたの森」のプロジェクト実行、自然栽培、自然学校&カフェなどなど。

ホースセラピーも導入したいと考えているそうですよ。
(公式HPは2011年春に開設予定)

本格的な冬が来る前に、頑張れ〜!

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青森市・西田組でBDF精製

「天ぷら油で走っているんだね!」とひと目でわかるこの車。

シンプルでわかりやすいですね。これは「西田組」の廃油を回収&BDFを運ぶ車です。

建築土木全般や廃棄物処理業を行う西田組では、青森市と協定を結んでBDFを精製している。BDFを担当されている伊東さんにお話を伺うことができた。


<<(写真右上)ボトル左:マイナス17℃まで使える流動点降下剤入りのBDF。10月くらいから徐々に入れはじめ、冬には全体にまわるように投入している/ボトル右:冬期以外のシーズンのBDF。うっすらと白いかたまりがビン底に。

西田組でBDF精製をはじめたのは平成19年度。県の建築の新しいモデル事業として、数社が集まって「エコ燃料研究会」としてはじめたのだそうだ。当時は近隣の沖館小学校で、月2回生徒さんから油を回収しBDFにするなど、環境教育にも取り組んでいた。

研究会は単発で終了。その時にいいタイミングで青森市とタッグを組んで行うことになり、今に至る。

そういった経緯で、本格的にBDFは19〜20年にスタート。

回収量は3000リッター/月、精製量は2000〜3000リッター/月。

精製機は日曜以外、毎日稼働。8〜10月の市のパッカー車に使用していたときは、1日2回精製。伊東さんおひとりで回収から精製、販売まで、フル稼働だったそうだ。

使用している車は4トントラック、廃油回収1トントラック、バキューム車の3台。


本社から約15分ほど離れた精製場所を見せて頂くと、とてもきれいに整理されていた。

精製機は乾式のダイキ製のものを使用している。東北では珍しいのでは?と聞くと
「水を使えば、廃棄物となる排水が出るので、それは違うなと思ったんです。下水のないところに機械を起きたいこともあって、乾式を選びました」とのこと。

100リッター/バッチ、6〜7時間で精製できる。

はじめのほうは詰まってしまったそうで、出来上がったBDFを3日寝かせるように工夫。できるだけグリを取り除き、使用しているそうだ。

「今後は県内の皆さんに使ってもらいたい。その点を青森市と相談して広げていきたいです。どうしてもコストもかかりますが、軽油よりも少しでも安くと思っています」と伊東さん。

精製場所は冬場とても寒く冷え込むに違いない。

しかしそんな中でも丁寧にBDFを作り続ける、そんな伊東さんの姿が目に浮かんだ。

伊東さん、西田組の皆さん、ありがとうございました!

これから本格的な冬がやってきますが、寒さに負けず頑張ってくださいね。

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