あしたの森

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「あしたの森」
久しぶりに訪れるこの森を、おかげさま研究所の山本さんが案内してくれた。
約3年前、未来と平和のために六カ所村に集まった人々とここで植林をした。
もう少し下ったところあたりだっただろうか。
あしたの森は、ここを入れて計3か所、69htaある。
ここの土地は約28hta。ほぼ正方形の形をしていて、その半分はかつて伐採されていた。
あの頃の記憶をたどれば、山肌の土がまだ見えていた状態だったが、
今は草木が生い茂り、背丈ほどの高さに成長していた。
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植林された木には、目印として細い木札がそえられている。
樹種はブナ、マツ、ミズナラなど。
ここからは見えないけれど、下ると沢があり水芭蕉が花を咲かせるそうだ。
これから彼らがどんな森にしたいのか。どんな森にしていくのか
見守っていきたいですね。

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花とハーブ de ミニトーク

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花とハーブの、ルバーブJam

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今日は六カ所村にある「花とハーブの里」におじゃましました。
ここでは “核燃に頼らない村作り” をモットーに、自給的暮らしや農業を営んでいる。
きりもりするお母さんが菊川慶子さん。
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こちらの名物、とびきりの「ルバームジャム」を購入しました!手作りでもちろん無農薬・無添加。もう収穫時期も過ぎていたけれど、少しだけ土に生きているルバーブを見せてもらった。見た目はサラダにできそうな立派な葉野菜か薬草のようだけれど、赤い部分の茎を果物と同じように食すのだそうです。僕はルバーブのことを知らなかったので見るのも食べるのも初体験。
これがおいしい!
ルバーブはシベリア原産なので、寒さに非常に強い。だからこの土地にぴったりなんだそう。
「ちょっと酸味がありますから、お肉にもよく合うんですよ」と菊川さんが仰る通り。
最近は採れたての生ルバーブの出荷もしているのだとか。
畑の中でジャムを手にする菊川さん。
              その傍らに生えているのがルバーブ。
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菊川慶子さんの生き方や六カ所村の現状に、映画「六カ所村ラプソディー」で触れた方もいるかと思う。今年の9月には著書である「六カ所村 ふるさとを吹く風」が出版されたばかりだ。
僕も一冊、購入させていただいた。
“未来のこどもたちに、放射能ではなく、希望を”
春を迎えるとこの里に、無農薬のチューリップが一面花を咲かせる。
菊川さんや仲間たちが心を込めて育てた、それは見事な花々だ。
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脱穀中の、その人は……!?

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「もしかして、あなたは……!?」
「はい、以前も会いましたよね……?!」
「あのときの!!!!」と互いに声をあわせてしまったのは定岳(じょうがく)さん。
3年前に僕が六カ所村に来た時に、お会いしていたのだ。
当時、僕は東京から夜通しバイクを走らせて、ここに到着。そして定岳さんや皆と、吹越鳥帽子に登ったのだった。
いやーなつかしい。
「あの時はバリバリのライダーって感じだったけど、違う印象ですね〜」なんて言われてしまった(笑)
定岳さん、今年は完全無農薬・手作業で米づくりにチャレンジしたそうで、今日はその脱穀中。「お米作るのってほんと楽しいの〜♪」とまんべんの笑顔。
お米のネーミングをどうしようか迷ってるそう。いいなぁ〜ルンルン気分が伝わってきます!

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おかげさま研究所

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ウマくて素朴な男料理をご馳走してもらいました。
なんだか合宿か男子寮のような雰囲気でしょう!?
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ここは青森・六カ所村。
急ピッチで計画中の「NPO おかげさま農と暮らしの研究所」におじゃましている。
こちらのNPO、現在はタマゴの状態です。
理事長の山本さん、鈴木さん、ヘルプの佐藤さんとともに母屋を改装している真っ最中。
冬が来る前に少しでも作業を進めようと、若い力を合わせて頑張っています!
「つい昨日水道と薪ストーブがついた! これで外で炊事しなくていい〜」と喜んでいた。
夜になるとかなり冷える。
薪ストーブなしでいたんだね……うんうん、よかったよかった。
ここでは今後、こんな計画をたてているのだとか。
九州でトークショーをご一緒した中村隆市さんが代表する、木をうえて森を作る「六カ所あしたの森」のプロジェクト実行、自然栽培、自然学校&カフェなどなど。
ホースセラピーも導入したいと考えているそうですよ。
(公式HPは2011年春に開設予定)
本格的な冬が来る前に、頑張れ〜!

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青森市・西田組でBDF精製

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「天ぷら油で走っているんだね!」とひと目でわかるこの車。
シンプルでわかりやすいですね。これは「西田組」の廃油を回収&BDFを運ぶ車です。
建築土木全般や廃棄物処理業を行う西田組では、青森市と協定を結んでBDFを精製している。BDFを担当されている伊東さんにお話を伺うことができた。
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<<(写真右上)ボトル左:マイナス17℃まで使える流動点降下剤入りのBDF。10月くらいから徐々に入れはじめ、冬には全体にまわるように投入している/ボトル右:冬期以外のシーズンのBDF。うっすらと白いかたまりがビン底に。
西田組でBDF精製をはじめたのは平成19年度。県の建築の新しいモデル事業として、数社が集まって「エコ燃料研究会」としてはじめたのだそうだ。当時は近隣の沖館小学校で、月2回生徒さんから油を回収しBDFにするなど、環境教育にも取り組んでいた。
研究会は単発で終了。その時にいいタイミングで青森市とタッグを組んで行うことになり、今に至る。
そういった経緯で、本格的にBDFは19〜20年にスタート。
回収量は3000リッター/月、精製量は2000〜3000リッター/月。
精製機は日曜以外、毎日稼働。8〜10月の市のパッカー車に使用していたときは、1日2回精製。伊東さんおひとりで回収から精製、販売まで、フル稼働だったそうだ。
使用している車は4トントラック、廃油回収1トントラック、バキューム車の3台。
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本社から約15分ほど離れた精製場所を見せて頂くと、とてもきれいに整理されていた。
精製機は乾式のダイキ製のものを使用している。東北では珍しいのでは?と聞くと
「水を使えば、廃棄物となる排水が出るので、それは違うなと思ったんです。下水のないところに機械を起きたいこともあって、乾式を選びました」とのこと。
100リッター/バッチ、6〜7時間で精製できる。
はじめのほうは詰まってしまったそうで、出来上がったBDFを3日寝かせるように工夫。できるだけグリを取り除き、使用しているそうだ。
「今後は県内の皆さんに使ってもらいたい。その点を青森市と相談して広げていきたいです。どうしてもコストもかかりますが、軽油よりも少しでも安くと思っています」と伊東さん。
精製場所は冬場とても寒く冷え込むに違いない。
しかしそんな中でも丁寧にBDFを作り続ける、そんな伊東さんの姿が目に浮かんだ。
伊東さん、西田組の皆さん、ありがとうございました!
これから本格的な冬がやってきますが、寒さに負けず頑張ってくださいね。

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青森市役所 柳川庁舎

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今日は青森市役所・柳川庁舎を訪問。
青森市で行われているBDF事業について、環境政策課の駒ヶ嶺さんにお話を伺った。
青森市では廃油回収とBDF利用事業を、昨年の4月に予算化させてスタート。
さらに今年は青森市と(株)西田組、マエダスーパーが協定を結び、それぞれの役割を明確にして取り組んでいる。
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<<<写真左上から環境政策課・能代谷さん、下・駒ヶ嶺さん、右・岸田さんに油を注いで頂いた。少年のように目を輝かせながら車を見学!
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回収ボックスは、マエダスーパー×4、市民センター×12の計16か所。
それを市と西田組で回収し、西田組が精製する。
7〜9月までの3か月間で計2341リッターを回収した。
「じつは回収場所は昨年まで市民センター2か所のみでしたが、市民から回収場所を多くして!という意見があって、今年から全市民センターで回収することになったんですよ」と駒ヶ嶺さん。
だが “拠点を増やせば回収量が増える” というわけにはいかないようだ。
「例えば12か所ある市民センターよりも4か所だけしかないスーパーのほうが回収量が多い。利便性が高いからでしょう。単純に回収拠点の数が多ければいいということではありませんね」
精製したBDF(B100)は、市が購入し、8〜10月までパッカー車4台で使用。
西田組の廃油回収トラックなど計2台には、年間B100で使用している。
「西田組で冬も使用しています。その実証をふまえて、来年は青森市で年間を通して使ってみようかという方向性もあるんですよ。そして民間にもっと使って頂きたい。そのために、廃油の確保や軽油に負けない価格も必要ですね」と駒ヶ嶺さん。
青森市内で来年の冬、廃油で走るパッカー車が活躍しているかもしれませんね。
楽しみですね。
青森市・環境政策課の皆さん、ありがとうございました。

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さらば北海道! 青森へGO

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白銀の世界

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そして、ついに雪。

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