島根県・益田小学校を訪問 vol.01

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宮島散策

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その後、レンタル自転車で島内をぐるぐる。大聖院、厳島神社を参拝。本当であれば弥山にも登りたかったのだけれど、時間がないので次の機会に。
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宮島から戻るフェリーを下りると、先ほどお世話になったカヤック店のオーナーさんとばったり!
ちょうどバスコファイブも近くにとめていたので見て頂くことに。
ご夫妻は、カヤックツアーや森でのネイチャーツアーで大学生とも活動しているのだとか。なんだか繫がっていく予感。いつかまた会いましょう!と再会を約束し、車を走らせた。一緒にいたのは柴犬の花ちゃん。看板犬なのだワン!
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宮島・厳島神社をシーカヤック参拝

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晴れ、28度。今日は午前中はPC、午後は宮島へ行くことにした。
広島市内から宮島口、そこにクルマは置いてフェリーで10分、宮島へ渡る。
海上にある厳島神社のことを調べるうちに「鳥居を海の上から拝むことはできないかな」と思いつく。調べていると島にカヤックのお店「HARTアドベンチャーセンター」があったので、訪ねてみることに。
するとオーナーさんが僕の来ているプロジェクトTシャツを見て、「もしかして、バイオディーゼルを使ってるんですか? 私たちもランクルにのっているんです。バイオディーゼルを入れてみたくって、調べたことがあるんですよ」とのこと。なんだかご縁を感じる出会いに、今日も恵まれたようだ。
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宮島は古代から自然崇拝の対象として、「島そのものが神様」として崇められてきた。そのため、厳島神社の鳥居も、島ではなく島の目の前の海上に立っている。かつて無人だった島には現在1800人ほどが住んでいるが、島は神様なので、畑もお墓もないという。
僕らがカヤックを漕いだのは満潮の時間。干潮になると、浜が現れて歩けるようになるという。
海の上ギリギリを滑るように進むカヤックは気持ちがいい。今日は天気もいいし海も凪いでいて最高だった。途中、ボラが海面をぴょんぴょん跳ねたり、フェリーの波を楽しみながら、朱色の鳥居に近づいていった。
「毎日見てますけど、いつも違う風景みたいなんです。飽きないんですよ」とガイドさん。
海の上に浮かぶ朱色の鳥居。目の前で見るそれは荘厳だった。
パドルを漕ぐ手をとめて、拝みながらその鳥居をくぐらせて頂く。よく見ると、鳥居の柱は一本樹で造られていた。
「最近は風や流れが強かったり、天気も安定していなかったのでおちおち写真も撮っていられなかったんですが、今日は最高ですよ!」とガイドさん。どうやらタイミングがよかったようだ。無事に海上で写真撮影もできた。ありがたいな。
しかし、このままずっと乗っていたいほど気持ちがいい!
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北海道テレビに出演、今日放送されます

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北海道テレビ報道情報番組イチオシ!の中で火曜日の特集「イチオシ!なんでも調査隊」の中で「捨てたらもったいない!使用済み天ぷら油の再利用!!」というテーマで札幌に到着したバイオディーゼルアドベンチャーが取材されました。
なんでも調査隊のレポーター柳田さんがバスコファイブに同乗してまわり、廃食油を集めているところ、精製しているところなどを密着取材されました。
今日、9月28日の午後3時45分から始まる「報道情報番組イチオシ!」でその模様が放映されます。北海道でしか放映されないかとは思いますが、北海道在住の方はぜひご覧くださいね。
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おおあさのBDF施設 & BUS 02

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「じつは豚も飼っているんですよ」という。
BDF精製施設の裏のドアから低地を見ると、ブタ小屋が。裏山に放牧して耕すために飼い始めたのだそうだ(写真右)。
「ご飯は子供達の給食から出る残飯。そのブタたちを収穫祭で食べようかと言っているんですよ」
「それはまさに、命を頂く授業ね。命を学ぶには最高の授業なのよ」
と藤井さんがにっこり。滋賀県では、豚ではなく、牛と羊で同じようなことを行っているそうだ。
左の写真は竹炭。竹はチップにすると、発酵熱で60〜65度にもなる。堆肥に使用している他、マルチング(土を覆う。普通はビニールを使う)に利用するそうだ。
「農業をやろうと思ってみんな来るんだけど、草とりが大変で離れる人も多い。これで定住してもらうきっかけにもなると思って」と保田さん。
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<<貯蔵や作業場に使っている建物。おさえをしながら斜めにはわせる。地震に強く横揺れからタテ揺れにも強いのだとか。 精製されたBDFは地元のバス会社「(有)大朝交通」の大朝〜芸北・美和間路線の1台に使用され、年間約6000リッターのBDFを消費。B100で動かしている。
このバスは町が大朝交通に貸し出す形で、軽油100%か、BDF100%のどちらかを使用する契約をしているそうだ。
その名も「ホープバス」、希望のバス!だ。
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BDFを一時貯蔵したり、給油で使用しているのが、マツダのボンゴ(写真下左)。荷台に給油機が搭載されている。じつはこのNPOの取り組みはマツダの助成金が下りているので、この車がピッタリとのことで選んだそうだ。給油に使っているホース類は、フッ素加工などされていない。BDFでどれくらいもつのかどうか、試しているとのこと。
そうそう、NPOい〜ね!の皆さん、小学校で高学年を対象にBDFの精製体験実験なども行っているそうだ。僕も講演の他、そういった実験をやったことがある。また次回は、そういった合同企画もできたらいいですよね!
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もう夕方だが、まだまだ雨が降り続いている。
皆さんとはここでお別れだ。
「NPOい〜ね!OASA」の皆さん、3日間、本当にどうもありがとうございました!
子供たちのあの笑顔、そして皆さんの温かい活動に僕らもパワーを頂きました。
またいっしょにコラボしましょう!また会う日まで、お元気で。

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おおあさのBDF施設 & BUS 02

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「じつは豚も飼っているんですよ」という。
BDF精製施設の裏のドアから低地を見ると、ブタ小屋が。裏山に放牧して耕すために飼い始めたのだそうだ(写真右)。
「ご飯は子供達の給食から出る残飯。そのブタたちを収穫祭で食べようかと言っているんですよ」
「それはまさに、命を頂く授業ね。命を学ぶには最高の授業なのよ」
と藤井さんがにっこり。滋賀県では、豚ではなく、牛と羊で同じようなことを行っているそうだ。
左の写真は竹炭。竹はチップにすると、発酵熱で60〜65度にもなる。堆肥に使用している他、マルチング(土を覆う。普通はビニールを使う)に利用するそうだ。
「農業をやろうと思ってみんな来るんだけど、草とりが大変で離れる人も多い。これで定住してもらうきっかけにもなると思って」と保田さん。
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<<貯蔵や作業場に使っている建物。おさえをしながら斜めにはわせる。地震に強く横揺れからタテ揺れにも強いのだとか。 精製されたBDFは地元のバス会社「(有)大朝交通」の大朝〜芸北・美和間路線の1台に使用され、年間約6000リッターのBDFを消費。B100で動かしている。
このバスは町が大朝交通に貸し出す形で、軽油100%か、BDF100%のどちらかを使用する契約をしているそうだ。
その名も「ホープバス」、希望のバス!だ。
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BDFを一時貯蔵したり、給油で使用しているのが、マツダのボンゴ(写真下左)。荷台に給油機が搭載されている。じつはこのNPOの取り組みはマツダの助成金が下りているので、この車がピッタリとのことで選んだそうだ。給油に使っているホース類は、フッ素加工などされていない。BDFでどれくらいもつのかどうか、試しているとのこと。
そうそう、NPOい〜ね!の皆さん、小学校で高学年を対象にBDFの精製体験実験なども行っているそうだ。僕も講演の他、そういった実験をやったことがある。また次回は、そういった合同企画もできたらいいですよね!
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もう夕方だが、まだまだ雨が降り続いている。
皆さんとはここでお別れだ。
「NPOい〜ね!OASA」の皆さん、3日間、本当にどうもありがとうございました!
子供たちのあの笑顔、そして皆さんの温かい活動に僕らもパワーを頂きました。
またいっしょにコラボしましょう!また会う日まで、お元気で。

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おおあさのBDF施設 & BUS 01

FDW11138.JPGのサムネール画像
僕を広島に招待してくれた「NPO い〜ね! OASA」。その活動内容は「資源循環型社会に導く菜の花プロジェクト」。
主な取り組みは、空き農地を利用して資源循環型のまちづくりをすること。そのメインとして空き地を菜の花畑に活用。それと共に行われているのが、廃食油の回収とBDF精製だ。
プラントはエフルの100リッター/バッチを使用。前処理に遠心分離器を利用している。
廃食油の回収は、古新聞やビン缶など月1回資源ゴミを集める日に、廃食油もよびかけて、地域ごとにもってきてもらう。通常は個人でもそれぞれゴミを出すのに、ゴミシールなどを買わなければならないが、その負担はない。このNPOに各地域から集められたそれらのリサイクルゴミは、回収業者へ販売。そのお金をまた地域へ還元している。
“地域で”というのがミソ。個人で出したい人もいるのだそうだが、あくまでも地域ごとに連携して運んできてもらう。高齢者へも若い人々が声をかけながら、協力し合って集めているのだそうだ。その他には軽トラで回収に回ることもあるという。
この活動は北広島町(約2万人と少し)の中にある旧大朝町(約3千人)内で行われている。
回収する廃食油は1200〜1300リッター/月。町内のBDFバス1台に使用し、ほぼひと月で使いきるのだそうだ。
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目下の悩みは「検査結果を見て、いちばん難題なのが、水分と反応率。グリは心配ないんですけどね……」と。
僕の場合、反応がよくないなと感じたら、2回反応をさせている。僕のプラントは水を使わないのだが、水分をクリアしているプラントは、減圧加温して飛ばすうえに、フィルターを使うなど徹底した工夫をしている。
プラントには毛布をグルグルかけられていた。
「ここは寒暖の差が激しくて、脱水している間に上が結露するんですよ。温度センサーをつけて、どれくらいで結露がなくなるか見たら、だいたい50度くらい。毛布一枚かけてみたら、かなり候かがあがった」とのこと。
僕がいろいろみてきて、いちばん効率的だと思うのは、二重構造にして中にお湯をまわすこと。アメリカではみんなよく断熱材をチョキチョキ切ってまいていた。それだけでも相当違うはずだ。
ちょっともったいないと思ったのはグリセリン。現在は鶏糞を作る産廃業者へ売っているのだそうだが、お金がかかってしまう。ハウスもあるそうなのでグリセリンボイラーに使えたらいいのでは。
……などなど、情報交換していたら、あっという間に1時間がすぎていった。

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ハーブで楽しいランチ

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ランチに連れていってもらったのが、北広島町にあるハーブ「天意の里(あいのさと)ハーブガーデン」。
頂いたのは、とれたてのハーブと国産の豚肉を使った「ハーブランチ」。
「豚肉のパン粉にはイタリアンパセリとバジルが入っていて、それをオリーブで焼いています。サラダにはアルカネットというお花を添えています。無農薬だから食べて頂けるんですよ」と、オーナーさん。ちなみに花屋さんの花は食べられないそう。
さすがハーブ王国、どれもハーブの香りが新鮮でとても美味しかった。
みんなで時間を忘れて楽しいランチタイム。熱いメンバーが揃いにそろって、話は尽きない!
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じつはアルカネットは夏の花で終わりかけているのだが、秋の花がまだ咲いていないのだそうだ。「秋の花も咲いていないし、いつもなら今頃栗拾いができるのに、まだ青いんですよ」と。
ここでも、気候の異常な変化による影響が顕著に表れているようだ。

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北広島町立大朝小・中学校で講演 vol.02

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講演の後は、芝生の上で、みんなにバスコファイブをお披露目。グルッと輪になってプラントの説明をした後、廃食油を注入してもらう。みんなかなりきれいな油をもってきてくれていた。
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数人の生徒さんに廃食油を入れてもらった後、生徒さんたちの熱烈なリクエストで、音楽の先生にも入れてもらう。さすが人気の先生、ノリノリでいい感じです
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美味しそうな匂いのする排気ガスを嗅いでもらったり。
「おおお〜!」「すごい!」と歓声があがり、みんな芝生にかがむようにしてごろごろと集まった。話だけではなくて、やはり実際のクルマをみて体験となって残ると、みんな目の色がかわる。いい顔をしていた!何を感じたか、みんなにもっと聞きたかったな。
最後には、生徒さんの代表ひとりを助手席に乗せて門を出ると、わぁーっと追いかけてきてくれる子供たちも。
皆さん、本当にどうもありがとう!
また会える日を楽しみにしているよ。
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北広島町立大朝小・中学校で講演 vol.01

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今日は、北広島町立大朝小・中学校へ。
この学校では環境に視点をあてた学習を進めていて、地域住民や地元「NPO い〜ねOASA」の指導や支援のもと、環境に視点をあてた学習を進めている。
今回はその一貫の「こどもといっしょに環境を考える講演会」として、招待されたのだ。
「菜の花ネットワークプロジェクト」藤井絢子さん、淡路島の岡田さん、「NPOい〜ねOASA」保田さんやスタッフの皆さんと学校へと向かった。
校庭には一面きれいな芝生が敷かれていてビックリ! 「これで校庭で遊ぶ子供が増えたんですよ」と校長先生。最近は芝生を取り入れる学校が多いのだそうだ。小さな虫を狙って、ツバメ何羽もヒュンヒュン芝生の上を飛び回っていた。
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小学生90名、中学生90名。先生も含め、約200名が体育館に集まった。
世界一周のスライドトーク・映像に、はじめはきょとんとしたり、静かに真剣な眼差しで聞いていた子供たち。もうちょっと打ち解けたいなと思って、マイクを彼らに渡したり近寄って目を見て話をする。そしてこう聞いてみた。
「さ〜て質問です! 言葉もわからない、初めての国。現地の人に説明して廃食油をもらうには、どうしたらいい? みんなならどうする?」
みんなちょっと考えて「英語をしゃべれる人をさがす」「自分で天ぷらを作ってから、それを見本にする」「絵で説明する」 などなど答えてくれた。
「いいアイディアは、使わせてもらうよ〜」とやりとりしているうちに
子供たちの表情も、だんだんと和らいでくる。
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子供たちから出た質問は
「BDFはスタンドで買ったら1リットルいくら?」「この車の値段はいくら?」「地球一周でどれくらいお金がかかった?」など。
「油1リットルでどれくらい車は走れるの?」という質問に、僕はこう答えた。
「走る距離は、念力が通じるんだよ! 」と。その瞬間、どどっ笑いがおきた。そうだよね、けどそれはうそじゃないんだ。
「自分が苦労して作った燃料はとても大事で気持ちが入る。だから、目的地までたどり着けるように燃料を大切に走るし、届いてくれ〜と願う。そうすると、不思議に届くものなんだ。人間の想いがあるのとないのとでは、違うんだね。事実、目的地に入ったところでちょうど燃料が尽きたことが何度もあったんだよ……」と。
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講演の最後、保田さんは染みこむような温かい広島弁で、熱くみんなに問いかけた。
「……みんなにはチャレンジ!冒険!その精神をしっかり身をつけてほしい。山田さんが油をそれぞれの国でもらうじゃん?それは全部人と人の繋がりなんだ。ここにみんなが集まってお話できたのもその繋がりがあったからなんだ。みんな、これから社会人になって、自らひとつづつ何をしなきゃいけんかきづいてほしい。ひとりひとり自信もってやらにゃいけんよぅ!」と。

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