Bio-DF40の バイオディーゼル燃料精製システム
1. 廃食油のフィルタリング(不純物を取り除く)
2.1次フィルターを通して廃食油を反応タンクへ移す
3. 反応タンク内を真空にして廃食油を加温し、水分を蒸発させる
4. 触媒を混ぜ反応させる (メタノール & 水酸化カリウム)
5. 反応終了後、グリセリンを取り除く
6. バイオディーゼル燃料から減圧加温してメタノールを除去
7. バイオディーゼル燃料を遠心分離器にて不純物、グリセリン等を除去
8. イオン交換樹脂を通して残留グリセリンとカリウムを除去
9. カーボンフィルターにかける
10.ペーパーフィルターにかける
このBio-DF40は、アルカリ触媒法によりバイオディーゼル燃料を精製する小型プラントです。しかし、このシステムの大きな特徴は水を使わないドライフィルター方式を採用しているところです。というのも車というスペースが限られた中で精製すること、アフリカなどで水が手に入らない場所でも精製できること、洗浄後の排出処理問題などを考慮したためです。そこで遠心分離機やイオン交換樹脂、その他のフィルターを使い、スペースを取らない持続可能なフィルターシステムを考えました。
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