夢のサンフランシスコ

雪の天気を押して走ったのには、もうひとつ理由があった。バークレーで今日イベントがあり、廃油を貯めて待っていてくれる人たちがいるからだ。サッチンの友人ハルエと彼女の友人ノーリーンが仕切ってくれている。
シャスタ山からの道すがら、霧の中に美しい山や谷を見た。ほんとうはゆっくりシャスタを感じていたかったのに・・・
残念、また改めて来る事にしよう。
午前10時50分、バークレーまであと4”50マイル弱というあたりで、またしても燃料切れのランプが!こうなると3人とも、怒ることも落ちこむこともできず、「ははは・・・、ランプがついてからどれだけ走るか実験しよう。」なんて呑気なことを言ったりして。エンプティのランプが点いてから94kmのところでエンジンは止まった。
やむを得ず、化学反応は済んでいるがフィルターをかけてグリセリンを取り除く前の燃料(本来グリセリンはエンジンをいためるので、できるだけ取り除きたい)を給油することにした。タブーに手を染める時ってのは、こんな気持ちなのだろうか。
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イベントは1時からだったが、どうにか間に合った。打ち合わせもセッティングも、ばたばたと40分ぐらいでやったけれど、でも間に合ってよかった。土砂降りの中、何人もの人たちが油を持ちよってくれた。感謝だ。
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夜はサッチンの親友、ハルエの家に泊めてもらった。僕らは廃油の精製に加え、日記や写真の整理、ウェブのやり直しなどやりたいことがたまっているので、ここにしばらくお世話になることになりそうだ。
廃油回収量 52L
走行距離  443km
お世話になった人たち:ハルエ、ノーリーン、キム、セシル、ベン、シャロン、レイ、ジャメル、レーシー、ウェス、ナオミ

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