ラリーチーム、TLCとの再会

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6月21日(土)晴れ 45℃
ワルザザートを朝出発して、カスパ街道を南東に向かってひた走る。ここはアトラス山脈となにもない乾燥地帯の砂漠との入り口だ。昼になると気温は40℃を越え、さらにあがってくる。延々、ガレ場の丘を登ったり,砂丘がみえりと変化のあまりない道を行く。
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エルフードの入り口に午後6時ころ着いた。ガソリンスタンドにある洗車場でバスコファイブを洗車してもらう。(30ディラハム)
さっそく、トヨタ車体が拠点にしているホテルに直行。午後7時無事到着。ホテルの裏のガレージに見慣れたランクルが停まっている。横のガレージにはテスト用車両ランクル200が置いてあり、ガレージの中にはエンジニアの小川さんや三浦くんが出てきた。
そして森監督、三橋くん、他のメカニックらの懐かしい面々も集まってきた。2007年は、僕もこのチームのドライバーとしてハンドルを握らせてもらっていただけに懐かしさがこみ上げる。
今日は一仕事終えて夕食前だというのにメカの小林さんがコンピューターを持ってきてくれ、アメリカでトラブった原因をみていただく。エンジンのコンピューターには問題は記録されていなかったがブレーキのコンピューターに異常があったという記録が残っていた。エンジンコンピューターとブレーキのコンピューター間で情報が途絶えたことでブレーキ側のコンピューターが異常と判断してエンジン側のコンピューターを制御した結果、エンジンの回転数を制御したらしい。それでインジケーターランプが点灯してスピードが上がらなくなったのだろう。
小林さんとラリーのチーフメカニックのフィフィが最後まで車の異常について調べてくれた。本当にありがたい。現状ではエンジンに問題はみられず正常だということがわかった。心配していた噴射ノズルのつまりからエンジンの異常という兆候は今のところみられない。さすがランクル。
チームに別れを告げ、今度はこの日の宿泊を捜さなければならない。いくつかホテルによったが1500から2000ディラハムを超す値段の高さなのであきらめ、キャンプ場に行ってみる。そこはだれもいないただのグランドという感じなのでやめる。近くのホテルでなんとか600ディラハムで交渉が成立、車もガレージにおいてもらえるということでエルフードの南にある「ホテル・サラーム・エルフード」に泊まることにした。
夜、電源を借りてイオン交換樹脂をまわっしぱなしにして寝る。
走行距離:375km
廃食油:3リットル
お世話になった人:チームランドクルーザー・トヨタオートボデーの皆さん(トヨタ車体)

カテゴリー: africa パーマリンク

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