ついにモスクワ到着!

IMG_8481.JPG
8月25日(月) 曇り時々雨 今朝20℃、午後18℃
朝8時、バイオディーゼル燃料をプラントから車に給油する。昨日の国境ではすでにエンプティランプがついていて、けっこうガス欠寸前だったのだ。国境でプラントを出して給油するわけにもいかず困っていた。ホテルで朝食をとり、モスクワに向けて9:40に出発した。
昼にトラックドライバーが寄るようなカフェ兼食堂で車をとめる。そこのおかみさんは化粧が濃く、ふくよかな体つきが印象的だった。メニューはあったが、ほとんど今出せる物はないと言われ、しかたなくピロシキとホットドックのようなものとスープを頼んだ。お茶にスプーンがついてこなかったのでスプーンを頼むと、スプーンはないと言う。「日本は先進国で豊かな国だけど、ロシアは物がなく貧しい国なんです」と言われ、大国ロシアでバブルなモスクワに近いところでも日本に対してそんなイメージで見てるのかと思うと考え深いものがあった。さらに廃食油を尋ねると油は使い切ってないそうだ。やっぱりロシアで廃食油を探すのは難しいようだ。
バイオディーゼルカーの話をしたので、おかみさんが見たいという。外に停めてある車のところに行きプラントについて説明することになった。リヤハッチを開けて説明しているとあっと言う間にまわりにいたトラックドライバー達が集まり、とても興味深くいろいろ質問される。特によく聞かれるのはこのプラントはいくらするのか?というのが多い。また、水で走る車や電気自動車のことを知っているという話も出た。水で走る車の話は他でも時々聞いた覚えがある。結構、そういった新しい燃料の車に興味があることがわかる。
途中でガソリンスタンドでタイヤに空気をいれようと止まったところ、アメリカ製のトラックで走っているベラルーシ人がやってきてプラントについて色々聞いてきた。Biodiesel燃料についてテレビで見たそうだ。燃料にとても興味を持っているという。以外とバイオディーゼル燃料について知っている人はこちらの国でもいるようだ。
IMG_8470.JPG IMG_8468cx.JPG
夜6時ごろモスクワの南部に到着した。ルート上にある「一番星」と言う日本食レストランにたちより油をわけていただく。すでに話は伝わっていたので、話は早く貯めておいていただいた60リッターをさっそくいただく。続いて一番星3号によらせていただくと、なんと80リッターも貯まっていてビックリ。一番星のみなさんありがとうございます。
雨が降ってきて,モスクワの中心部は大渋滞で全然動かない。キエフ出発のぎりぎりまでモスクワの滞在先が決まっていなかったが、ユーリの紹介でダカールラリードライバー、コンスタンチンがガレージを貸してくれることになった。彼のガレージに着いたのは夜の10時になっていた。10キロほど進むのに2時間ぐらいかかったことになる。今日の宿泊地に着いたのはおよそ11時、近くのイタリアンレストランで遅い夕食をとる。
※注:この日と昨日のユースケが撮影した写真は、保存したハードディスクのトラブルで取り出せず、写真をお見せできません。一番星のみなさんすみません。もう一度油をとりにうかがったときに改めて撮影させてください。
距離:546km
廃食油:140リットル
お世話になった方:一番星2号店–Gerasimovsergey Anatolyevych(店長)、一番星3号店–VinogradovOleg Alexandrovych(店長), Lyudmila Mandjieva-maneger, Andranik Sarkisyan (コック)、Konstantin Mesheryakov, Alexandr.

カテゴリー: russia パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です