滝の湯で燃料精製

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今日もいい天気。
昨日から天童温泉「ほほえみの湯 滝の湯」にステイさせて頂き、引き続き車を展示しながら、燃料を精製している。走りながらできる精製もあるけれど、今日の作業は、電源を確保できて、地面が平らで、雨風がしのげるところがベスト。でもなかなか旅の中ではそうもうまくいかない。すべてが揃っていて広々としたこの滝の湯さんの空間は非常にありがたいのだ。
昨日は時間がなくて暗くなってしまったのだが、今日は車に積んでいるパネルを並べることに。
朝のチェックアウトの時間が近くなると、たくさんのお客様が玄関を通って、大きな観光バスへと乗り込んでいく。皆さん「このクルマは何だ!?」という目線を送りながらバスへ向かう。中には立ち止まってじっくり見ていかれる方もいる。
着物を着た女性スタッフの皆さんと少しだけお話する機会があった。みんな目をまん丸にして驚きながら「韓国には行かれましたか?」と。世界一周ではまだ韓国へは行っていないが、じつは韓国のNPOから依頼があり、来月講演をしに行くことになっている。そのことを伝えるとひとりのスタッフから「じつは私は韓国出身なんです! 私も連れていってほしいな〜!」とにっこり。こういった出会いはすごくうれしいものだ。韓国行きも非常に楽しみだ。
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……と、社長の山口さんも、わざわざクルマを見にきてくださった。このプラントの細部や、世界のバイオディーゼル事情など、説明ひとつひとつに静かに時間をかけて耳を傾ける山口社長。聞けばこちらの宿は、上から課題を出していくのではなく、スタッフが勉強したいことはどんどん自分たちで進めてチャレンジしていきなさい、という方針なのだそう。社長さん自らも忙しい合間をぬって、わざわざ時間をとって見にきて頂いたのだった。BDFの精製と利用も、近い将来さらに進化していくのだろうな。
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吉田さんと昼食をご一緒し、その後「広重美術館」へ。広重とは、かの有名な浮世絵を描いた歌川広重。じつは天童と広重は深いご縁がある。そのため生誕200年にあたる平成9年に、広重美術館が誕生したということだ。
じつは「ほほえみの宿 滝の湯」とこの美術館は同系列にあり、昨日講演に来て頂いた環境衛生委員会の一人、梅澤さんがここの学芸員をしている。ぜひともお話を伺いたい! と思い、展示を見に行くことにした。

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