我々の精製機と同じ水洗浄しないでBDFを精製するプラントを販売している「グリーンライン」という会社をたずねた。比較的新しい会社のだけれど、各部署の責任者たちは熱心だった。アルジー(藻)からバイオディーゼルができるというのは、BDF関係者のなかでは今持ちきりの話題のひとつなのだけれど、彼らもその開発の行方には興味津々という感じで話が合った。
午後2時半、UBバークレーの大学院生マイクと会うべくバークレーへ。僕らのために廃油を持っている人を紹介してくれるという。ランディは、廃材を生かした改装を薦める建築デザイナーだ。自分のVWジェッタをSVOつまりフィルターにかけた廃食油で走らせている。集めすぎて困っているというので、手動ポンプを使ってたくさん廃油を(それもフィルターを通したきれいな!)いただいた。外で話していると、バークレーはさすがグリーン活動のメッカ、多くの人が足を止めて質問してきたり、情報提供をしてくれた。
バンクロフトホテルも協力してくれた。
学内の新聞も取材に来てくれてた。
B・E・A・Rという学生のバイオディーゼルクラブに所属する学生とも出会った。
犬も歩けば・・・とは例えが悪いが、ここはさすが全米で初めて公共交通機関にバイオ燃料(B100)を使用した町だ。話しかけてくる人たちの、勢いがちがう。
廃油回収 165L
走行距離 77km
お世話になった人たち:ピーター(グリーンライン)、マイク(UCバークレー)、ランディ、アダム、ケリー、デリック、スカイラー